中国四川省成都近郊遠征記:その12
都江堰・玉塁山での観察結果として蝶以外の生物相をご紹介しておきましょう。最初は、鱗翅目からトラガ(Episteme属)の1種の♀。
+++画像はクリックで拡大されます(モニター環境に依存)+++
D71K-34VR(トリミング), ISO=640、F8-1/500、-0.3EV、撮影年月日・時刻:2015年7月12日、15時51分
最初登場した時は、マダラチョウと間違えました。明確な産卵行動を示していました。
D71K-34VR(トリミング), ISO=640、F8-1/500、-0.3EV、撮影年月日・時刻:2015年7月12日、15時51分
この画像では、明らかに産卵管を伸ばしています。管理人は植物相に疎いので、ホストの同定はできません。産み付けられた卵も、例によって石垣を越えることができず、確認に至りませんでした。次は、日本でもお馴染みのニイニイゼミ(Platypleura kaempferi)。
D71K-34VR(トリミング), ISO=200、F9-1/320、-0.3EV、外部ストロボ、撮影年月日・時刻:2015年7月11日、16時02分
中国産は日本産と亜種が異なるのでしょうか?少なくとも鳴き方で区別はできませんでした。お次はエゾハルゼミ(Terpnosia nigricosta)ソックリの蝉。
D71K-34VR(トリミング), ISO=400、F8-1/400、-0.3EV、外部ストロボ、撮影年月日・時刻:2015年7月12日、12時49分
D71K-34VR(トリミング), ISO=400、F5-1/250、-0.3EV、外部ストロボ、撮影年月日・時刻:2015年7月12日、12時57分
少なくともTerpnosia属であることは間違いないでしょう。クロオオムラサキが飛ぶ林内で賑やかに鳴いておりました。
蝉の次は野鳥を2種。最初はシロガシラクロヒヨドリ(Hypsipetes leucocephalus)。
D71K-34VR(トリミング), ISO=500、F5.6-1/640、-0.7EV、外部ストロボ、撮影年月日・時刻:2015年7月11日、17時07分
日本のヒヨドリとほぼ同体躯。上半身が派手目の鳥で、結構目立ちます。台湾産は和名とは裏腹に全身がカラスのように真っ黒になるようです。野鳥の2種目は、シロガシラ(Pycnonotus sinensis)。
D71K-34VR(トリミング), ISO=400、F5-1/1600、-0.3EV、撮影年月日・時刻:2015年7月12日、13時11分
D71K-34VR(トリミング), ISO=400、F5-1/1600、-0.3EV、撮影年月日・時刻:2015年7月12日、13時12分
樹冠付近でバタバタとせわしなくホバリングしておりました。前種同様、ヒヨドリ科ですが、体躯は前種より一回り小さい感じ。日本の沖縄には台湾産が外来種として侵入し、問題になっている野鳥のようです。
<次回へ続く>
+++画像はクリックで拡大されます(モニター環境に依存)+++
D71K-34VR(トリミング), ISO=640、F8-1/500、-0.3EV、撮影年月日・時刻:2015年7月12日、15時51分
最初登場した時は、マダラチョウと間違えました。明確な産卵行動を示していました。
D71K-34VR(トリミング), ISO=640、F8-1/500、-0.3EV、撮影年月日・時刻:2015年7月12日、15時51分
この画像では、明らかに産卵管を伸ばしています。管理人は植物相に疎いので、ホストの同定はできません。産み付けられた卵も、例によって石垣を越えることができず、確認に至りませんでした。次は、日本でもお馴染みのニイニイゼミ(Platypleura kaempferi)。
D71K-34VR(トリミング), ISO=200、F9-1/320、-0.3EV、外部ストロボ、撮影年月日・時刻:2015年7月11日、16時02分
中国産は日本産と亜種が異なるのでしょうか?少なくとも鳴き方で区別はできませんでした。お次はエゾハルゼミ(Terpnosia nigricosta)ソックリの蝉。
D71K-34VR(トリミング), ISO=400、F8-1/400、-0.3EV、外部ストロボ、撮影年月日・時刻:2015年7月12日、12時49分
D71K-34VR(トリミング), ISO=400、F5-1/250、-0.3EV、外部ストロボ、撮影年月日・時刻:2015年7月12日、12時57分
少なくともTerpnosia属であることは間違いないでしょう。クロオオムラサキが飛ぶ林内で賑やかに鳴いておりました。
蝉の次は野鳥を2種。最初はシロガシラクロヒヨドリ(Hypsipetes leucocephalus)。
D71K-34VR(トリミング), ISO=500、F5.6-1/640、-0.7EV、外部ストロボ、撮影年月日・時刻:2015年7月11日、17時07分
日本のヒヨドリとほぼ同体躯。上半身が派手目の鳥で、結構目立ちます。台湾産は和名とは裏腹に全身がカラスのように真っ黒になるようです。野鳥の2種目は、シロガシラ(Pycnonotus sinensis)。
D71K-34VR(トリミング), ISO=400、F5-1/1600、-0.3EV、撮影年月日・時刻:2015年7月12日、13時11分
D71K-34VR(トリミング), ISO=400、F5-1/1600、-0.3EV、撮影年月日・時刻:2015年7月12日、13時12分
樹冠付近でバタバタとせわしなくホバリングしておりました。前種同様、ヒヨドリ科ですが、体躯は前種より一回り小さい感じ。日本の沖縄には台湾産が外来種として侵入し、問題になっている野鳥のようです。
<次回へ続く>
by fanseab
| 2018-03-05 20:58
| その他の昆虫類
|
Comments(2)
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Sippo5655 at 2018-03-06 22:19
トップの蛾、不思議な色模様ですね・・!!
蛾の仲間にも、蝶の仲間にも、一部だけを見れば
そっくりな子が^^;
にんじんのような嘴のヒヨドリの仲間!?
これまた仰天です(◎-◎;)!!
蛾の仲間にも、蝶の仲間にも、一部だけを見れば
そっくりな子が^^;
にんじんのような嘴のヒヨドリの仲間!?
これまた仰天です(◎-◎;)!!
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fanseab
at 2018-03-07 21:17
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Sippo5655さん、まいどどうも!
海外へ行くと、不思議な斑紋の蛾類に出会います。
最初は蝶なのか、蛾なのか、見分けられません。昼蛾の多くは、極めて
ド派手な模様が多く、彼らに嵌ってしまうと、蝶の撮影が疎かになる位です。
<にんじんのような嘴・・・
そう、上半身が真っ白なので、嘴が口紅を塗ったように鮮やかに感じられます。
海外へ行くと、不思議な斑紋の蛾類に出会います。
最初は蝶なのか、蛾なのか、見分けられません。昼蛾の多くは、極めて
ド派手な模様が多く、彼らに嵌ってしまうと、蝶の撮影が疎かになる位です。
<にんじんのような嘴・・・
そう、上半身が真っ白なので、嘴が口紅を塗ったように鮮やかに感じられます。