探蝶逍遥記

ムラサキツバメ越冬集団の観察:その2(12月下旬および1月上旬)

 今年初めての首題集団の観察。場所は前回と異なり東京都内の某公園。撮影仲間のMさんより情報を頂きました。実は昨年暮れに集団の確認をした際、生憎カメラの持ち合わせが無く、仕方なく携帯で撮影。で、年が明けてから愛用カメラで撮り直すのが今回の目的。先ずは最大集団のあった葉を確認。

+++画像はクリックで拡大されます(モニター環境に依存)+++
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EM12-Z12,ISO=200,F6.3-1/250、外部ストロボ、撮影時刻:9時12分(1月上旬)

 正確に計数できませんが、恐らく17頭でしょう。葉柄側にドーム状にカーリングした別の葉が覆いかぶさって理想的な塒になっています。一方大きな葉の先端付近は日当たりが良過ぎて、気温変化が激しく越冬には不向きな場所だと思います。事実、昨年末にはこの先端付近に5頭程度が終結して合計20頭以上の集団になっておりましたが、その5頭が消えております。↑の絵では既に1♀が開翅状態です。その後、この♀はどこに飛び去ってしまいました。トリミングで塒中心部をもう一枚。
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EM12-Z12(トリミング),ISO=200,F6.3-1/250、外部ストロボ、撮影時刻:9時15分(1月上旬)

 この塒の裏側に回って観察してみると、2枚の葉が重なった部分に別の2頭が越冬していました。
f0090680_15164323.jpg
D500-34VR(トリミング),ISO=500,F7.1-1/800、外部ストロボ、撮影時刻:9時18分(1月上旬)

 ふと、塒から離れて別の灌木に目を向けると、♀が開翅日光浴をしておりました。
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D500-34VR,ISO=500,F7.1-1/800、撮影時刻:9時31分(1月上旬)

 今冬初めてのムラツ開翅画像です(^^; 右前翅中室にある傷の特徴から、この開翅個体はどうやら、最初の縦位置広角画像で翅を開いていたのと同一個体。
 次にこの塒から程近い目線高さにある集団を見に行きました。しかし、全く「蛻の殻」状態でガックリ。
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TG4@5.5mm,ISO=100,F2.3-1/40、-0.7EV、内蔵ストロボ、撮影時刻:9時21分(1月上旬)

 参考までに年末、携帯で撮影した時の様子をアップしておきましょう。
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携帯(トリミング)、ISO=20,F1.8-1/125、内蔵LED、撮影時刻:13時29分(2018年12月下旬)

 恐らく16頭集団。結構ギッシリ感があって、見ごたえのする集団だっただけに残念でした。
 やはり12月中旬以降、安定的に大集団を観察するのは、結構難しいですね。しかし、来年集団が再形成されそうなポイントが把握できたことは収穫でした。
by fanseab | 2019-01-09 20:53 | | Comments(2)
Commented at 2019-01-12 21:42
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by fanseab at 2019-01-13 10:57
鍵コメさん、そうでしたか。
やはりムラツにとって、「正月の壁」がありそうです。越冬と言うよりは、
越年の難しさでしょうね。昨年秋も結構暖かい日が続いていたのに、
12月に入ってから例年並みの寒さになり、少しずつムラツにとって打撃に
なったのでしょう。
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