タテハチョウ亜科のご紹介です。最初はお馴染みのアカタテハVanessa indica ♀。産卵シーンです。
+++画像はクリックで拡大されます(モニター環境に依存)+++
D500-34VR(トリミング)
,ISO=500,F7.1-1/320、
-0.7EV、外部ストロボ、撮影年月日・時刻:
2017年
4月
8日
13時
52分
産附植物はカラムシのようです。続いて同一個体が産卵後訪れたセンダングサでの吸蜜シーン。
D500-34VR,ISO=400,F8-1/1000
、-0.7EV、外部ストロボ、撮影年月日・時刻:2017年4月8日13時53分
2種目はこれまたお馴染みのルリタテハKaniska canece ♂。
D500-34VR,ISO=400,F5.6-1/1000、撮影年月日・時刻:2017年4月8日16時52分
夕陽を浴びてノンビリと休息する個体です。管理人は過去に台湾で何回か本種を撮影しておりますが、これまでで最も接近戦で撮影できた画像になりました。
3種目はメスアカムラサキHypolimnas misippus ♂。
D500-34VR,ISO=500,F9-1/640、+0.7EV、外部ストロボ、撮影年月日・時刻:2017年4月11日8時59分
こちらは蘭嶼ではなく、台東市内での撮影。高さ4mほどの樹冠でテリ張りしているシーンです。この♂の左後翅裏面の白帯は1a,b室付近で縮退し、明確ではありません。参考までに2006年、香港で撮影した♂個体画像も掲載しておきます。
D70S-VR84@400mm,ISO=500,F9-1/250、撮影年月日・時刻:2006年10月7日11時36分、撮影地:香港・新界地区
この画像の白破線部に注目下さい。これが本種♂の標準的な斑紋パターンです。台東市内で撮影した個体は逆光でかつ微妙に擦れている影響を差し引いても、後翅1a,b室の斑紋縮退は明らかだと思います。念のため、ネットで公開されている本種♂裏面画像、図鑑で検証しましたが、どうやら軽微な斑紋異常であると考えられます。次回はHypolimnas 属の残り2種をご紹介します。