探蝶逍遥記

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アサギマダラの産卵行動探索・その2(11月中旬)

 前回失敗に終わった(クリックでジャンプ)産卵シーン撮影のリベンジマッチに行ってきました。この日も、快晴ほぼ無風のコンディション。林道起点近くにあるアズマヤマアザミは完全に枯れていて、アサギマダラの姿が全く見えません。ちょっとガッカリしながら標高を上げると、1頭がフワフワと林道を横切りました。但し未だ産卵行動には至らない時間帯らしく、そのまま姿を消しました。前回の反省から、産卵時間帯を午前10~11時頃と予測し、一番産附卵数の多いキジョラン群落に午前10時迄に到着し、母蝶を待ちます。しかし、正午を過ぎてもアサギマダラは姿を現しません。どうやら個体数が前回(10月下旬)よりも減少している印象です。待機途中、我慢できず、ちょっと別のポイントへ移動。日光浴している♀個体に出会いました。

+++画像はクリックで拡大されます(モニター環境に依存)+++
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D500-34VR(トリミング),ISO=640,F8-1/800,撮影時刻:11時18分

 前翅の浅葱色部分には円形の染みが目立ちます。恐らく夏眠中に生じたものでしょう。気温が高めなので、開翅は持続せず、すぐに翅を閉じてしまいました。
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EM12-Z12,ISO=200,F3.5-1/640,撮影時刻:11時24分

 結局、この個体も産卵挙動を示さずガックリ。元のポイントに戻り正午過ぎまでランチを取りながら待機。しかし、母蝶は1頭も現れません。またぞろ我慢できず、このポイントを離れてやや標高を下げた地点で、明らかな産卵挙動を取る♀個体を発見。時間は12時40分頃でした。但し残念ながらこの個体も近くにあったキジョランへの産卵は実現せず、森の奥に姿を消しました。再度元のポイントに戻り待機したのですが、午後1時半頃からドン曇り状態になったので、午後2時過ぎに撤収しました。
 キジョランポイントで母蝶を待機する時間を利用して、キジョランの葉捲りもしてみました。前回時点で見出した卵はほぼ孵化したらしく、新たに10卵ほどを見出し、幼虫も数頭発見。10月下旬から11月初・中旬までコンスタントに産卵行動をしていることが示唆されました。捲った葉裏の画像です。最初は幼虫と卵(矢印)が付いていた葉。
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EM12-Z12,ISO=200,F5.6-1/25,外部ストロボ、撮影時刻:12時09分

 幼虫は恐らく2齢。次に単独幼虫を見出した葉裏です。
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EM12-Z12,ISO=200,F5.6-1/25,外部ストロボ、撮影時刻:12時10分

 こちらも2齢でしょう。このような葉裏画像を撮る際、バリアングルモニターは大変便利ですね。前回訪問時、1つの葉裏に3卵も産附されていた葉には卵が全て消失しておりました。
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EM12-Z12,ISO=200,F5.6-1/60,外部ストロボ、撮影時刻:12時12分

 アサギマダラ初齢幼虫は孵化後、卵殻を全て食切るので、孵化したのは間違いありません。但し、3頭の内、少なくとも1頭は卵が付いていた葉を食べる筈で、全て消失したのは、捕食者に食べられた可能性が高いと見ました。集中的に産卵されるポイントは、当然外敵にとっても狙い目のポイントになるのでしょうね。

 結局、この日も産卵シーン撮影は失敗。再リベンジをしたいのですが、流石に12月に入ってからは産卵シーンに出会う確率を減るでしょうから、今年はちょっと諦めかも・・・。今回、運よく正午過ぎに産卵行動を目撃したので、産卵時間帯はやはり正午前後と睨みました。長時間待機したポイントでは、確率的に母蝶に出会えなかった事が敗因なのでしょう。来秋季にチャレンジする際は、もう少し時期を早め、個体数の多い10月中旬頃狙うのもありかなと思っている次第。
by fanseab | 2018-11-25 20:16 | | Comments(2)

アサギマダラの産卵行動探索(10月下旬)

 新生蝶の観察もそろそろ終盤。♀産卵シーンのチャンスも、ヤマトシジミやベニシジミ或いはヒメアカタテハに限定されてきました。そんな事をボンヤリと考えていたら、突然思いつきました。「そうだ!アサギマダラを見に行こう!」、この時期、まだ産卵シーン観察のチャンスがあると聞いていたからです。向かったポイントは東京都下の低山地。標高は概ね200m。ブログ仲間のTGさんにお願いして情報開示をして頂きました。
 当日は快晴無風で絶好のコンディション。現地には9時30分着。のんびりと林道を歩き始めると、直ぐにアズマヤマアザミ(Cirsium microspicatum)で吸蜜中の個体を発見。

+++画像はクリックで拡大されます(モニター環境に依存)+++
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D500-34VR,ISO=800,F4-1/1250,-0.3EV、外部ストロボ、撮影時刻:9時43分

 この個体含め出会ったのは全て♀。延べ8頭ほど確認できました。それなりの個体数なので、産卵シーン撮影の期待が持てました。でも流石にこの時間帯はヒンヤリとしていて産卵行動には入らないと見て、キジョラン群落の場所まで先回りして環境の確認。恥ずかしながら管理人はキジョランをじっくり観察するのは、これが初めて。葉の面積が想像以上に大きいのにビックリ。
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TG4@5.5mm,ISO=200,F2.3-1/125,内蔵ストロボ、撮影時刻:10時11分

 管理人の掌を一回り小さくしたサイズです。少し葉捲りをしたものの卵・幼虫は発見できず。林道をもう少し歩いて別の群落探しです。キジョランの分布は局地的で、この林道でも東向き、かつ急斜面に限定して生えていました。この時期、朝方から11時頃まで陽射しが当たるものの、午後は完全に日陰になるような環境を好むようです。キジョラン葉上には、円形にくり抜かれた特徴の幼虫食痕が沢山見つかります。
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TG4@5.5mm, ISO=100,F2.3-1/100,内蔵ストロボ、撮影時刻:10時42分

 幼虫は基本的に葉裏生活者で、孵化直後は舐め食い状態。そのうち円形に切り抜くような食痕を付けていきます。この画像では右上に①舐め食い跡、左上に②円形線状食痕、中央左下に③円形刳り抜き食痕、の3形式の食痕が同時に観察できます。幼虫は不在で、恐らく前世代の幼虫が残した食痕なのでしょう。暫く探索し、更に何株かを葉捲りをしてようやく1卵(矢印)を発見!
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TG4@5.5mm, ISO=100,F2.3-1/30,内蔵ストロボ、撮影時刻:10時50分

 真っ白な紡錘形で、シロチョウ卵とよく似ています。面白いもので1卵発見できると、連続して卵も幼虫も発見できました。卵と初齢幼虫(恐らく)のツーショット画像です。
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TG4@18mm(トリミング), ISO=100,F4.9-1/100,内蔵ストロボ、撮影時刻:10時57分

 2齢幼虫と思しき個体も発見。
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EM12-Z60(自動深度合成+トリミング), ISO=64,F5.6-1/30,外部ストロボ、撮影時刻:11時41分

 体長は6.5mm。微妙に動くので深度合成に一苦労しました。ウロチョロ探索して、どうやら母蝶が集中的に産卵するポイントの特徴が見えてきました。低い位置の葉を好む傾向もあるようです。そうした直感をベースに捲った葉がこちら。
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EM12-Z60, ISO=200,F5.6-1/40,外部ストロボ、撮影時刻:12時58分

 林道路面から30cm高さにある2枚の葉(#1,#2)です。葉#1を捲ると、何と3卵も付いておりました。
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EM12-Z60, ISO=200,F5.6-1/40,外部ストロボ、撮影時刻:12時57分

 この画像には葉#2にも産み付けてあった1卵(矢印)がピンボケ状態で写っています。この画像からもよく分かるように、卵はキジョランの葉の縁から凡そ2cmほどの距離に産附されています。母蝶が葉縁に止まって腹端を延ばすと、丁度この位置に来るのでしょう。従って卵探索の際、葉を捲る時は葉の縁を掴んではいけません。誤って卵を握りつぶす可能性があるからです。葉柄部を掴んで慎重に裏返す配慮が必要です。葉#1の2卵塊を拡大してみました。
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EM12-Z60(自動深度合成+トリミング), ISO=64,F5.6-1/50,外部ストロボ、撮影時刻:12時55分

 肉眼で見た感じと同様、本当にシロチョウ卵と雰囲気が似ています。高さは1.8mm,最大直径は1.2mm。やはり大きな卵だと思います。地表近くの葉に産附された事例をもうひとつご紹介しておきます。これがその葉。
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EM12-Z60, ISO=200,F5.6-1/40,外部ストロボ、撮影時刻:12時58分

 裏返すと2卵(矢印)付いておりました。
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EM12-Z60, ISO=200,F5.6-1/40,外部ストロボ、撮影時刻:12時58分

 この日は結局10卵、幼虫5頭を確認。ところが、肝心の産卵シーンはチャンスが全くありませんでした。時間帯は正午前後と睨んでキジョラン群落の近くで♀の登場を待機したのですけど、正午頃、一度現れた個体は全く産卵の気配を見せずに飛び去っていきました。天気が良いのにちょっと残念でした。この日は最高24℃まで気温が上がっており、ひょっとすると、産卵時間帯が1時間以上前倒しになった可能性もあります。11月に入っても未だチャンスがあると思われますので、再チャレンジしたいと思います。今回の観察について情報提供頂いたTGさんとは、なんと現地でバッタリ遭遇。色々と情報交換をしながら楽しい撮影談議ができました。この場を借りて御礼申し上げます。
by fanseab | 2018-11-04 20:36 | | Comments(2)

多摩川縁でお散歩撮影(9月上旬)

 出歩くのも嫌になる酷暑がようやく去って、多摩川縁を散歩する気力が出てきました。この時期、アカボシゴマダラ♀がエノキで産卵するシーンもよく見かけます。そろそろ第3化のシーズンでしょうかねぇ? ここはヨウシュヤマゴボウを背景に季節感を出してみました。

+++画像はクリックで拡大されます(モニター環境に依存)+++
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D500-34VR(トリミング),ISO=800,F8-1/800、-0.3EV,外部ストロボ,撮影時刻:11時39分

 アズマネザサの上に新鮮なコミスジ♀を発見。曇り空の絶好の撮影条件なので、じっくり撮影。先ずはストロボ使用。
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D500-34VR,ISO=1000,F8-1/320、-0.3EV,外部ストロボ,撮影時刻:11時55分

 背中の金緑色の輝きはいつ見てもワクワクします。しかし、画面右端の枝が邪魔!次は自然光で。
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D500-34VR,ISO=1000,F5.6-1/800、-0.3EV,撮影時刻:11時57分

 光の回り具合は抜群に良いのですが、右後翅右後方にある葉先の枯葉がまた邪魔をしました。なかなか思い通りに描けませんね(^^;
 明るい土手ではモンキチョウが求愛ダンス。思わずレンズを向けました。
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D500-34VR(トリミング),ISO=2500,F8-1/4000、-0.3EV,撮影時刻:12時05分

 秋口はヤマトシジミの個体数も非常に多いです。すぐに交尾ペアを発見。
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EM12-Z60(トリミング),ISO=64,F2.8-1/1000,撮影時刻:14時06分

 強風に揺らいでいるので、結構撮影に苦労しました。河川敷は殆どクズで覆い尽くされています。クズの葉上を高速で飛ぶシジミは、やはりウラナミシジミでした。クズの花穂の周辺でスピードを緩めて♀探し。
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EM12-Z60(トリミング),ISO=500,F3.5-1/4000,撮影時刻:14時07分

 この子が多摩川縁を飛ぶのを見ると秋の到来を実感できます。メドハギの群落では、キタキチョウ♀が産卵行動。今回は産卵シーンではなく、その前後での飛翔シーンに重点を置いて撮影。
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EM12-Z60(トリミング),ISO=1000,F3.5-1/4000,撮影時刻:15時07分
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EM12-Z60(トリミング),ISO=1000,F3.5-1/4000,撮影時刻:15時08分

 この時期は、夏型と秋型が混在して飛んでいます。アップした個体は擦れが目立つ♀。2枚目矢印は既に産卵されたキタキチョウの卵です。多摩川の堤防は8月の上旬に定期的草刈りを受けて丸坊主状態になりましたが、今は緑濃い状態。ワレモコウの穂も色づいてきました。
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EM12-Z12,ISO=200,F3.2-1/640,撮影時刻:15時40分

 ワレモコウは多摩川縁ではやや珍品の部類に属します。北向きの急斜面に多いのは長野県あたりの里山と同じ状況です。ゴマが飛んでいたらなぁ~・・・といつも思います。
by fanseab | 2018-09-18 22:12 | | Comments(0)

アゲハの産み分け産卵(8月下旬)

「産み分け」と言っても、母蝶が♂と♀を産み分ける話ではありません。そんな事をしたら、適正?性比が保持できませんからね。さてまだ酷暑が残る昼下がり、拙宅庭先へアゲハが産卵にやって参りました。拙宅にはミカン科のホストとして、サンショウ、カラスザンショウ、コクサギを植えております。通常はサンショウかカラスザンショウに産み付けますが、この日は先ずコクサギに産みました。

+++画像はクリックで拡大されます(モニター環境に依存)+++
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D500-34VR,ISO=4000,F8-1/1250,-0.7EV,撮影時刻:12時53分

 過去にこのコクサギ葉上から中齢幼虫を見出したことがあり、アゲハが産卵した事実はあったものの、産卵現場を現認したのはこれが初めて。貴重な画像になりました。証拠画像も撮りました。矢印が卵です。
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D500-34VR,ISO=500,F8-1/800,-0.7EV,外部ストロボ、撮影時刻:12時59分

 中脈上に産んでいます。この後、母蝶は繰り返し産卵場所を探索しながらフワフワと舞い飛びます。探索の過程で、フジバカマの葉にまで前脚連打をしております。
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D500-34VR,ISO=500,F8-1/800,-0.7EV,外部ストロボ、撮影時刻:12時54分

 実は左下に顔を覗かせているのはカラスザンショウの葉。柑橘系の臭気が隣に植えられているフジバカマにまで伝わっているのでしょうか。今度はそのカラスザンショウに産卵。
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D500-34VR(トリミング),ISO=900,F8-1/1250,-0.7EV,外部ストロボ、撮影時刻:12時55分

 母蝶の周辺の葉上には若齢幼虫が合計6頭確認できます。葉数と幼虫頭数の比は明らかにアンバランスで、すぐに餌が尽きてしまうでしょうね。母蝶は更に探索飛翔を続けた後、サンショウにも産み付けました。
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D500-34VR(トリミング),ISO=2000,F8-1/1250,-0.7EV,外部ストロボ、撮影時刻:12時57分

 腹端の右横、葉裏に2個の卵が見えています。通常アゲハの産卵形式は葉上ですので、例外的な産附方式でしょう。同時に2個産み付けたのか、時間間隔を置いて産卵したのかは不明です。こうして、この母蝶は僅か4分間で、サンショウ、カラスザンショウ、コクサギの3種ホストに卵を「産み分け」たのです。これまでコクサギを除いた2種ホストについては、個別の産卵場面を観察・撮影した経験がありますが、同一時間帯で3種にも「産み分け」した場面に出会ったのはこれが初めて。少し得した気分になりました。
by fanseab | 2018-09-13 21:20 | | Comments(2)

ルリタテハの産卵(8月中旬)

 拙宅近くにホトトギスの植え込みがあり、時々ルリタテハの幼虫が付いているのをこれまで経験しています。蒸し暑い日の午後、そこにルリタテハがやって来ました。明らかに♀の産卵行動。運よくカメラの持ち合わせがあったので、嬉々として撮影。

+++画像はクリックで拡大されます(モニター環境に依存)+++
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D500-34VR(トリミング),ISO=1400,F8-1/800,-0.7EV、撮影時刻:13時55分

 少し見難いですが、右脚先に産附済の1卵が見えています。どうやら、葉表・裏関係なく、産んでいるようです。この後、腹端も写し込むアングルを期待したものの、コンクリート上で暫し休憩モードに。
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D500-34VR(トリミング),ISO=1400,F8-1/800,-0.7EV、外部ストロボ、撮影時刻:13時57分

 この後、様子を覗っていたのですが、産卵モードを再開せずに、諦めました。これまで本種の産卵シーンは全て、越冬明けの春先にサルトリイバラで写したもの。夏場、それも園芸種のホトトギスへの産卵シーンは初体験で、チョッピリ満足感を味わえました。
by fanseab | 2018-09-04 21:46 | | Comments(2)

ゴマシジミ(8月上旬)

 アカセセリの産卵狙いで訪れた場所は、ゴマシジミの超有名ポイント。厳重な管理状態で保護されているものの、カメラマン数の多さに躊躇して、近年は遠慮して訪れておりませんでした。数えてみると、何と8年振りの訪問になります。滞在した2日間は、いずれもスカッ晴れで、最高気温34℃に到達する悪条件。しっとりしたゴマシジミを撮影しようとした目論見は全てオジャン。トホホ・・・(^^;
先ずは♂の飛び出しシーン。

+++画像はクリックで拡大されます(モニター環境に依存)+++
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EM12-Z60(トリミング),ISO=500,F2.8-1/4000,撮影時刻:15時23分

 こちらは、今回新たに見出したポイントでの撮影。羽化直だと思われ、未だ飛翔能力を獲得していない個体。今回出会ったゴマのなかでも、一番ブルーが載った個体でもありました。次はワレモコウの穂からの飛び立ち。
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EM12-Z60(トリミング),ISO=500,F4.5-1/4000,撮影時刻:9時24分

 信州が誇る俳人、小林一茶が仮に蝶屋だったとしたら、こちらの個体を見て、「青さも中ぐらいなりゴマの♂・・・」と詠んだのでしょうか。次は♀の飛翔。ワレモコウの穂を縫って飛ぶ様子を正面から捉えてみました。
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EM12-Z60(トリミング),ISO=500,F4-1/4000,撮影時刻:13時47分

 求愛飛翔もそれなりに目撃しましたが、置きピン位置に苦労して納得の行く画像はありません。唯一まずまずと思われたショットをアップしておきましょう。
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EM12-Z60(トリミング),ISO=800,F3.5-1/4000,撮影時刻:8時49分

 朝方の斜光線下を飛ぶ雰囲気は上手く表現できましたが、逆光の強い陽射しで、しっとりとした翅表の表現は全くできません。先を飛ぶ♀は翅表基部に僅かにブルーが載った個体。♂♀共にブルー鱗粉の載った求愛シーンを一度撮ってみたいものです。

 さて、二日目の明け方、結構強い驟雨がありました。雨露を纏ったゴマを期待して朝方のゴマも探索してみました。期待に反して撮れたのは次のショットのみ。
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D500-34VR(トリミング),ISO=1400,F6.3-1/1000,-0.7EV、撮影時刻:7時25分

 朝方でも既に気温が上昇しつつあり、結構ゴマは敏感でカメラマンの気配ですぐに飛び去ってしまいます。この画像は、もう少し露が大きければ雰囲気が出たのでしょうけどねぇ。残念でした。スカッ晴れ状態なので、自然状態での開翅は皆無に近い状態。何とか撮れたのは次の一枚。
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D500-34VR(トリミング),ISO=200,F5.6-1/800,-0.7EV、撮影時刻:7時51分

 足元の状態が悪く、正面側に回り込めませんでした。次は、お約束の♀産卵シーン。
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D500-34VR(トリミング),ISO=500,F8-1/1000,-0.7EV、撮影時刻:9時40分

 この子も裏面の黒さから想像できるように、翅表はほぼ漆黒。広角でも撮りました。
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EM12-Z12,ISO=64,F4-1/640,撮影時刻:9時46分

 このワレモコウ株は♀達に大変お気に入りらしく、複数頭の♀が入れ替わり産卵に訪れていました。熱中症を心配しながらのゴマ撮影も、やはりこの時期しか味わえない楽しみですね。折角信州に来たので、2日目の昼はちょっと豪華に天麩羅蕎麦大盛りを奮発。
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TG4@4.5mm,ISO=64,F4-1/640,撮影時刻:9時46分

 蕎麦はもちろん、山菜の天麩羅も絶品。何気に付いている瓜の漬物も涙の出る位旨かったです。今年初めての信州遠征は、お蔭様で、とても楽しく過ごすことができました。現地で出会ったカメラマンの方、色々とお世話になりました。
by fanseab | 2018-08-29 21:31 | | Comments(0)

トラフシジミ卵の拡大像(8月上旬)

 アカセセリを追跡していたポイントで、同行したMさんがハギに産卵しているトラフシジミ♀を見つけてくれました。慌てて近寄った時は既に産卵を終えていて、産卵シーンはゲットできず。幸運なことに、産卵位置をMさんが記憶していたので、拙宅に持ち帰り、超拡大像を撮影してみました。

+++画像はクリックで拡大されます(モニター環境に依存)+++
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EM12-P1442@42mm-P14R(16コマ深度合成+トリミング),ISO=64,F5.6-1/50,外部ストロボ

 蕾の集合部隙間に産み付けられています。このような産卵形式だとストロボ光を上手く回し込めず、かつ全体像を把握するのが困難ですね。青味を帯びた翡翠色で、直径0.56mm、高さ0.32mm。ヒメシジミ亜科などの卵に有する網目構造とよく似ています。トラフも場合によっては、もう少し撮影しやすい産み方をするでしょうから、再チャレンジしたいと思います。この現場とは別にハギの葉陰で休んでいる♀も見つけました。
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TG4@11mm,ISO=160,F3.6-1/60,内蔵ストロボ、撮影時刻:11時04分

 産卵前後では暑さを避けるため、こんな場所で、休息しているのでしょう。今回の産卵現場を押さえて頂いたMさん、有難うございました。
by fanseab | 2018-08-25 17:29 | | Comments(0)

ミスジチョウの産卵と若齢幼虫(8月上旬)

 ムモンアカ撮影ポイントは渓流近くにあり、そんな環境もあってか、生き残りのミスジチョウ♀の産卵行動を観察できました。

+++画像はクリックで拡大されます(モニター環境に依存)+++
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D500-34VR(トリミング),ISO=640,F8-1/250,-0.7EV、外部ストロボ、撮影時刻:10時29分29秒

 ミスジチョウ産卵シーンは過去に撮影済ですが、いつも込み入った場所に産むので困ります。この絵では何とか腹端まで表現できました。産み付けた卵も同時に表現するのは至難の業ですね。場所を変えての産卵。
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D500-34VR(トリミング),ISO=640,F8-1/250,-0.7EV、外部ストロボ、撮影時刻:10時29分41秒

 露出設定が明らかにオーバーで、色相が不自然なものになってしまいました。ここまでボロボロだと本当に哀れに思ってしまいます。残念ながら遠距離での撮影になったので、卵の発見はできませんでした。この後、ここから直ぐ傍に高さ2m程のカエデ類を見出しました。その環境画像です。
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TG4@4.5mm,ISO=200,F2-1/800,-0.7EV、撮影時刻:10時49分

 やや日陰にある中央の株です。ここを調べると、2頭の若齢幼虫を見出しました。最初の1頭。
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EM12-Z60(トリミング),ISO=400,F5.6-1/80,外部ストロボ、撮影時刻:10時45分

 体長8mmほど。2もしくは3齢幼虫と思われます。主脈を残して両サイドに枯葉も残すNeptis属若齢幼虫に概ね共通する食痕です。管理人は越冬態勢中のミスジチョウ幼虫を過去に観察した経験がありますが、越冬前の若齢幼虫発見はこれが初めて。チョッピリ嬉しい出会いでした。この子のすぐ傍にもう1頭いました。念のためコメントすると、主脈の先端に鎮座しているのが幼虫。
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EM12-Z60(トリミング),ISO=400,F5.6-1/80,外部ストロボ、撮影時刻:10時46分

 こちらは体長6mm。恐らく2齢。少し引き気味のショットも撮影。
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EM12-Z60(トリミング),ISO=400,F5.6-1/80,外部ストロボ、撮影時刻:10時46分

 こちらの絵の方が食痕の全体像が分かり易いですね。仮にこの小さな株に♀が産卵している場面に出会ったら、葉被りも少なく、納得行く産卵シーンが撮れそうです。
<8月25日追記>
♀産卵シーンに登場するカエデは鋸歯が全く認められないので、イタヤカエデ(Acer pictum)類と推定。更に言えば、エンコウカエデ(ssp.dissectum)だろうと思います。一方、幼虫が付いていたカエデは、オオモミジ(A. amoenum)と推定されます。いずれにせよ、間違いあればご指摘願います。

by fanseab | 2018-08-21 22:03 | | Comments(2)

アゲハの産卵(5月下旬):カラスザンショウ編

 5月15日付記事で、拙宅庭で撮影したサンショウへの産卵場面シーンをご紹介しました。ここには植え込みのサンショウ以外に、他のPapilio属飼育目的で、カラスザンショウの鉢植えも3個置いてあります。このカラスザンショウにもアゲハが産卵し、終齢幼虫まで観察した経験があります。今回初めてカラスザンショウへの産卵シーン撮影にも成功しました。

+++画像はクリックで拡大されます(モニター環境に依存)+++
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D500-34VR, ISO=4500、F8-1/1000、撮影時刻:10時34分
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D500-34VR, ISO=5000、F8-1/1000、撮影時刻:10時34分

 2枚目は尾状突起が葉被りになったのが残念。この時、合計で6卵産んでくれました。この状態では、孵化後、葉数が不足するのは明らかです。いずれ幼虫達を別の株へ移植せねばなりませんね。
by fanseab | 2018-06-05 21:13 | | Comments(2)

ウスバシロチョウの産卵行動(5月中旬)

 ウスバシロ産卵シーン狙いで、東京都下の谷戸へ。ここ数年、同一場所で♀産卵シーンを追跡しておりますが、納得行く画像が得られておりません。現地9時着。到着してまもなく、1♂が飛来。予想通りボロボロです。でも今回は♂画像撮影目的ではないので、これは余裕を持ってスル―。そのうち♀を発見。早い時は10時頃から産卵がスタートするのですが、この日は一向に気配がありません。仕方なく、ハルジオン吸蜜画像をパチリ。

+++画像はクリックで拡大されます(モニター環境に依存)+++
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EM12-Z12, ISO=64、F10-1/160、撮影時刻:10時23分

 周辺は草刈りが徹底されていて、僅かに残ったハルジオンで必死に吸蜜している姿です。この個体は左前翅外縁部に欠けがあります。同じ個体のウツギでの吸蜜も撮影。
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D500-34VR, ISO=200、F8-1/800、外部ストロボ、撮影時刻:10時14分

 ウツギの花も開き切っていているのと、高い位置での吸蜜なので、絵になりませんね。かなり黒化した♀個体も発見。
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EM12-Z12(トリミング), ISO=64、F10-1/125、撮影時刻:10時53分

 このポイントでは数年に一回、このような黒化個体を見かけます。この子はほぼ完品で、羽化時期が一番遅かったように思います。さて、ランチ休憩の後、12時半頃、1頭の♀が樹冠からフワリと地表に舞い降り、開翅日光浴を始めました。
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EM12-Z60, ISO=200、F10-1/400、撮影時刻:12時32分

 2分程日光浴した後、フワッと飛び立ち、地表スレスレ(約15cm高さ)を水平飛行し、地表に降下。水平飛行の様子です。
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EM12-Z60(トリミング), ISO=800、F4.5-1/4000、撮影時刻:12時45分

 谷戸に植えられた梅の木の木陰をウロチョロ歩き回りながら、産卵場所を探索します。
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EM12-Z60(トリミング), ISO=250、F7.1-1/160、外部ストロボ、撮影時刻:12時54分

 この画像のように腹端を曲げて、腹端を枯葉や草本類の茎などに接触させ産卵場所として妥当か?探っているようです。食草のムラサキケマンとは全く無関係の場所に産み付けるので、前脚連打行動はしていないように見えます。この絵の右側にある枯枝にぶつかると、そこがどうやら気に入った様子。
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EM12-Z60(トリミング), ISO=250、F7.1-1/160、外部ストロボ、撮影時刻:12時54分

 10秒間近く、腹端を曲げたり、戻したりの行動をしますが、どうもお気に召さない様子で、ここもスル―。その後、探索に疲れると日向に出て、①開翅日光浴、②地表スレスレの飛翔、③木蔭での探索歩行を繰り返します。22分後、↑の画像と同じ場所に戻って来て、腹端を曲げます。
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EM12-Z60(トリミング), ISO=400、F7.1-1/100、外部ストロボ、撮影時刻:13時16分

 今度こそ産むのか!と期待しますが、今回もまたスル―。ガックリです(^^; どうも腹端で探っている産卵場所はかなり条件が限定されるようです。この時観察していた梅の株周辺ではどうも好適位置がなかったらしく、小飛した後、別の梅の木の周辺をウロチョロ歩き始めました。そうして産卵行動を開始してからほぼ1時間後、ようやく産卵です!
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EM12-Z60(トリミング), ISO=400、F7.1-1/100、外部ストロボ、撮影時刻:13時27分47秒

 刈られた草本の茎の切り口付近に2卵産み付けました。別のアングルからも撮影。
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EM12-Z60(トリミング), ISO=400、F7.1-1/100、外部ストロボ、撮影時刻:13時28分17秒

 ギフチョウ同様、産卵時に体のバランスが上手く取れるか?が産卵を決定づける要因のようにも思えます。↑の画像からもわかるように、脚は産卵対象の茎を掴んでおり、更に腹端を茎に押し付ける不自然な態勢を保ちます。この時、後翅を他の草茎などにもたれさせて、体全体を安定させているように思えます。つまり、腹端で産卵対象の表面性状を探りながら、体全体を安定可能にする場所も探っているのです。このため「産褥」に相応しい場所決めに相当な時間を要しているのでしょう。産附された2卵の様子です。
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EM12-Z60(トリミング), ISO=200、F7.1-1/160、外部ストロボ、撮影時刻:13時29分

 産みたての卵は鮮やかなサーモンピンク色を示します。産卵と同時に腹端から出される粘着液も多量で、料理に譬えると、「蝦真薯の片栗粉あんかけ」そっくりです。概ね産卵後2日も絶てば、卵は白色に変化し、粘着液も乾燥収縮して跡形も無くなります。
 10分後、今度は枯草の茎に産卵。
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EM12-Z60, ISO=400、F7.1-1/100、外部ストロボ、撮影時刻:13時39分

 この時も2卵産み付けました。そして、更に3分後、結構長時間産卵態勢に入りました。
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EM12-Z60(トリミング), ISO=400、F7.1-1/100、外部ストロボ、撮影時刻:13時42分

 ほぼ葉被りも無く、腹端更には産附されたピンク色の卵まで表現できました。これまで撮影できたバシロ産卵画像の中でも最も満足すべき絵が得られてホッとしました。ここでは2分25秒かけて、合計4卵産卵。草茎への産附状況です。
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EM12-Z60(トリミング), ISO=500、F8-1/50、外部ストロボ、撮影時刻:13時45分

 画面ではピンク色の卵が3卵確認できます。もう1卵は茎の向こう側にあります。更に矢印で示した白色卵は、以前に別個体が産み付けた卵。この場所には今回撮影した卵を含め、合計7卵産附されておりました。余程条件の良い場所だったと思われます。産附場所の全景です。
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EM12-Z60(トリミング), ISO=250、F7.1-1/320、撮影時刻:13時52分

 矢印が産附位置。株直径20cmの梅の木の根際。周辺はご覧のように草刈りで丸坊主に近い状態。湿り気の残る限られた部分が母蝶にとって理想的な産褥、否、「聖地」となるようです。

 ♀が産気付いてから、ほぼ1時間半。こちらの集中力・体力も切れた所で打ち止めとしました。しかし、母蝶は管理人撤収後も産卵行動を続けていたようです。このポイントの草刈り時期がもう少し遅ければ、母蝶の産附位置もより豊富になるのでしょう。しかし、産卵シーン撮影の立場から言えば、丸刈り状態のため、草被り少なく撮影できるメリットがあります。今回は、丸刈りにした草刈り方法に感謝した次第です。
by fanseab | 2018-05-20 21:42 | | Comments(6)