緑系ゼフを楽しむ(6月15日):(1)ミドリシジミ
ミドリシジミの輝きを求めて、先日ウラゴを撮影したポイントに出向きました。実はブログ仲間のtさんよりミドリシジミ情報を事前に頂いておりましたが、♂の鮮度が心配と思い、悩んだ末にウラゴポイントに赴くことに。現地5時10分着。ハンノキ周辺を探索すると、低い潅木に静止する♂を発見。
D70、ISO=200, F3.5-1/200、-0.7EV、撮影時刻:5時34分
暫く様子を伺いましたが、開翅には未だ間があると考え、別のハンノキ群落もチェックすることに。するとやや距離があるアオキの葉上に静止している個体を発見。
D70、ISO=200, F5-1/250、-0.3EV、撮影時刻:6時16分
こちらのポイントは、朝日が早く到達しそうなので、開翅まで粘ってみることにしました。すると、突然、もう1頭が飛来し、最初の個体のすぐ後ろに止まりました。
D70、ISO=320, F9-1/160、-0.7EV、撮影時刻:6時36分
「すわっ、求愛行動か!」と、期待に胸ふくらませて見守るのですが、2頭目は♀に遠慮してか?ちょっかいを出そうとしません。おかしな♂だな?と疑問に思い始めた頃、突然、その2頭目が開翅しました!
D70、ISO=320, F5-1/640、-0.7EV、撮影時刻:6時39分
なんと、B型♀でした。「なんじゃ!お前♀かいな・・・」と唖然とする管理人を尻目にもっと驚く事態が。前に位置する個体も開翅したのです。
D70、ISO=320, F5.6-1/500、-0.7EV、撮影時刻:6時39分
なんと、これはたまげた!! 1頭目の個体はO型♀でした。結果、B型・O型のダブル開翅の完成です!「ちょっとカメラを向けている貴方~、私と彼女とどっちが綺麗~?」って二人の囁き声が聞こえるようです。「そりゃ、あなた、B型の方が・・・・」と言いかけて、「いや、お二人共どちらも別嬪さんですよ~♪」って心の中で答えてあげました(^^) とにかく、これまで長野県の山中でO型♀しか開翅画像撮影経験のない管理人にとって、役満級のラッキー画像となりました。
♀のダブル開翅に満足して、冒頭の♂静止ポイントに戻るとアララ、姿を消しています(^^;; これにはちょっと焦りました。それこそ必死で探索していると、樹上からチラチラと黒い影が舞い降りてきて、撮影に手頃な葉上に止まり、すぐに開翅をしてくれました。以下、異なる角度からの構造色変化をアップします。
D70、ISO=200, F14-1/100、-0.7EV、撮影時刻6時51分
D70、ISO=200, F5-1/640、-0.7EV、撮影時刻:6時58分
D70、ISO=200, F7.1-1/320、-0.7EV、撮影時刻:6時59分
息を呑むような美しさに震えながら、シャッターを切りました。極めてフレンドリーに至近距離からの撮影に付き合ってくれた♂に乾杯です。翅全体が光り輝くのは、やはり1枚目の斜め前方、やや上から見込む角度がベストのようです。ただ、3枚目のようにメタリックグリーンに輝き始める角度も捨て難いです。とにかく、銀塩時代を通じて、ミドリシジミ♂開翅は初体験。十分に堪能することができました。この後、別のハンノキ群落に出向き、ややロングショットでも撮影。
D70、ISO=400, F3.2-1/800、-0.7EV、撮影時刻:7時57分
遠目から見込むサファイアブルーもとびきり綺麗ですね!所用で午前中には切り上げたため、卍飛翔撮影は次回以降の課題になりました。実はこの日、ミドリシジミ撮影を終えた後、丁度、別の緑系ゼフのテリ張り時間帯だったので、その探索もしてみました。その話は次回にアップします。(続く)
D70、ISO=200, F3.5-1/200、-0.7EV、撮影時刻:5時34分
暫く様子を伺いましたが、開翅には未だ間があると考え、別のハンノキ群落もチェックすることに。するとやや距離があるアオキの葉上に静止している個体を発見。
D70、ISO=200, F5-1/250、-0.3EV、撮影時刻:6時16分
こちらのポイントは、朝日が早く到達しそうなので、開翅まで粘ってみることにしました。すると、突然、もう1頭が飛来し、最初の個体のすぐ後ろに止まりました。
D70、ISO=320, F9-1/160、-0.7EV、撮影時刻:6時36分
「すわっ、求愛行動か!」と、期待に胸ふくらませて見守るのですが、2頭目は♀に遠慮してか?ちょっかいを出そうとしません。おかしな♂だな?と疑問に思い始めた頃、突然、その2頭目が開翅しました!
D70、ISO=320, F5-1/640、-0.7EV、撮影時刻:6時39分
なんと、B型♀でした。「なんじゃ!お前♀かいな・・・」と唖然とする管理人を尻目にもっと驚く事態が。前に位置する個体も開翅したのです。
D70、ISO=320, F5.6-1/500、-0.7EV、撮影時刻:6時39分
なんと、これはたまげた!! 1頭目の個体はO型♀でした。結果、B型・O型のダブル開翅の完成です!「ちょっとカメラを向けている貴方~、私と彼女とどっちが綺麗~?」って二人の囁き声が聞こえるようです。「そりゃ、あなた、B型の方が・・・・」と言いかけて、「いや、お二人共どちらも別嬪さんですよ~♪」って心の中で答えてあげました(^^) とにかく、これまで長野県の山中でO型♀しか開翅画像撮影経験のない管理人にとって、役満級のラッキー画像となりました。
♀のダブル開翅に満足して、冒頭の♂静止ポイントに戻るとアララ、姿を消しています(^^;; これにはちょっと焦りました。それこそ必死で探索していると、樹上からチラチラと黒い影が舞い降りてきて、撮影に手頃な葉上に止まり、すぐに開翅をしてくれました。以下、異なる角度からの構造色変化をアップします。
D70、ISO=200, F14-1/100、-0.7EV、撮影時刻6時51分
D70、ISO=200, F5-1/640、-0.7EV、撮影時刻:6時58分
D70、ISO=200, F7.1-1/320、-0.7EV、撮影時刻:6時59分
息を呑むような美しさに震えながら、シャッターを切りました。極めてフレンドリーに至近距離からの撮影に付き合ってくれた♂に乾杯です。翅全体が光り輝くのは、やはり1枚目の斜め前方、やや上から見込む角度がベストのようです。ただ、3枚目のようにメタリックグリーンに輝き始める角度も捨て難いです。とにかく、銀塩時代を通じて、ミドリシジミ♂開翅は初体験。十分に堪能することができました。この後、別のハンノキ群落に出向き、ややロングショットでも撮影。
D70、ISO=400, F3.2-1/800、-0.7EV、撮影時刻:7時57分
遠目から見込むサファイアブルーもとびきり綺麗ですね!所用で午前中には切り上げたため、卍飛翔撮影は次回以降の課題になりました。実はこの日、ミドリシジミ撮影を終えた後、丁度、別の緑系ゼフのテリ張り時間帯だったので、その探索もしてみました。その話は次回にアップします。(続く)
by fanseab
| 2008-06-16 22:33
| 蝶
|
Comments(21)
ミドリシジミ、もう発生しているんですね!
ところで、私の今年の目標に「ミドリシジミ♂の開翅」があります。
いろいろ参考になるデータをありがとうございます!
次回も楽しみです♪
ところで、私の今年の目標に「ミドリシジミ♂の開翅」があります。
いろいろ参考になるデータをありがとうございます!
次回も楽しみです♪
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cactuss at 2008-06-16 23:59
雌のダブル開翅から、雄の斜め前方からの開翅まで、すばらしい成果でしたね。小生も週末に群馬のポイントでチャレンジしたいと思います。
でも、予報では天気が悪そうなので、心配です。
でも、予報では天気が悪そうなので、心配です。
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Celastrina
at 2008-06-17 00:04
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異なるメス2型が並んだ開翅画像なんて、驚きました。いやはや、お見事としか言い様がありません。
きゃあ~、こりゃコメントせずにはおられません!
凄いぞ、凄いぞ!♀のダブル開翅。
B+Oってのが、またたまらなくお洒落です。
私ね、この季節他のあの蝶なんかに目移りするので、まだちゃんとミドリを撮れていません。こんな絵が得られるのであれば・・・
凄いぞ、凄いぞ!♀のダブル開翅。
B+Oってのが、またたまらなくお洒落です。
私ね、この季節他のあの蝶なんかに目移りするので、まだちゃんとミドリを撮れていません。こんな絵が得られるのであれば・・・
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fanseab
at 2008-06-17 07:21
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milさん、おはようございます。ゼフの撮影は本当に早朝からの出撃になりますが、成果が上がれば眠気も吹っ飛びます。この日はツイていました。
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fanseab
at 2008-06-17 07:27
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cactussさん、お陰様で初体験の♂開翅を堪能できました。♀のダブル開翅はラッキーの一言です。群馬からの吉報を期待しております。
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fanseab
at 2008-06-17 07:35
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Celastrinaさん、この日は♀開翅を撮ろうという気持ちは全く無く、欲がなかったので神様からプレゼントを頂いた気分ですね。たまたま日光浴に適した葉を2頭が選択したのでしょうね。
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fanseab
at 2008-06-17 07:41
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kenkenさん、深夜のコメント恐れ入ります。♀開翅の場面、小生の♂♀同定能力に自信が無くなりましたよ!すっかりだまされました。しかし、本当にラッキーでした。
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fanseab
at 2008-06-17 07:53
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分家の(笑)nomusan、コメント有難うございます。早朝からの出撃でしたが、撮影している本人がバッチリ目が覚めましたよ!早起きは三文以上の得がありました。
色々な人がコメントしていますが、メスの異なる2型の同時撮影は素晴らしいです。僕も今年は、トリプルクラウン(3型)、グランドスラム(4型)も狙いたくなりました(ハイ、絶対無理です)。こちらでは僕の知るポイントのミドリは8月の蝶で、羨ましく拝見しました。
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kmkurobe at 2008-06-17 20:05
いやいやこれはすばらしい。私も是非あやかりたい物です。しかしこれはダブル役万級の奇跡ですな・・・・白馬でもやはり7月下旬最後のゼフとして発生します。
♂の開翅だけでも生唾ものなのに、B型&O型♀のダブル開翅、こりゅ失神もんですよ。(笑)
こんな光景も冷静に綺麗に撮影されているところが素晴らしいです。
こんな光景も冷静に綺麗に撮影されているところが素晴らしいです。
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maeda
at 2008-06-17 22:20
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thecla
at 2008-06-17 23:48
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皆さんコメントされてますが、♀B&Oのダブル開翅とは生つばものですね。これは、こちらのポイントに回った甲斐があったというものでしょう。
ミドリシジミはオスも綺麗だし、メスも翅を開くまで宝くじみたいで本当に楽しめる蝶ですよね。
ミドリシジミはオスも綺麗だし、メスも翅を開くまで宝くじみたいで本当に楽しめる蝶ですよね。
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fanseab
at 2008-06-18 07:11
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虫林さん、♀のダブル開翅はラッキーの一言でした。恐らくこれから先、小生にも撮れないでしょう。お次は綺麗なAB型開翅を狙いたいです。
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fanseab
at 2008-06-18 07:21
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kmkurobeさん、フィールドでは時たま思いがけない場面に遭遇します。標本箱に2型を並べるのは簡単ですが、まさか自然がそんな状況を作りだすとは信じられないですよね。安曇野のミドリ画像、期待しております。
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fanseab
at 2008-06-18 07:27
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空飛ぶ父様、おはようございます。♀ダブル開翅の場面、必死で失神する暇もありませんでした(笑)予めこの場面が予測できたら逆に興奮して撮影に失敗していたでしょう。
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fanseab
at 2008-06-18 07:34
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maedaさん、ミドリシジミ♂開翅は今シーズンの課題でもありました。♀開翅は重点を置かなかったのにラッキーな画像が撮れて満足しています。
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fanseab
at 2008-06-18 07:46
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theclaさん、貴ブログを拝見して、綺麗な♀開翅も撮影したいな~って思っていましたが、予想をはるかに超える成果が上がって満足しています。確かにミドリ♀は明けてビックリの玉手箱ですネ!
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援交エロ動画が見放題だよ
at 2011-11-02 14:01
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