探蝶逍遥記

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アサギマダラの産卵行動探索(10月下旬)

 新生蝶の観察もそろそろ終盤。♀産卵シーンのチャンスも、ヤマトシジミやベニシジミ或いはヒメアカタテハに限定されてきました。そんな事をボンヤリと考えていたら、突然思いつきました。「そうだ!アサギマダラを見に行こう!」、この時期、まだ産卵シーン観察のチャンスがあると聞いていたからです。向かったポイントは東京都下の低山地。標高は概ね200m。ブログ仲間のTGさんにお願いして情報開示をして頂きました。
 当日は快晴無風で絶好のコンディション。現地には9時30分着。のんびりと林道を歩き始めると、直ぐにアズマヤマアザミ(Cirsium microspicatum)で吸蜜中の個体を発見。

+++画像はクリックで拡大されます(モニター環境に依存)+++
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D500-34VR,ISO=800,F4-1/1250,-0.3EV、外部ストロボ、撮影時刻:9時43分

 この個体含め出会ったのは全て♀。延べ8頭ほど確認できました。それなりの個体数なので、産卵シーン撮影の期待が持てました。でも流石にこの時間帯はヒンヤリとしていて産卵行動には入らないと見て、キジョラン群落の場所まで先回りして環境の確認。恥ずかしながら管理人はキジョランをじっくり観察するのは、これが初めて。葉の面積が想像以上に大きいのにビックリ。
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TG4@5.5mm,ISO=200,F2.3-1/125,内蔵ストロボ、撮影時刻:10時11分

 管理人の掌を一回り小さくしたサイズです。少し葉捲りをしたものの卵・幼虫は発見できず。林道をもう少し歩いて別の群落探しです。キジョランの分布は局地的で、この林道でも東向き、かつ急斜面に限定して生えていました。この時期、朝方から11時頃まで陽射しが当たるものの、午後は完全に日陰になるような環境を好むようです。キジョラン葉上には、円形にくり抜かれた特徴の幼虫食痕が沢山見つかります。
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TG4@5.5mm, ISO=100,F2.3-1/100,内蔵ストロボ、撮影時刻:10時42分

 幼虫は基本的に葉裏生活者で、孵化直後は舐め食い状態。そのうち円形に切り抜くような食痕を付けていきます。この画像では右上に①舐め食い跡、左上に②円形線状食痕、中央左下に③円形刳り抜き食痕、の3形式の食痕が同時に観察できます。幼虫は不在で、恐らく前世代の幼虫が残した食痕なのでしょう。暫く探索し、更に何株かを葉捲りをしてようやく1卵(矢印)を発見!
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TG4@5.5mm, ISO=100,F2.3-1/30,内蔵ストロボ、撮影時刻:10時50分

 真っ白な紡錘形で、シロチョウ卵とよく似ています。面白いもので1卵発見できると、連続して卵も幼虫も発見できました。卵と初齢幼虫(恐らく)のツーショット画像です。
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TG4@18mm(トリミング), ISO=100,F4.9-1/100,内蔵ストロボ、撮影時刻:10時57分

 2齢幼虫と思しき個体も発見。
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EM12-Z60(自動深度合成+トリミング), ISO=64,F5.6-1/30,外部ストロボ、撮影時刻:11時41分

 体長は6.5mm。微妙に動くので深度合成に一苦労しました。ウロチョロ探索して、どうやら母蝶が集中的に産卵するポイントの特徴が見えてきました。低い位置の葉を好む傾向もあるようです。そうした直感をベースに捲った葉がこちら。
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EM12-Z60, ISO=200,F5.6-1/40,外部ストロボ、撮影時刻:12時58分

 林道路面から30cm高さにある2枚の葉(#1,#2)です。葉#1を捲ると、何と3卵も付いておりました。
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EM12-Z60, ISO=200,F5.6-1/40,外部ストロボ、撮影時刻:12時57分

 この画像には葉#2にも産み付けてあった1卵(矢印)がピンボケ状態で写っています。この画像からもよく分かるように、卵はキジョランの葉の縁から凡そ2cmほどの距離に産附されています。母蝶が葉縁に止まって腹端を延ばすと、丁度この位置に来るのでしょう。従って卵探索の際、葉を捲る時は葉の縁を掴んではいけません。誤って卵を握りつぶす可能性があるからです。葉柄部を掴んで慎重に裏返す配慮が必要です。葉#1の2卵塊を拡大してみました。
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EM12-Z60(自動深度合成+トリミング), ISO=64,F5.6-1/50,外部ストロボ、撮影時刻:12時55分

 肉眼で見た感じと同様、本当にシロチョウ卵と雰囲気が似ています。高さは1.8mm,最大直径は1.2mm。やはり大きな卵だと思います。地表近くの葉に産附された事例をもうひとつご紹介しておきます。これがその葉。
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EM12-Z60, ISO=200,F5.6-1/40,外部ストロボ、撮影時刻:12時58分

 裏返すと2卵(矢印)付いておりました。
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EM12-Z60, ISO=200,F5.6-1/40,外部ストロボ、撮影時刻:12時58分

 この日は結局10卵、幼虫5頭を確認。ところが、肝心の産卵シーンはチャンスが全くありませんでした。時間帯は正午前後と睨んでキジョラン群落の近くで♀の登場を待機したのですけど、正午頃、一度現れた個体は全く産卵の気配を見せずに飛び去っていきました。天気が良いのにちょっと残念でした。この日は最高24℃まで気温が上がっており、ひょっとすると、産卵時間帯が1時間以上前倒しになった可能性もあります。11月に入っても未だチャンスがあると思われますので、再チャレンジしたいと思います。今回の観察について情報提供頂いたTGさんとは、なんと現地でバッタリ遭遇。色々と情報交換をしながら楽しい撮影談議ができました。この場を借りて御礼申し上げます。
by fanseab | 2018-11-04 20:36 | | Comments(2)

シロオビノメイガ(10月初旬&中旬)

 多摩川縁のクズ群落で、ウラナミシジミの撮影中、足元から褐色の小蛾が一斉に飛び立ちます。脚で50cm~1m草叢を払っただけで、10頭ほどの個体が飛びます。この広い多摩川河川敷には一体何万頭の個体が生息しているのでしょうか?見当もつきませんね。この子の正体は、シロオビノメイガ(Spoladea recuvalis)。ホウレンソウの大害虫として知られています。折角ですので、ちょっと真面目に撮影。最初はセンダングサでの吸蜜。

+++画像はクリックで拡大されます(モニター環境に依存)+++
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EM12-Z60(トリミング),ISO=200,F5.6-1/500,撮影時刻:11時47分

 和名通り、白い帯があるメイガで、何とも分かり易いネーミングです。続いてアレチウリでの静止シーン。
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EM12-Z60(トリミング),ISO=200,F4.5-1/320,撮影時刻:11時45分

 直前まで吸蜜していたものと思われます。気配に結構敏感なので、撮影は苦労しました。複眼が赤味を帯びた濃褐色。やはり蝶類とはちょっと趣の異なる色調ですね。次はセイタカアワダチソウからの飛び立ちシーン。
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EM12-Z60(トリミング),ISO=640,F5-1/4000,撮影時刻:11時10分
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EM12-Z60(トリミング),ISO=640,F5-1/4000,撮影時刻:11時11分

 こうしてじっくり見ると、縁毛が複雑かつ綺麗な種類です。何となくチャマダラセセリを彷彿とさせる雰囲気があります。2枚目は驚かせて逆向き(裏面)になった場面。裏面模様確認のため、画像を上下反転してアップしておきます。飛翔中、淡褐色に見えるのは、この裏面色調の影響なのでしょう。
 冒頭に述べたように、本種の繁殖能力はすさまじいものがあります。まるで天敵が存在しないかのような個体数です。本種に寄生する寄生バエ類も、幼虫の数が多すぎて全幼虫に寄生卵を産むのを諦めてしまうのでしょうか?
by fanseab | 2018-10-18 21:38 | | Comments(0)

多摩川お散歩撮影(10月上旬)

 10月に入ってようやく秋らしくなったものの、「これぞ秋晴れ!」と言える快晴の日は皆無の様相。今年の天気は本当に意地悪ですね。
 多摩川の河川敷にあったキバナコスモスの群落が数年前に草刈りでバッサリと刈られてから、秋口の撮影の楽しみが減ってしまいました。僅かに残るキバナコスモスで待機してツマグロヒョウモン♂を撮影。

+++画像はクリックで拡大されます(モニター環境に依存)+++
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EM12-Z60(トリミング),ISO=500,F4-1/4000,撮影時刻:11時01分

 やはりタテハはカメラに前進してくる場面がカッコエエですね。この日、お目当てのヒメアカタテハとコスモスのコラボは撮影できず。今年はヒメアカの個体数が少ないように思います。次は黄色いセンダングサの群落に移動してイチモンジセセリの撮影。標本画像のように、前後翅共に綺麗に全開した場面の撮影がこの日の目的。ホバリング気味にセンダングサを舞う♂個体に狙いを定めパチリ。
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EM12-Z60(トリミング),ISO=1000,F4.5-1/4000,撮影時刻:11時35分
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EM12-Z60(トリミング),ISO=1000,F4.5-1/4000,撮影時刻:11時35分
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EM12-Z60(トリミング),ISO=1000,F4.5-1/4000,撮影時刻:11時36分

 3枚の中では、3枚目がベストショット。ホバリング中にも拘らず、イチモンジセセリの翅旋回速度は相当速く、1/4000sec.でも止め切れておりません。このような状況では、『前翅先端が少しブレて却って動感が得られた・・・』と言い訳するのも手ですね(^^) 真面目な話、ビタッと翅を写し止めるには1/6400sec.が必要なのでしょう。
 帰りしな、土手近くでヤマトシジミ♂を発見。ムチャ綺麗な♂個体なので、思わず撮影。
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EM12-Z60(自動深度合成+トリミング),ISO=200,F3.5-1/500,撮影時刻:12時28分

 淡紫色のヨメナとのコラボが抜群の美しさ。♂は晩秋に入ると、この個体のように前翅前縁に銀白色の鱗粉が載って、えらく高貴な感じに変身します。ヤマト♂の美しさを再発見したのでした。ブログ仲間のブログ名ではないですが、将に「たかがヤマト、されどヤマト」ですね。真夏のヤマトを真剣に追いかける気はありませんけど、早春・晩秋にはやはり貴重な被写体です。
by fanseab | 2018-10-15 21:56 | | Comments(2)

ウラナミシジミ(10月上旬)

 先日の台風24号接近時は関東地方でも、物凄い強風が吹き荒れました。幸いにも雨量は思ったほどでも無く、所謂「風台風」でした。多摩川縁に出てみると、増水してオギ群落など、河川敷の植物が全て横倒しになっています。但し昨年秋に来襲した台風による増水に比較すると、水量は低目に推移したようで何よりでした。増水を間逃れたクズ群落の上ではウラナミシジミが数多く飛んでいました。この時期、既にクズの花は盛りを過ぎているので、彼らの吸蜜源は、主にアレチウリ(Sicyos angulatus)。「日本の侵略的外来種ワースト100」に指定された『札付きのワル』ですね。最初は♂の吸蜜後開翅の場面。

+++画像はクリックで拡大されます(モニター環境に依存)+++
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EM12-Z60(トリミング),ISO=200,F5.6-1/500,撮影時刻:12時11分

 非常に綺麗な個体。できれば尾状突起が風にたなびいて、伸びて欲しかった! 次はアレチウリ吸蜜からの♂飛び立ち場面。
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EM12-Z60(トリミング),ISO=500,F2.8-1/4000,撮影時刻:11時01分

 次は♀。残り少ない葛の花弁に産卵している個体が地表で開翅休息しておりました。
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EM12-Z60(自動深度合成+トリミング),ISO=200,F5.6-1/320,撮影時刻:11時46分

 尾状突起が切れた個体ですが、深みのある色合いに感動して思わずパチリ。次は♀の飛び立ち場面。
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EM12-Z60(トリミング),ISO=800,F3.5-1/4000,撮影時刻:12時05分

 撮影後、この子の美しさに思わず涙が出ました。特に前翅の地色とブルーのコントラストが際立った個体であること。ルリウラナミシジミ(Jamides bochus)♀を彷彿とさせる鮮やかさが抜群! 地表での♀開翅画像と比較すると前翅ブルー鱗粉の載りの良さが明快です。この数コマ後の画像もアップします。
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EM12-Z60(トリミング),ISO=800,F3.5-1/4000,撮影時刻:12時05分

 こちらはちょっとピンボケで申し訳ありませんが、比較のため掲載します。上記2枚の左右前翅を比較して、前翅のブルー発色が「構造色」に基づいている点に気が付きました。羽ばたきの角度によりブルーの濃さが全く違います。こんな個性的な個体に出会えて、宝物を拾った気分でした。ウラナミシジミを馬鹿にしてはいけませんね!
by fanseab | 2018-10-07 20:57 | | Comments(4)

彼岸花とアゲハ(9月下旬)

 この時期は恒例の彼岸花詣で。昨年とほぼ同じ時期にモンキ♂狙いで神奈川県東南部へ出撃。現地8時到着。しかし、ちょっと様子が変です。彼岸花の咲き方はいつも通り、ほぼ盛りの状態。でもアゲハの姿は本当に少ない!昨年は常時3頭、多い時は5頭ほどのモンキ、カラスが群れていたのとは大違いです。どうやらモンキは明らかに時期遅れだった様子。カラスは昨年同様ですが、やはり擦れ品ばかりです。先ずはカラスの♂。

+++画像はクリックで拡大されます(モニター環境に依存)+++
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D500-34VR,ISO=1000,F8-1/1250、-0.3EV、外部ストロボ、撮影時刻:10時22分

 なるべく翅の汚損が目立たぬようなアングルでまとめてみました。飛翔中の姿も追跡。
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EM12-Z60(トリミング),ISO=500,F5-1/4000、撮影時刻:10時28分

 探♀行動の一環で、花の周辺をパトロールしている様子。吸蜜は殆どしておりません。
 次はアゲハ♀。この子だけはほぼ完品の個体に恵まれました。
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D500-34VR,ISO=800,F6.3-1/1600、-0.3EV、外部ストロボ、撮影時刻:8時22分

 次は飛翔。
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EM12-Z60,ISO=500,F6.3-1/4000、撮影時刻:10時24分

 実はこのポイントを訪れる1週間程前に、ブログ仲間のTさんと雑談した際、「どうも今年は黒系アゲハの出方がおかしい・・・」との情報を得ていました。少し悪い予感を持ちながら現地に赴いたのでしたが、予想が悪い方に当たってしまってガッカリです。新鮮なモンキ♂狙いなら9月上旬頃、遅くとも中旬頃までに訪問すべきでした。今シーズンは、春先から種によらず蝶の出現時期が10~14日程前倒しで推移してきました。黒系アゲハの最終化出現時期も例外ではなかったようです。
by fanseab | 2018-09-30 16:17 | | Comments(2)

ミヤマカラスアゲハ♂(8月上旬)

 アカセセリを追跡していた近傍では、新鮮なミヤマカラスアゲハ♂が飛翔しておりました。しかしこのポイント、適当な吸蜜源が無いので、高速で飛び回る♂をただ眼で追跡するばかりでした。そんな折、朝方の耕作地でボンヤリ待機していると、不意にベニバナインゲンの紅い花に♂が吸蜜にやってきました。慌てて撮影。

+++画像はクリックで拡大されます(モニター環境に依存)+++
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D500-34VR(トリミング),ISO=200,F8-1/800,-0.7EV、外部ストロボ、撮影時刻:8時18分

 ベニバナインゲンは別名花豆とも呼ばれ、信州の高原地帯を代表する換金作物。大型の豆は煮物にすると大変美味です。ミヤマカラス♂と紅花の組合せは極めて派手で、まるで南アジアでAchillidesを撮影しているような錯覚を抱いてしまったのでした。
 この絵を撮った前日には山道で吸水する♂も撮影。
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D500-34VR(トリミング),ISO=800,F8-1/640,外部ストロボ、撮影時刻:14時47分

 傷一つない完品です! もう少し上方から撮影すべく回り込んでいる内に逃げられてしまい、ガックリ(^^; でも久しぶりのミヤカラ♂撮影に満足です。
by fanseab | 2018-08-23 20:59 | | Comments(2)

コチャバネセセリ第2化(7月上旬)

 オオチャバネセセリの姿を求めて近くの里山公園へ。この日は生憎の雨。久しぶりビニール傘を差しての探索です。雨宿りしている個体を探すも坊主。代わりに見つけたのは、雨宿りしているテングチョウ。

+++画像はクリックで拡大されます(モニター環境に依存)+++
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EM12-Z60, ISO=200、F4.5-1/160、外部ストロボ、撮影時刻:10時24分

 佇み方が巧みに気配を消していて、あやうく見逃す所でした。雨滴まで写し込もうと思ったのですが、諦めました。アズマネザサの葉がビッショリ濡れてセセリ幼虫の巣を探すことも断念。その後、クロヒカゲ♂を発見。
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EM12-Z60, ISO=200、F4-1/60、外部ストロボ、撮影時刻:10時33分

 撮影時には新鮮な2化個体だと喜んでいたのですが、右後翅が結構大破していました。眼状紋周辺のブルーが綺麗に光っていたので、反対側に回り込んで写すべきでしたね。
 クズの葉上に黄褐色セセリを発見。新鮮なコチャバネセセリでした。
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EM12-Z60, ISO=200、F2.8-1/250、撮影時刻:11時06分

 想像以上にサイズがデカかったので、一瞬、ホソバ?かと思いました。前々回記事でコチャバネ終齢幼虫について述べました。前回訪問から丁度2週間、第2化発生がスタートしたようです。出会った個体はいずれも超新鮮な♂。クズ葉上で微かに開翅した個体を広角でも撮影。
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EM12-Z12, ISO=200、F4.5-1/200、外部ストロボ、撮影時刻:11時35分

 その後、全開シーンを堪能。
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EM12-Z60, ISO=200、F4.5-1/125、外部ストロボ、撮影時刻:11時46分

 縁毛は前翅がベージュと黒褐色の破線模様、一方、後翅はベージュ一色。この縁毛の塗り分け方もお洒落です。縁毛フェチの管理人が胸キューンとなる場面です。やはりセセリは縁毛が命。新鮮な個体に巡り会えて感謝! そのうちアザミで吸蜜。
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EM12-Z60, ISO=200、F2.8-1/400、撮影時刻:11時47分

 雨模様なので、しっとりした仕上がりになりました。アザミとセセリのコラボでは、陽射しが強いとアザミの色が白トビし易くて苦労しますが、曇天ならその心配も要りません。続いでアキノタムラソウでも吸蜜。
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EM12-Z60, ISO=200、F2.8-1/320、撮影時刻:11時58分

 これが、この日のベストショット。欲を言えば、ストローがもう少し長く伸びて欲しかった場面。セセリはシソ科の紫系花が大好きです。カメラマンの写欲を高めるフォトジェニックな場面をセセリ達も心得ているような・・・ この日、コチャバネのすぐ横のアザミで大型セセリを発見。追い求めていたオオチャバネセセリでした。
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EM12-Z60, ISO=200、F2.8-1/400、撮影時刻:11時48分

 残念ながら相当汚損した個体。当地での第1化発生時期の予想は当たっていたことになります。但し、2化に比較して個体数が非常に少ないようです。
by fanseab | 2018-07-08 21:07 | | Comments(2)