探蝶逍遥記

2013年 11月 13日 ( 1 )

クモガタヒョウモンの孵化

 先月、クモガタヒョウモンの産卵をご紹介いたしました(外部リンク)。この時、拙宅に持ち帰り保管していた卵が先日無事孵化いたしました。産卵後5日ほど経過すると、黄色を呈していた卵は淡赤褐色に変化し、そのうち精孔部付近に初齢幼虫頭部に相当する黒色領域が出現して参りました。孵化の1週間前の様子です。

+++横位置画像をクリックすると、拡大画像をご覧になれます。

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D71K-85VR-24R(トリミング+上段4コマ/下段3コマ深度合成)、ISO=200、F29-1/320、-0.7EV、外部ストロボ、撮影月日:11月3日

 異なるアングルから撮影してみました。そして11月9日に無事孵化しました(孵化の瞬間は残念ながら目撃できず)。
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D71K-85VR(トリミング)、ISO=200、F11-1/400、-0.7EV、外部ストロボ、撮影月日:11月10日

 体長は約1.7mm。卵殻は全て食べ尽くして跡形も残っておりませんでした。産卵から孵化までは22日要したことになります。文献(※)によれば標準的な卵期のようです。孵化した幼虫は枯葉に付いており、園芸用ビオラ(Viola sp.)の脇に水苔にくるんだ枯葉を置き、屋外越冬させることにしました。越冬成功率は大変低いかもしれず、虎の子の1頭が無事越冬できるか不安ですが、トライしてみることにします。

※参考文献
福田晴夫他、1983、原色日本蝶類生態図鑑(Ⅱ). p.95、保育社、大阪.
by fanseab | 2013-11-13 22:19 | | Comments(6)