探蝶逍遥記

チャバネセセリの交尾(7月上旬)

 コチャバネセセリを撮影した日、更に嬉しい出会いがありました。クズの葉上に異様な物体が・・・。何と、チャバネセセリの交尾ペアでした!

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EM12-Z12, ISO=200、F5-1/160、外部ストロボ、撮影時刻:11時29分

 チャバネは関東近辺だと、秋口に個体数がそれなりに増えるものの、第1,2化の個体数は少なく、多摩川縁でも珍品です。それが何と第2化の交尾ペアに会えるなんて、思いがけない僥倖でした。恐らくチャバネ交尾ペア撮影はこれが初体験かも。翅形、翅と複眼のバランスから考えて、小さ目の右個体が♀でしょうか?
 傘を差しての撮影も一苦労ですが、こんな被写体に出会えるなら、毎日傘を差して出かけてしまうかも。。。「早起きは三文の得」否、「雨降り散歩は十文の得」とでも言っておきましょう。
# by fanseab | 2018-07-13 22:03 | | Comments(0)

コチャバネセセリ第2化(7月上旬)

 オオチャバネセセリの姿を求めて近くの里山公園へ。この日は生憎の雨。久しぶりビニール傘を差しての探索です。雨宿りしている個体を探すも坊主。代わりに見つけたのは、雨宿りしているテングチョウ。

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EM12-Z60, ISO=200、F4.5-1/160、外部ストロボ、撮影時刻:10時24分

 佇み方が巧みに気配を消していて、あやうく見逃す所でした。雨滴まで写し込もうと思ったのですが、諦めました。アズマネザサの葉がビッショリ濡れてセセリ幼虫の巣を探すことも断念。その後、クロヒカゲ♂を発見。
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EM12-Z60, ISO=200、F4-1/60、外部ストロボ、撮影時刻:10時33分

 撮影時には新鮮な2化個体だと喜んでいたのですが、右後翅が結構大破していました。眼状紋周辺のブルーが綺麗に光っていたので、反対側に回り込んで写すべきでしたね。
 クズの葉上に黄褐色セセリを発見。新鮮なコチャバネセセリでした。
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EM12-Z60, ISO=200、F2.8-1/250、撮影時刻:11時06分

 想像以上にサイズがデカかったので、一瞬、ホソバ?かと思いました。前々回記事でコチャバネ終齢幼虫について述べました。前回訪問から丁度2週間、第2化発生がスタートしたようです。出会った個体はいずれも超新鮮な♂。クズ葉上で微かに開翅した個体を広角でも撮影。
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EM12-Z12, ISO=200、F4.5-1/200、外部ストロボ、撮影時刻:11時35分

 その後、全開シーンを堪能。
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EM12-Z60, ISO=200、F4.5-1/125、外部ストロボ、撮影時刻:11時46分

 縁毛は前翅がベージュと黒褐色の破線模様、一方、後翅はベージュ一色。この縁毛の塗り分け方もお洒落です。縁毛フェチの管理人が胸キューンとなる場面です。やはりセセリは縁毛が命。新鮮な個体に巡り会えて感謝! そのうちアザミで吸蜜。
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EM12-Z60, ISO=200、F2.8-1/400、撮影時刻:11時47分

 雨模様なので、しっとりした仕上がりになりました。アザミとセセリのコラボでは、陽射しが強いとアザミの色が白トビし易くて苦労しますが、曇天ならその心配も要りません。続いでアキノタムラソウでも吸蜜。
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EM12-Z60, ISO=200、F2.8-1/320、撮影時刻:11時58分

 これが、この日のベストショット。欲を言えば、ストローがもう少し長く伸びて欲しかった場面。セセリはシソ科の紫系花が大好きです。カメラマンの写欲を高めるフォトジェニックな場面をセセリ達も心得ているような・・・ この日、コチャバネのすぐ横のアザミで大型セセリを発見。追い求めていたオオチャバネセセリでした。
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EM12-Z60, ISO=200、F2.8-1/400、撮影時刻:11時48分

 残念ながら相当汚損した個体。当地での第1化発生時期の予想は当たっていたことになります。但し、2化に比較して個体数が非常に少ないようです。
# by fanseab | 2018-07-08 21:07 | | Comments(2)

アオスジアゲハの「放尿飛翔」(6月下旬)

 サッカー日本代表が見事16強入りを果たしました。最後の戦い方には賛否両論があるようですが、取敢えずサムライブルーの戦士にお疲れ様と言いたいです。次戦のスタートは何と午前3時!! 流石にライブで見るのは躊躇しますねぇ?

 さて、今回は同じ「ブルー」でもアオスジアゲハのお話。コチャバネセセリの幼虫探索をしたポイントは、蝶の発生の端境期だったのでしょう、極端に蝶の種類が少なくガッカリしました。そんな中、猫の額ほどの水田へ吸水にやって来たアオスジアゲハにカメラを向けました。吸水の合間の飛翔を撮るには、高速連射が必須。ほぼ思い通りの絵が撮れました。

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EM12-Z60(トリミング), ISO=800、F4-1/4000(機材条件は以下共通)、撮影時刻:12時27分
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撮影時刻:12時28分
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撮影時刻:12時28分

 飛翔高度が低いので、濡れた泥地にアオスジの陰が写り込み、日差しの強さを上手く表現できました。撮影済のコマをチェックしていたら、面白い画像があることに気が付きました。
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撮影時刻:12時24分

 飛びだしたアオスジの腹端から、細かい水滴が多数確認できます。PapilioGraphiumは吸水時に腹端から勢い良く水を放出する行動(ポンピング)を取ることが知られています。この場面では、偶々飛び出した瞬間と、「放尿」のタイミングが合致して、空中に放尿した画像が撮れたようです。このコマの2コマ前の画像(0.03秒前の画像)を確認すると、腹端から噴出された尿が水滴に変化していく様子が捉えられていました。
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撮影時刻:12時24分

 高速連射機能の威力は本当に凄いですね!
# by fanseab | 2018-06-29 22:15 | | Comments(6)