探蝶逍遥記

シロオビノメイガ(10月初旬&中旬)

 多摩川縁のクズ群落で、ウラナミシジミの撮影中、足元から褐色の小蛾が一斉に飛び立ちます。脚で50cm~1m草叢を払っただけで、10頭ほどの個体が飛びます。この広い多摩川河川敷には一体何万頭の個体が生息しているのでしょうか?見当もつきませんね。この子の正体は、シロオビノメイガ(Spoladea recuvalis)。ホウレンソウの大害虫として知られています。折角ですので、ちょっと真面目に撮影。最初はセンダングサでの吸蜜。

+++画像はクリックで拡大されます(モニター環境に依存)+++
f0090680_17141028.jpg
EM12-Z60(トリミング),ISO=200,F5.6-1/500,撮影時刻:11時47分

 和名通り、白い帯があるメイガで、何とも分かり易いネーミングです。続いてアレチウリでの静止シーン。
f0090680_17142472.jpg
EM12-Z60(トリミング),ISO=200,F4.5-1/320,撮影時刻:11時45分

 直前まで吸蜜していたものと思われます。気配に結構敏感なので、撮影は苦労しました。複眼が赤味を帯びた濃褐色。やはり蝶類とはちょっと趣の異なる色調ですね。次はセイタカアワダチソウからの飛び立ちシーン。
f0090680_17143737.jpg
EM12-Z60(トリミング),ISO=640,F5-1/4000,撮影時刻:11時10分
f0090680_17144678.jpg
EM12-Z60(トリミング),ISO=640,F5-1/4000,撮影時刻:11時11分

 こうしてじっくり見ると、縁毛が複雑かつ綺麗な種類です。何となくチャマダラセセリを彷彿とさせる雰囲気があります。2枚目は驚かせて逆向き(裏面)になった場面。裏面模様確認のため、画像を上下反転してアップしておきます。飛翔中、淡褐色に見えるのは、この裏面色調の影響なのでしょう。
 冒頭に述べたように、本種の繁殖能力はすさまじいものがあります。まるで天敵が存在しないかのような個体数です。本種に寄生する寄生バエ類も、幼虫の数が多すぎて全幼虫に寄生卵を産むのを諦めてしまうのでしょうか?
by fanseab | 2018-10-18 21:38 | | Comments(0)
名前
URL
画像認証
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。