真夏のオレンジと出会う(8月9日)
このところの蒸し暑さと不慣れな業務でかなりヘバッていますが、早朝3時起きで出撃です。作日は珍しく静岡県をウロチョロしてきました。今シーズンの撮り残し分撮影と来シーズンに向けてのポイント探索です。全般に成果は低調に終始したものの、唯一、とんでもない幸運に出会いました。
例によって、雑木林を一本、一本、長竿で叩出していると、オレンジ色の物体がヒラヒラと飛び立ちました。この時期のオレンジと言ったら・・・、そう!あの蝶に間違いないはずです。運良く、下草に降りてくれました。心臓パクパク状態で、まずはロングショット。

D70、ISO=200, F9-1/160、-0.7EV、撮影時刻:7時16分
夢にまでみたムモンアカシジミ! もちろん銀塩時代を通じて初撮影です。「逃げるなよ~」って念じながら、接近戦でも何とか撮影させてくれました。

D70、ISO=200, F3.5-1/1250、-0.7EV、撮影時刻:7時19分
細かく見れば、左後翅の尾状突起が欠落していますが、この際、そんな些細なことはどうでも良いことでした。それにしても、周囲の草とのコントラストも眩しいくらいのオレンジでした。初夏、シーズン最初に出会う、アカシジミやウラナミアカのオレンジも強烈な印象を残すものですけど、ムモンアカのオレンジは別格の美しさだと思いました。なお、広角画像も撮影したのですが、残念ながら、ブログ上でアップすることはできません。
この日はムモンアカで運を使い果たしたようで(^^;; その後は、鳴り出した雷に追い立てられるように帰宅いたしました。ムモンアカの絵だけでは寂しいので、入道雲をバックに飛翔するホシミスジを貼っておきましょう。

D40-1855@18mm(トリミング)、ISO=400, F14-1/2500、-1.3EV、撮影時刻:11時10分
帰宅後、シャワーを浴びて午睡を取ってから、祝杯を挙げました。下戸に近い管理人ですが、この日ばかりは呑まないわけにはいきません。まぁ、幸運にも黄金の小判を拾った気分ですので、「黄金」つながりで、琥珀色の液体を(^^)

D40-10.5-X1.4TC、外部ストロボ
冷えたトマトサラダを肴に、グビッと喉を通すと疲れも吹っ飛びました。
例によって、雑木林を一本、一本、長竿で叩出していると、オレンジ色の物体がヒラヒラと飛び立ちました。この時期のオレンジと言ったら・・・、そう!あの蝶に間違いないはずです。運良く、下草に降りてくれました。心臓パクパク状態で、まずはロングショット。

D70、ISO=200, F9-1/160、-0.7EV、撮影時刻:7時16分
夢にまでみたムモンアカシジミ! もちろん銀塩時代を通じて初撮影です。「逃げるなよ~」って念じながら、接近戦でも何とか撮影させてくれました。

D70、ISO=200, F3.5-1/1250、-0.7EV、撮影時刻:7時19分
細かく見れば、左後翅の尾状突起が欠落していますが、この際、そんな些細なことはどうでも良いことでした。それにしても、周囲の草とのコントラストも眩しいくらいのオレンジでした。初夏、シーズン最初に出会う、アカシジミやウラナミアカのオレンジも強烈な印象を残すものですけど、ムモンアカのオレンジは別格の美しさだと思いました。なお、広角画像も撮影したのですが、残念ながら、ブログ上でアップすることはできません。
この日はムモンアカで運を使い果たしたようで(^^;; その後は、鳴り出した雷に追い立てられるように帰宅いたしました。ムモンアカの絵だけでは寂しいので、入道雲をバックに飛翔するホシミスジを貼っておきましょう。

D40-1855@18mm(トリミング)、ISO=400, F14-1/2500、-1.3EV、撮影時刻:11時10分
帰宅後、シャワーを浴びて午睡を取ってから、祝杯を挙げました。下戸に近い管理人ですが、この日ばかりは呑まないわけにはいきません。まぁ、幸運にも黄金の小判を拾った気分ですので、「黄金」つながりで、琥珀色の液体を(^^)

D40-10.5-X1.4TC、外部ストロボ
冷えたトマトサラダを肴に、グビッと喉を通すと疲れも吹っ飛びました。
by fanseab
| 2008-08-10 09:47
| 蝶
|
Comments(18)

ムモンアカは静岡にも居るのですね。
初めて知りました。私にとっては内陸の蝶のイメージが強くて。
良いオレンジ色です。
初めて知りました。私にとっては内陸の蝶のイメージが強くて。
良いオレンジ色です。
ムモンアカ、いいですねこの色、今年はまだ、お目にかかっていません。でも、偶然、見付けるとはすごい幸運ですね。近くに発生木があるのでしょうか。
一度だけ偶然の自力発見をした事がありますが、既知ポイントで見るのとは比較にならない位うれしいですね。これがあるから効率は悪くても新規開拓はやめられませんね。
ムモンアカ、おめでとうございます!
すごく綺麗な色ですね。本当にバックのグリーンによく映えます。
すごく綺麗な色ですね。本当にバックのグリーンによく映えます。
ムモンアカの発見、オメデトウございます。
この蝶は、本当に神出鬼没ですので発見したときは驚きますし、嬉しさも格別ですね。
早朝に見つけられたみたいですが、この蝶の活動時間が午後1時30分頃から3時くらいですので、その時間帯に行けば飛翔が見れて、個体密度がわかるかもしれません。
この蝶は、本当に神出鬼没ですので発見したときは驚きますし、嬉しさも格別ですね。
早朝に見つけられたみたいですが、この蝶の活動時間が午後1時30分頃から3時くらいですので、その時間帯に行けば飛翔が見れて、個体密度がわかるかもしれません。

maedaさん、今回は馬鹿の一つ覚えのように、愚直に叩出しをやった成果かもしれません。オレンジが飛出すことは想定外だったので驚きました。

cactussさん、幸運とはこの日の出来事のようなことを言うのだと思いました。多分、偶然発生木を叩いたのだと思います。

furuさん、貴殿も偶然発見の経験をお持ちでしたか!蝶のポイント探索は宝探しに通じるものがありますが、ムモンアカの発見は偶然、渓流で砂金の塊を見つけた気分でしょうか?とにかく嬉しかったです。

milさん、コメントありがとうございます。飛出したオレンジで一瞬ウラミスジを想定したのですが、鮮烈なオレンジで直ぐにムモンアカと気がつきました。質の異なるオレンジですね。

虫林さん、毎度どうも。発見した時は大興奮状態でした。御指摘の時間帯は雷雨でしたので、次回は参考にさせて頂きます。ありがとうございました。
ムモンアカの新棲息地発見・・・おめでとうございます、凄い眼力に脱帽です!お見事な写真ですね!

chochoensisさん、ムモンアカの発生木が1ー2種類に限定されているなら、このシジミの探索ははるかに楽でしょうね。とにかく偶然に頼らなければ発見できないところが悩ましいです。

ムモンアカ、新撮影地開拓とは、凄いぞ、凄いぞ!
こりゃえぇもんですね。
長竿でペシペシしても、なかなか降りてきてくれない個体もいますが、この個体はサービス精神満点です。
オレンジが目に沁みますなぁ~
こりゃえぇもんですね。
長竿でペシペシしても、なかなか降りてきてくれない個体もいますが、この個体はサービス精神満点です。
オレンジが目に沁みますなぁ~
ムモンアカ、撮影おめでとうございます。
私もずっと昔、軽井沢で偶然このチョウにお目にかかり、産卵まで披露してくれましたが、その場所に20年ぶりに行ったときにはもうお目にかかれませんでした。
継続して観察しておくべきだと悔やまれましたが、是非きちんとした発生場所と生態を把握してください。
それにしてもきれいな色ですね。マクロ派の私としては2枚目が泣けますね。
私もずっと昔、軽井沢で偶然このチョウにお目にかかり、産卵まで披露してくれましたが、その場所に20年ぶりに行ったときにはもうお目にかかれませんでした。
継続して観察しておくべきだと悔やまれましたが、是非きちんとした発生場所と生態を把握してください。
それにしてもきれいな色ですね。マクロ派の私としては2枚目が泣けますね。

kenkenさん、関東のブログ仲間の皆さんが、この時期楽しまれているこのシジミは憧れでしたが、思いがけない幸運で出会うことができました。来年の楽しみが一つ増えた気分ですね。

ダンダラさん、有難うございます。お陰様で真夏のオレンジを観察することができました。ここの発生木の環境は極めて脆弱で御指摘の通り、毎年観察を継続すべきと思っています。マクロ画像は意図的に絞開放でオレンジと背景の緑のコントラストを強調したつもりですが、オレンジの色再現は難しいですね。

fanseabさん、遅くなってしまいましたが=ムモンアカシジミ=撮影おめでとうございます、その後の祝杯の様子が伺いしれてつい微笑んでしまいました・・・おめでとうございました。

chochoensisさん、有難うございます。やっとムモンアカの撮影ができました。真夏なんで、とにかく冷えたので祝杯を挙げました。