探蝶逍遥記

部分日食(1月6日)

 正月明け直ぐにミニ天体ショーがありました。皆既ではなく、部分日食。食の開始である8時43分頃は雲に隠れて撮影できず。欠けが始まってから撮影できました。最大食(10時06分頃)までの連続画像です。

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D500-34VR-KenkoProND100000(トリミング),ISO=200~1000,F4-1/1000~4000、-0.7EV

 9時30分前後を除いて、殆ど雲の切れ間を狙っての撮影。露出も大幅に変動するので大変苦労しました。10時30分頃からは殆どドン曇り状態になり、結局食の終わりも撮影できませんでした。次回の部分日食は今年末12月26日。東京近辺では、食の進行中に日没を迎える珍しい現象が観察できるとのこと。大いに期待したいものです。
# by fanseab | 2019-01-07 21:50 | 天体 | Comments(0)

アサギマダラの幼虫探索(1月上旬)

 今年最初の観察は越冬中のアサギマダラ幼虫探し。今回は昨年11月に訪れた東京都下ではなく、神奈川県北西部のポイント。もちろん初訪問です。針葉樹に囲まれ、アオキの群落がある付近がポイントと睨みキジョラン群落を探しますが、容易に発見できません。結構苦労して探し回った結果、ようやく25mX100mの狭い地域に比較的集中して生えている場所を見出しました。生息環境を整理すると、
①南向きの傾斜地(斜度約25度)
②針葉樹に囲まれて北西季節風をシャットアウト可能
③林床に陽ざしが差し込む
 特に③は大事な要素のようで、陽ざしが悪い場所のキジョランは少し枯れかけていたり、生育状況が悪く、アサギマダラ幼虫も付いておりません。逆にこの狭いポイントで一番陽ざしの良い高さ2mの株からは、6頭の2齢幼虫を発見できました。幼虫画像です。

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EM12-Z60,ISO=200,F5-1/60、外部ストロボ、撮影時刻:12時57分
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EM12-Z60(トリミング),ISO=200,F5-1/100、外部ストロボ、撮影時刻:13時05分

 飼育した知見が活きて、この子は確実に2齢と言い切れます。体長は7mm。別の2齢幼虫2個体の姿です。
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EM12-Z60(トリミング),ISO=200,F5-1/100、外部ストロボ、撮影時刻:13時07分
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EM12-Z60,ISO=200,F5-1/100、外部ストロボ、撮影時刻:13時07分

 1枚目の個体は脱皮直後らしく、脱いだ皮が左上方に残ったままです。この日確認できた幼虫は全て2齢で、それ以外はいませんでした。今後継続観察するには、東京都下のポイントより都合が良さそうなので、時折様子を覗いてみたいと思います。順調ならば4月下旬頃終齢幼虫もしくは蛹が見られそうです。
# by fanseab | 2019-01-05 16:08 | | Comments(2)

謹賀新年

 皆様、新年明けましておめでとうございます。関東地方は昨年に引き続き、穏やかな元旦を迎えたようです。本年も拙ブログのご愛読の程、よろしくお願い申し上げます。コメントも沢山頂けると幸いです。

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EM12-Z60(トリミング),ISO=500,F5.6-1/4000、撮影年月日・時刻:2018年6月10日10時23分、撮影場所:中国陝西省(標高1800m)

 画像は、昨年6月、中国陝西省で撮影したマルバネヤマキチョウ(Gonepteryx amintha)♂です。和名は管理人が勝手に付けた仮名で、中国名「圆翅钩粉蝶」の意訳。中国大陸に棲むGonepteryx属(合計4種)の中で前後翅の尖出が最も鈍く、その名の通り、丸味を帯びた翅形です。本種は翅型の特徴からもわかるように、日本のヤマキチョウ(G.maxima)に極く近縁の蝶。maximaも陝西省に棲んでいますが、訪問したポイントで混棲しているのか、季節的に棲分けしているのかは、不明です。日本では絶滅危惧種扱いのヤマキと比べ、訪れたポイントでは、日本のスジボソヤマキのようにウジャウジャ飛び交っておりました。遠征で出会った蝶達も折を見てご紹介していきたいと思います。
 本年も拙ブログをご愛顧のほど、宜しくお願い申し上げます m(._.)m
# by fanseab | 2019-01-01 06:55 | | Comments(24)