サトキマダラヒカゲの飼育記録:その2
前回の記事で3齢までの経過をまとめましたので、今回は4齢~蛹化までをご紹介します。3齢期間は6日。10月9-10日にかけて4齢になりました。 ++画像はクリックで拡大されます++
D7K-85VR(トリミング+画像処理)、ISO=200、F18~25-1/160~250、-1.0EV、外部ストロボ、撮影月日:10月10日(産卵後23日)
体長は17mm。体色は3齢とさしたる変化はありません。4齢期間は9-11日で一番早い個体は10月18日(産卵後31日)に5齢に到達しました。
D7K-85VR(トリミング+画像処理)、ISO=200、F11~13-1/320、-0.7EV、外部ストロボ、撮影月日:10月22日(産卵後35日)
体長は28mm。尾端突起の長さが相対的に短くなり、体色は4齢に比較してやや赤みがかかった感じです。5齢中期には体長が最大37mmまで伸びました。
D7K-85VR(トリミング)、ISO=200、F13-1/320、-0.7EV、外部ストロボ、撮影月日:10月30日(産卵後43日)
4齢以降、飼育プラケースの中の食草を交換する際、刺激で幼虫が葉上から落下し、体を丸めて静止し、仮死状態を呈することがありました。
D7K-85VR(トリミング)、ISO=200、F13-1/250、-0.7EV、外部ストロボ、撮影月日:11月13日(産卵後57日)
屋外だと、葉上で静止している状態で外敵に襲われた際、地上に落下して生き延びる生存戦略なのでしょうか? ここで4齢および5齢幼虫の頭部拡大画像をご紹介しましょう。
上段:D7K-85VR(トリミング)下段:D7K-1855改@55mm(トリミング)、ISO=400/100、F29-1/80-320、-0.7EV/-1.0EV、外部ストロボ、撮影月日:10月10日(4齢:産卵後23日)、10月22日(5齢:産卵後35日)
2-3齢において、S社の有名キャラクター、「ハロー○ティちゃん」を引き合いに出しましたが、5齢になると、頭部の上部一面に大仏様の頭を連想させる粒状突起が目立ち、有名キャラクターとは似ても似つかぬ面相になってしまいました(^^;
さて、5齢幼虫は摂食を停止し、11月10~13日に前蛹になりました。
D7K-85VR(トリミング)、ISO=100、F14-1/80、-0.7EV、外部ストロボ、撮影月日:11月11日(産卵後55日)
数枚の葉を黒褐色の糸で簡単に閉じ、巣らしき形態を作っております。
D7K-85VR、ISO=100、F11-1/80、-0.7EV、外部ストロボ、撮影月日:11月11日(産卵後55日)
画面下側の葉裏中脈付近に尾鉤を掛け、懸垂しております。屋外では地上に降りた後、同様に枯葉等で造巣し、蛹化するのでしょう。前蛹期間は2-3日で11月12~16日に5頭全て無事蛹化いたしました。
D7K-85VR(トリミング+4コマ深度合成)、ISO=200、F11-1/200、-0.7EV、外部ストロボ、撮影月日:11月13日(産卵後57日)
体長は約18mm。淡い褐色で、背面部分の模様は終齢幼虫の面影を残している感じです。
こうして、屋外で採幼した5個体共に無事蛹まで到達いたしました。ご存じの通り、サトキマは蛹越冬で来春まで冬眠状態に入っております。現在、拙宅の冷暗場所で保管しておりますが、そのうち、数頭を屋外に戻し、室内保管品と羽化時期等の比較検討をしたいと思っております。
★その後の羽化の記録は★
こちら(外部リンク)
D7K-85VR(トリミング+画像処理)、ISO=200、F18~25-1/160~250、-1.0EV、外部ストロボ、撮影月日:10月10日(産卵後23日)
体長は17mm。体色は3齢とさしたる変化はありません。4齢期間は9-11日で一番早い個体は10月18日(産卵後31日)に5齢に到達しました。
D7K-85VR(トリミング+画像処理)、ISO=200、F11~13-1/320、-0.7EV、外部ストロボ、撮影月日:10月22日(産卵後35日)
体長は28mm。尾端突起の長さが相対的に短くなり、体色は4齢に比較してやや赤みがかかった感じです。5齢中期には体長が最大37mmまで伸びました。
D7K-85VR(トリミング)、ISO=200、F13-1/320、-0.7EV、外部ストロボ、撮影月日:10月30日(産卵後43日)
4齢以降、飼育プラケースの中の食草を交換する際、刺激で幼虫が葉上から落下し、体を丸めて静止し、仮死状態を呈することがありました。
D7K-85VR(トリミング)、ISO=200、F13-1/250、-0.7EV、外部ストロボ、撮影月日:11月13日(産卵後57日)
屋外だと、葉上で静止している状態で外敵に襲われた際、地上に落下して生き延びる生存戦略なのでしょうか? ここで4齢および5齢幼虫の頭部拡大画像をご紹介しましょう。
上段:D7K-85VR(トリミング)下段:D7K-1855改@55mm(トリミング)、ISO=400/100、F29-1/80-320、-0.7EV/-1.0EV、外部ストロボ、撮影月日:10月10日(4齢:産卵後23日)、10月22日(5齢:産卵後35日)
2-3齢において、S社の有名キャラクター、「ハロー○ティちゃん」を引き合いに出しましたが、5齢になると、頭部の上部一面に大仏様の頭を連想させる粒状突起が目立ち、有名キャラクターとは似ても似つかぬ面相になってしまいました(^^;
さて、5齢幼虫は摂食を停止し、11月10~13日に前蛹になりました。
D7K-85VR(トリミング)、ISO=100、F14-1/80、-0.7EV、外部ストロボ、撮影月日:11月11日(産卵後55日)
数枚の葉を黒褐色の糸で簡単に閉じ、巣らしき形態を作っております。
D7K-85VR、ISO=100、F11-1/80、-0.7EV、外部ストロボ、撮影月日:11月11日(産卵後55日)
画面下側の葉裏中脈付近に尾鉤を掛け、懸垂しております。屋外では地上に降りた後、同様に枯葉等で造巣し、蛹化するのでしょう。前蛹期間は2-3日で11月12~16日に5頭全て無事蛹化いたしました。
D7K-85VR(トリミング+4コマ深度合成)、ISO=200、F11-1/200、-0.7EV、外部ストロボ、撮影月日:11月13日(産卵後57日)
体長は約18mm。淡い褐色で、背面部分の模様は終齢幼虫の面影を残している感じです。
こうして、屋外で採幼した5個体共に無事蛹まで到達いたしました。ご存じの通り、サトキマは蛹越冬で来春まで冬眠状態に入っております。現在、拙宅の冷暗場所で保管しておりますが、そのうち、数頭を屋外に戻し、室内保管品と羽化時期等の比較検討をしたいと思っております。
★その後の羽化の記録は★
こちら(外部リンク)
by fanseab
| 2012-11-22 23:24
| 蝶
|
Comments(2)