探蝶逍遥記

アカボシゴマダラ第1化(4月下旬)

 拙宅玄関前のエノキには毎年、外来種アカボシゴマダラが産卵、フルステージを居ながらにして観察することができます。但し、エノキ株根元の環境が悪いらしく、毎年、ここで越冬できる個体は稀です。ところがこの春、3頭のアカボシが珍しく越冬し、3頭共に無事蛹化いたしました。最初に羽化したのは♂。

+++画像はクリックで拡大されます(モニター環境に依存)+++
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EM12-Z60(トリミング), ISO=400、F6.3-1/80、外部ストロボ+スレーブ1灯、撮影月日・時刻:4月24日、20時14分

 第1化らしく、白化した典型的な姿です。正確な羽化時間は不明ですが、恐らく夕刻だと思います。蛹期は15日。続いて、4月28日に♀が羽化。
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EM12-Z60, ISO=250、F5.6-1/100、外部ストロボ+スレーブ1灯、撮影月日・時刻:4月28日、22時10分
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EM12-Z60, ISO=400、F5.6-1/640、撮影月日・時刻:4月29日、8時07分

 こちらも蛹期は15日。前翅長52mm。但し、♂と異なり、第1化としては珍しく明確な「赤星」が後翅に出現しております。第1化で、このタイプの個体発生確率がどの程度か?興味ある研究対象ですね。多摩川縁の観察では、例年第1化♂の発生はゴールデンウイーク明けですから、概ね2週間ほど発生が早いと言えます。この春は他種の発生状況も同様に早いですから、当然なのかもしれません。
 因みに3頭目は、野鳥による食害で、羽化を待たず、お★様になってしまいました。
by fanseab | 2018-05-03 20:50 | | Comments(2)
Commented by Sippo5655 at 2018-05-03 22:04
我が家の狭い庭にもエノキ幼木を植えて
昨年はアカボシの羽化を見ることができましたが、
今年は何もついていませんでした。
春型で赤い紋がある子もいるんですね!
知りませんでした。
春先はいろんな虫たちに翻弄されて、
アカボシ春型はよほど近くでの撮影機会に恵まれない限り
進んで撮影しようと思わないというのもありますが^^;
今後はこのような子もいるんだっていう意識を持って
見つめてみたいと思います!
Commented by fanseab at 2018-05-04 09:49 x
Sippo5655さん、おはようございます。
小生の記憶では、こんな第1化に出会ったのは初めてです。
通常、雌の方が白化が強く出るので、余計驚きました。
ご指摘の通り、この時期は色々と目移りする位、蝶が続々と
発生するので、アカボシまで目が届かないことは事実です。
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