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探蝶逍遥記

ウラギンシジミの産卵(8月下旬)

 信州遠征の後、画像整理に忙しく、かつ猛暑を嫌って、多摩川縁での観察を疎かにしておりました。少し暑さも和らいだので、久しぶりにお散歩撮影。クズが繁茂する堤防沿いで翅を休めているウラギンシジミ♀を発見。ちょっと飛び古した個体です。

+++画像はクリックで拡大されます(モニター環境に依存)+++
ウラギンシジミの産卵(8月下旬)_f0090680_21484214.jpg
EM12-P520@200mmX1.4TC(トリミング),ISO=200,F5.6-1/640、撮影時刻:14時48分

 その後、母蝶はクズの蕾を探索しながら産卵行動を開始。しかし、通常、葉陰にある蕾を好むので、クズの葉陰に潜ってしまうと、手も足も出ません。それでも粘っていると、オープンな空間にある蕾に産んでくれました。
ウラギンシジミの産卵(8月下旬)_f0090680_2149788.jpg
EM12-P520@200mmX1.4TC,ISO=200,F5.6-1/640、撮影時刻:14時51分

 もう少し、左側に回り込みたかった場面です。それでも本種産卵シーン撮影は久しぶり。なかなか納得の行く絵が撮れませんね。産附された卵の状況もアップしておきましょう。
ウラギンシジミの産卵(8月下旬)_f0090680_21492242.jpg
EM12-P520@200mmX1.4TC(トリミング),ISO=400,F5.6-1/500、撮影時刻:14時56分

 この後も母蝶はウロチョロ産卵行動を取ったものの、産卵の瞬間は撮らせてもらえませんでした。まぁ、秋口までもう少しチャンスはあると思うので、リベンジすることにしましょう。
by fanseab | 2019-09-02 21:50 | | Comments(2)
Commented by ainomidori443zeph at 2019-09-02 23:20
スレてる個体ですが前翅の尖りをみると秋型みたいですね。秋型が産卵してそれから越冬体が発生するのでしょうか?
Commented by fanseab at 2019-09-03 20:53 x
愛野緑さん、コメント有難うございます。
小生の見立ては、この♀は夏型だと思います。別のコマも確認しましたが、
前翅の尖りは秋型とは言えないと思います。それと、越冬個体にも夏型が
混じっているようなので、ご指摘の点は結構複雑で、スッキリとしたパターンは
ないように思います。
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