探蝶逍遥記

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多摩川縁でお散歩撮影(9月上旬)

 出歩くのも嫌になる酷暑がようやく去って、多摩川縁を散歩する気力が出てきました。この時期、アカボシゴマダラ♀がエノキで産卵するシーンもよく見かけます。そろそろ第3化のシーズンでしょうかねぇ? ここはヨウシュヤマゴボウを背景に季節感を出してみました。

+++画像はクリックで拡大されます(モニター環境に依存)+++
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D500-34VR(トリミング),ISO=800,F8-1/800、-0.3EV,外部ストロボ,撮影時刻:11時39分

 アズマネザサの上に新鮮なコミスジ♀を発見。曇り空の絶好の撮影条件なので、じっくり撮影。先ずはストロボ使用。
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D500-34VR,ISO=1000,F8-1/320、-0.3EV,外部ストロボ,撮影時刻:11時55分

 背中の金緑色の輝きはいつ見てもワクワクします。しかし、画面右端の枝が邪魔!次は自然光で。
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D500-34VR,ISO=1000,F5.6-1/800、-0.3EV,撮影時刻:11時57分

 光の回り具合は抜群に良いのですが、右後翅右後方にある葉先の枯葉がまた邪魔をしました。なかなか思い通りに描けませんね(^^;
 明るい土手ではモンキチョウが求愛ダンス。思わずレンズを向けました。
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D500-34VR(トリミング),ISO=2500,F8-1/4000、-0.3EV,撮影時刻:12時05分

 秋口はヤマトシジミの個体数も非常に多いです。すぐに交尾ペアを発見。
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EM12-Z60(トリミング),ISO=64,F2.8-1/1000,撮影時刻:14時06分

 強風に揺らいでいるので、結構撮影に苦労しました。河川敷は殆どクズで覆い尽くされています。クズの葉上を高速で飛ぶシジミは、やはりウラナミシジミでした。クズの花穂の周辺でスピードを緩めて♀探し。
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EM12-Z60(トリミング),ISO=500,F3.5-1/4000,撮影時刻:14時07分

 この子が多摩川縁を飛ぶのを見ると秋の到来を実感できます。メドハギの群落では、キタキチョウ♀が産卵行動。今回は産卵シーンではなく、その前後での飛翔シーンに重点を置いて撮影。
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EM12-Z60(トリミング),ISO=1000,F3.5-1/4000,撮影時刻:15時07分
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EM12-Z60(トリミング),ISO=1000,F3.5-1/4000,撮影時刻:15時08分

 この時期は、夏型と秋型が混在して飛んでいます。アップした個体は擦れが目立つ♀。2枚目矢印は既に産卵されたキタキチョウの卵です。多摩川の堤防は8月の上旬に定期的草刈りを受けて丸坊主状態になりましたが、今は緑濃い状態。ワレモコウの穂も色づいてきました。
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EM12-Z12,ISO=200,F3.2-1/640,撮影時刻:15時40分

 ワレモコウは多摩川縁ではやや珍品の部類に属します。北向きの急斜面に多いのは長野県あたりの里山と同じ状況です。ゴマが飛んでいたらなぁ~・・・といつも思います。
by fanseab | 2018-09-18 22:12 | | Comments(0)

ツマキチョウの産卵:その2(4月中旬)

 先日は、広角一本で産卵撮影をしたので、今回はマクロ1本で勝負?してみました。最初は、♀吸蜜シーン。

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EM12-Z60, ISO=64、F3.2-1/400、撮影時刻:11時44分

 ほぼ絞り開放で、背景ボケを綺麗に整えてみました。続いて菜の花の黄色ボケに拘った作例。
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EM12-Z60, ISO=64、F2.8-1/500、撮影時刻:11時48分

 こちらは吸蜜ではなく、開翅休息シーン。さて、肝心の産卵シーンですが、背景が意外と整理できず苦労します。それでも何とか合格レベルの画像が撮れました。
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EM12-Z60, ISO=64、F4-1/500、撮影時刻:11時54分

 ♀の産卵シーン撮影で、最大の障害となるのが、♂がチョッカイを出すことでしょう。当日出会った、求愛(拒否)シーンもご紹介しておきましょう。
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EM12-Z60, ISO=400、F4-1/4000、撮影時刻:11時19分
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EM12-Z60(トリミング), ISO=400、F4.5-1/4000、撮影時刻:11時29分

 シロチョウの求愛拒否シーンでいつも不思議に思うのが、♀が腹端をガバッと開けること。迫りくる♂に対して、本来、「大事な部分」を隠すべきでしょうに。逆に、まるで誘っているような行動は解せませんね。それにしても、高速連射モード(60コマ/秒)の威力は凄いと思います。一瞬の行動をきちんと切り撮ることが可能になりました。
by fanseab | 2018-04-24 21:57 | | Comments(2)

新潟のギフチョウ:その1(4月中旬)

 2年ぶりに中越地方へギフ詣で。越後湯沢付近の残雪量は意外と少なく、融雪スピードが速いことを実感。最初のポイントに現地10時頃着。ほぼ快晴・無風の好コンディションなのに、ギフの姿が全くありません。撮影できたのは、産卵行動中の越冬明けスジボソヤマキチョウ♀。

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D500-34VR(トリミング), ISO=320、F7.1-1/1250、外部ストロボ、撮影時刻:10時30分

 カタクリ花弁からの吸蜜は初体験で、嬉しかったです。しかし、ギフは未発生と見限り、別ポイントへ急行しました。11時過ぎに到着すると間もなく、見慣れた♂の飛翔を見ることができてホッと一息。最初は定番の♂カタクリ吸蜜画像。
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D500-34VR(トリミング), ISO=1100、F8-1/5000、-0.7EV、外部ストロボ、撮影時刻:11時36分

 スミレじゃないので、もう少し背丈の高い株で吸蜜して欲しいんですけどねぇ!午後には全般に吸蜜撮影チャンスが増加しますが、どうも望みの位置に来てくれません。やっと、背景が抜けた場面に遭遇。
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D500-34VR(トリミング), ISO=280、F7.1-1/800、-0.7EV、外部ストロボ、撮影時刻:13時26分

 これまた吸蜜している花弁の形に難がありますね。左隣の株に似た開き気味の花弁で撮りたいものです。背後の伐採跡も煩いですね。理想とするイメージには撮れません。次は広角飛翔撮影のついでに撮った♀吸蜜。
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D500-20(トリミング), ISO=800、F8-1/2500、-0.7EV、撮影時刻:12時27分

 ノールックファインダーで撮ったので、ちょっとギフの位置が下過ぎました。まぁ、春先の陽だまりの雰囲気は出せたかな?
 正午前には丘の頂上に陣取って、ヒルトッピングして来る♂の飛翔狙い。置きピン感覚が体に染みついている20mm広角レンズを使用。置きピンは50cm。
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D500-20(トリミング), ISO=560、F7.1-1/4000、-0.7EV、撮影時刻:11時48分

 頂上の標石近くを飛行中の姿。もう少しカメラ位置を低くして背景を入れたかった!お次の背景も殆どが地面(^^;
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D500-20(トリミング), ISO=500、F7.1-1/4000、-0.7EV、撮影時刻:11時48分

 3枚目は登山道も写っていい感じ。但し、かなり前ピン。
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D500-20(トリミング), ISO=900、F7.1-1/4000、-0.7EV、撮影時刻:11時49分

 4枚目はようやく背景に青空とサクラの花も入ってくれました。
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D500-20(トリミング), ISO=560、F7.1-1/4000、-0.7EV、撮影時刻:11時49分

 見晴しの良い丘でランチ休憩の後、カタクリ群落に戻ると、飛んでいたギフが急降下。恐らく♀を撃墜したものと思い、近づいてみると・・・・。
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D500-34VR(トリミング), ISO=2800、F8-1/4000、-0.7EV、外部ストロボ、撮影時刻:13時03分

 上が♂。枯草下に♀を押し付け、「寝技」に持ち込んだようです。しかし、♂の願いは通じなかったようで、このコマ撮影後、ペアは解けてしまいました。この日は新鮮な♀の産卵行動を多数目撃できました。次回はそれら一連の行動をご紹介したいと思います。
<次回へ続く>
by fanseab | 2018-04-14 20:36 | | Comments(4)

クロアゲハの求愛飛翔(6月下旬)

 先日、ヒカゲチョウの占有飛翔を撮影中、産卵行動中と思われるクロアゲハ♀が暗い林床に出現。その姿を目で追っていると、突然♂も現れて直ぐに、求愛飛翔が始まりました。目線より下の空間でスタートしたので、慌てて広角で撮影開始。

+++画像はクリックで拡大されます(モニター環境に依存)+++
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EM12-Z12(トリミング)、ISO=400、F6.3-1/80、外部ストロボ、撮影時刻:15時47分20秒

 少し、シャッター速度が遅すぎました。向こう側の♂が手前の♀を先導するパターンになっております。シャッター速度を早めに設定し直した頃、徐々にペアは上昇に転じました。
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EM12-Z12(トリミング)、ISO=400、F6.3-1/200、外部ストロボ、撮影時刻:15時47分43秒

 今度は順番が逆になり、アザマネザサに止まっている♀(右)の後ろ側から♂(左)が迫っています。その僅か1秒後、今度はもう一度、順番が入れ替わっておりました(右下が♂)。
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EM12-Z12(トリミング)、ISO=400、F6.3-1/200、外部ストロボ、撮影時刻:15時47分44秒

 背景はこの辺りでは珍しいクヌギの大木です。次第に上昇して、広角レンズではそろそろ追跡できない高さに移動しました。
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EM12-Z12(トリミング)、ISO=400、F6.3-1/200、外部ストロボ、撮影時刻:15時48分19秒

 ♂のすぐ後ろに重なるように♀が飛んでおります。このショットの直後、急に♀が猛スピードで左方向に逃走、慌てて♂も続きましたが、視界から消え、その後の状況は把握できませんでした。求愛飛翔の持続時間は約1分30秒。モンキチョウ等シロチョウ類に比較して黒系アゲハの求愛シーンは暗い環境で続くので、観察も撮影も難易度が高いですね。今回の撮影で確認してみると、一見単調な求愛飛翔シーンですが、飛翔中の♂♀の順番は結構な頻度で交替していることが分かりました。
by fanseab | 2017-07-02 21:32 | | Comments(4)