ヒメジャノメ手作りの月見団子(9月上旬)
今日21日は中秋の名月。東京付近でも20時過ぎから雲が取れて、綺麗な満月が出ています。お月見と言えば、甘党にとっては、団子が楽しみ。先日思わぬ場所で「団子」に出会いました。
拙宅庭は猫の額ほどの狭さで、様々な草花の鉢を置き過ぎたためか、足元は以前より暗くなりました。そのせいでしょう、夏場はチジミザサが地面をビッシリと覆っております。チジミザサが繁茂するようになって、来訪するようになったのが、ヒメウラナミジャノメとヒメジャノメ。多摩川縁では普通種ですが、以前は拙宅庭での大珍品。小雨混じりの15時頃、1頭のヒメジャノメ♀が訪れ、チジミザサに産卵し始めました。慌ててカメラを部屋から持ち出し、何とか撮影に成功。
+++画像はクリックで拡大されます(モニター環境に依存)+++
拙宅庭での本種産卵シーン撮影は初体験。母蝶の重みで葉裏がカメラ側に反り返り、産附された卵塊がはっきり見える、嬉しいショットになりました。母蝶が去った後、チジミザサの葉をひっくり返して卵塊をマクロ撮影。
全4卵。しかも3卵+1卵がお供え物の団子のように綺麗に配置されておりました。もっとも上新粉(米粉)で作ったと言うよりは、寒天を用いた金玉糖のイメージでしょうか。団子の直径は約1mm。この4卵はもちろん越冬世代で、上手く生き延びれば、来年の5月に第1化として拙宅庭で羽化してくれることでしょう。そして来年の9月頃、また第2化母蝶がやって来て、「月見団子」を作ってくれることを期待しましょう(^^)
和菓子大好きですー 笑
チジミザサが主たる食草ですか。
我が家の庭には無いなあ、、
ヒメジャノメはいるのですが
隣の空き家の庭にあるのかもしれないです。
ヒメジャノメがこのままお庭に定着してくれると良いですね!!
チジミザサだけでなく、イネ科雑草なら広範囲に食います。
但し、イネ科草本が密に生い茂っていることと、多少暗い場所を好むので、
お庭の環境に該当する場所があれば、産んでくれると思います。