探蝶逍遥記

ウラナミシジミ:躍動の果てに・・・(10月中旬)

 前回綺麗なウラナミ♀前翅に感動しました。一方、♂の飛び立ちは背景がアレチウリで、ちょっと雑然として不満の残る出来でした。そこで、この日は綺麗な♂を狙い、センダングサからの飛び立ちを撮影。

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EM12-Z60(トリミング),ISO=640,F5-1/4000、撮影時刻:10時59分

 前回よりも個体に接近し、トリミング率を少なくしたので、遥かに見栄えの良い出来になりました。♂の独特なブルーもそれなりに表現できたと思います。♀を求めて、ビュンビュンと元気に飛び回る♂。しかし、自然界には恐ろしい罠が仕掛けられています。ジョロウグモの餌食になった哀れな姿をご紹介しましょう。
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EM12-Z60,ISO=200,F5.6-1/200、撮影時刻:12時04分

 この状態では捕まった個体が♂か♀かの判断がつきかねます。いずれにせよ、この時期、個体数の増えるウラナミは蜘蛛達にとって、重要な栄養源なのでしょうね。
# by fanseab | 2018-10-24 22:33 | | Comments(0)

オオミスジの飼育メモ:越冬準備(10月中旬)

 前回の記事(クリックでジャンプ)で、3齢到達後、摂食を止め越冬態勢に入ったことまでお伝えしました。
それまではプラケース内での飼育。その後、自然状態での越冬をさせる意図で、ウメの鉢を購入し幼虫を移動。寄生対策でネットで覆い、屋外飼育に移行させました。当初、結構高温だったこともあり、幼虫は葉上を動き回っておりました。管理人は、体力消耗による死亡を懸念しておりましたが、程なくして枝上に静止し、本格的な越冬態勢に入り一安心。その様子です。

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EM12-Z60(自動深度合成+トリミング),ISO=250,F5.6-1/50、外部ストロボ,撮影時刻:13時50分

 細い枝に巻き付くような独特な態勢を取っています。体長は5mm弱で、存在を知らなければ、小さくて見逃してしまう大きさです。このウメは未だ若い株なので、枝が赤褐色をしており、幼虫との色彩差があるので、幼虫確認が容易です。しかし、屋外の黒褐色の枝に巻き付いた状態では、本当の保護色になって、発見は極めて難しいと思われます。事実、管理人は数年前、甲府盆地でゼフ越冬卵と並行して、本種越冬幼虫探しを試みたことがありますが、見事に失敗した記憶があります。来年春、活動を再開するまで、ひとまず観察はお休みです。
# by fanseab | 2018-10-22 21:08 | | Comments(0)

ヒメエグリバの幼虫:その2(10月上旬)

 1ヶ月前にご紹介した首題蛾の幼虫を再度多摩川縁で発見。前回同様、グラウンド脇フェンスに絡んだアオツヅラフジ葉上に鎮座しておりました。但しサイズは小さく、恐らく3-4齢と思われます。先ずは全体像。

+++画像はクリックで拡大されます(モニター環境に依存)+++
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EM12-Z60(トリミング),ISO=200,F5.6-1/200、外部ストロボ,撮影時刻:12時20分

 前回撮影しているので、すぐに目に飛び込んできました。次に拡大像。
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EM12-Z60(トリミング),ISO=200,F5.6-1/200、外部ストロボ,撮影時刻:12時19分

 体長は13mm。基本デザインは終齢幼虫と類似していますが、亜背線上の白色・黄色・橙色各小斑が欠落していて、よりスッキリとしています。終齢幼虫同様、規則的に配列した黄色紋がスケール(物差し)を連想させます。どうせなら、黄色班の間隔が5mmとか1cmに入っていて、幼虫脱皮に拘らず目盛間隔が変化しなければ体長測定が楽だなぁ~と、あらぬことを考えてしまいました。終齢幼虫同様、頭と尻の位置を間違えやすいですね(念のため付記すると、向かって左端が頭部)。
# by fanseab | 2018-10-20 21:37 | | Comments(4)