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探蝶逍遥記

本体HPの更新:北タイの蝶(1月10日)

 予告通り、首題の蝶、残されたアゲハチョウ・シロチョウ・シジミチョウ・セセリチョウの4科計15種の更新をいたしましたので、ご覧ください。これで2006年遠征分に撮影できた蝶は全てサイトにアップしたことになります。前回記事同様、以下のリストの種名をクリックすると本体HPの該当ページにジャンプします。

(1)オナシアゲハ(Papilio demoleus
(2)ナガサキアゲハ(Papilio memnon
(3)アオスジアゲハ(Graphium sarpedon
(4)キロンタイマイ(Graphium chironides
(5)アカネシロチョウ(Delias pasithoe
(6)ベニモンシロチョウ(Delias hyparete
(7)タイワンシロチョウ(Appias lyncida
(8)タイワンキチョウ(Eurema blanda
(9)プラキドゥーラタッパンルリシジミ(Udara placidura
(10)コシロウラナミシジミ(Jamides celeno
(11)シロウラナミシジミ(Jamides alecto
(12)ヒメウラナミシジミ(Prosotas nora
(13)ナツメシジミ(Castalius rosimon
(14)コハエレンスシロシタセセリ(Tagiades cohaerens
(15)キマダラセセリの一種(Potanthus sp.)

 最後の一種は同定不可能だった種を例外的に掲載しています。他にも4-5種撮影済みのセセリがあるのですが、セセリチョウの大家に同定依頼をしても「これだけの画像からは不可能」との答えが得られたため、掲載を見送っています。今回は大サイズ画像で拡大してご紹介するほど、いいコマがないものの、ナガサキアゲハ♂とヒメウラナミシジミ♂の吸水画像を貼っておきましょう。
++画像はクリックで拡大されます++

ナガサキアゲハ♂
本体HPの更新:北タイの蝶(1月10日)_f0090680_2058453.jpg
D70S-VR84@340mm、ISO=400, F9-1/250、撮影年月日・時刻:2006年3月23日、13時56分

 国産品に比較して後翅の青鱗粉の載り方が強く、この鱗粉がキラキラ輝いてシックな美しさがあります。

ヒメウラナミシジミ♂
本体HPの更新:北タイの蝶(1月10日)_f0090680_20581264.jpg
D70、ISO=400, F13-1/50、-0.3EV、内蔵ストロボ、撮影年月日・時刻:2006年3月23日、17時34分

 このシジミには北タイで初めて出会い、それから南ベトナム、キナバル山麓でもお馴染みになりました。それこそ蝿のように飛び回って、止まる回数が少なく、個体数の割りに撮影し難いシジミだと思います。「北タイの蝶」が一区切りつけたので、お次は「南ベトナムの蝶」の編集に移りたいと思います。

 振り返って本体HPに掲載済みの種類を計算したところ、210種(掲載予定種267種:韓国・国内の蝶を除く)になりました。いつのまにか200種を超えたことになります。
# by fanseab | 2010-01-10 21:01 | | Comments(10)

本体HPの更新:北タイの蝶(1月8日)

 2006年の春に遠征した北タイで撮影した画像編集をこのお正月中に精力的に実施し、タテハチョウ科全種の編集をようやく完了しました。下記残り18種を一挙にアップしましたので、ご覧ください。種名をクリックすると本体HPの該当ページにジャンプします。

(1)ウスイロコノマチョウ(Melanitis leda
(2)メカラヒカゲ(Mycalesis mekara
(3)コウラナミジャノメ(Ypthima baldus
(4)ウラベニヒョウモン(Phalanta phalantha
(5)コウモリタテハ(Vindula erota
(6)リラエラキミスジ(Symbrenthia lilaea
(7)クロタテハモドキ(Junonia iphita
(8)コノハチョウ(Kallima inachus
(9)キンミスジ(Pantoporia hordonia
(10)リュウキュウミスジ(Neptis hylas
(11)タイワンイチモンジ(Athyma cama
(12)ヒラヤマミスジ(Athyma opalina
(13)シンゲツイチモンジ(Athyma zeroca
(14)ツマジロイチモンジ(Labadea martha
(15)コキトゥスヒメイナズマ(Cynitia cocytus
(16)チビコムラサキ(Rohana parisatis
(17)チビフタオチョウ(Polyura athamas
(18)ミルラテングチョウ(Lybithea myrrha


 本体HPの画像サイズは結構小さいので、ここでは、シンゲツイチモンジとコキトゥスヒメイナズマをやや大サイズ画像でご紹介します。       ++画像はいずれもクリックで拡大されます++

シンゲツイチモンジ♂開翅
本体HPの更新:北タイの蝶(1月8日)_f0090680_13491593.jpg
D70S-VR84@400mm、ISO=640, F7.1-1/800、+0.3EV、撮影年月日・時刻:2006年3月25日、12時32分

 遠征先のポイントでは数種のAthyma属(ミナミイチモンジグループ)が飛び交っていました。小気味良く飛翔するAthymaを撮影していると、タテハフリークの管理人は時を忘れてしまいます。スッキリとしたイチモンジ模様のこのタテハは印象に残る蝶となりました。

コキトゥスヒメイナズマ♂吸汁
本体HPの更新:北タイの蝶(1月8日)_f0090680_13492599.jpg
D70、ISO=500, F10-1/250、+0.3EV、撮影年月日・時刻:2006年3月25日、14時57分

 こちらはやはり数種の撮影に成功したイナズマの中で唯一90mmマクロの射程で捉えることができた作例です。ヒメイナズマグループの♂はかなり地味なタイプが多く、それほどフォトジェニックではないですが、スラウェシのタテハを思わせる前翅端が反り返った独特な翅形が魅力です。
 
 今回編集して改めて気が付いたのは、画像の彩度が全般に黄色にカブっている点です。当時使用していたD70のCCD特性なのか?不明ですが、RAW現像ソフトで彩度調整を実施しても上手く調整しきれませんでした。当時はRAWでなくJPEGオンリーの撮影でしたので、今から思えばRAWで撮っておけば・・・と反省しきりです。タテハが完了しましたので、近々に予定している次回更新時にアゲハ、シロチョウ、シジミ、セセリの残りをアップしたいと思います。ご期待ください。
# by fanseab | 2010-01-09 13:56 | | Comments(8)

謹賀新年


謹賀新年_f0090680_856237.jpg

 皆様、明けましておめでとうございます。

 新しい年がやってまいりました。関東地方は寒気が入り込んでいるものの、穏やかなお正月を迎えました。皆さんはどんな初夢をご覧になりましたか? 「管理人の初夢は・・・」ですって? それは内緒です。フフフ(笑)

 さて、毎年年初にはいろいろと皮算用をいたしますが、今年は撮影条件に拘束された課題画像撮影から解放されて、「撮りたいアングルから撮る」ことに徹したいと思っています。撮影対象はボンヤリですが、これまであまり真剣に取り組まなかったアゲハ類の撮影をやってみようかな・・と思っています。

 読者の皆様、今年も素敵な蝶撮影ができますように、心から祈念申し上げます。また今年一年、拙ブログのご愛顧をよろしくお願いいたします。
# by fanseab | 2010-01-01 08:56 | | Comments(42)