ハナアブとクマバチ
今日の関東地方は朝から雨。久しぶりの完全休養日になりました。
で、蝶の掲載も一休みして、春限定の蝶探索の途中で撮影した双翅目・膜翅目の飛翔画像をアップしましょう。
最初はビロードツリアブ。コツバメ等が登場するより早くフィールドに出現する、スプリングエフェメラルの主役かもしれません。 ++画像はすべてクリックで拡大されます++
D40-24(トリミング), ISO=400, F4-1/2500、-1.3EV、外部ストロボ、調光補正1/32、撮影時刻:4月5日、12時32分
D40-24(トリミング), ISO=800, F6.3-1/2500、-1.3EV、外部ストロボ、調光補正1/32、撮影時刻:4月5日、12時37分
これまで上手く撮れなかったこのツリアブを何とか翅のブレを止めて写しこむことに成功しました。このアブ、追いかけ撮りは困難で、彼らがホバリングしている時に、じっと接近するのを待ち受けるのがコツだとわかりました。でも、同じ場所でのホバリングは続かず、場所を移動します。それに伴い、カメラマンも徐々に地面を匍匐前進する必要があって、忍耐力の勝負ですね。2枚目を見ると、飛翔中、前足と後ろ足を目一杯伸ばしてバランスを取っているのがわかります。目視では、こんな観察はできません。カメラの威力を感じます。
さて、お次はクマバチ。晩春~初夏にかけて、見晴らしの良い場所でテリを張っています。ブーン ♪ という羽音を聞くと、新緑の季節を実感しますね。
D40-24(トリミング), ISO=800, F13-1/2500、-1.3EV、外部ストロボ、調光補正1/32、撮影時刻:4月19日、8時42分
D40-24(トリミング), ISO=800, F9-1/2500、-1.3EV、外部ストロボ、調光補正1/32、撮影時刻:4月19日、8時45分
この蜂は人間を刺さないことがわかっていますから、こんな接近戦も可能ですが、間違ってもオオスズメバチの飛翔を撮ろうとは思いませんね。クマバチはカメラを「敵」と考えるのか?カメラを接近させると、逆に向こうから近づいてきます。なるべく目一杯接近したとこでシャッターを押すようにしました。結果、2枚目は何とかクマバチの「毛並み」まで写しこめて満足です。また、クマバチの羽ばたき周波数は約200Hzとされています。ただ翅の打ち下ろし位置はクマバチの体軸水平面に平行な位置で留まるので、下方からのアングルでは、翅の動きを止めることが可能です。1枚目ではほぼ翅を止めて撮影できました。一方、側方から撮影した2枚目では、翅はブレていますね。
ゴールデンウイークは何とか天気が良いといいのですけど・・・・・
で、蝶の掲載も一休みして、春限定の蝶探索の途中で撮影した双翅目・膜翅目の飛翔画像をアップしましょう。
最初はビロードツリアブ。コツバメ等が登場するより早くフィールドに出現する、スプリングエフェメラルの主役かもしれません。 ++画像はすべてクリックで拡大されます++
D40-24(トリミング), ISO=400, F4-1/2500、-1.3EV、外部ストロボ、調光補正1/32、撮影時刻:4月5日、12時32分
D40-24(トリミング), ISO=800, F6.3-1/2500、-1.3EV、外部ストロボ、調光補正1/32、撮影時刻:4月5日、12時37分
これまで上手く撮れなかったこのツリアブを何とか翅のブレを止めて写しこむことに成功しました。このアブ、追いかけ撮りは困難で、彼らがホバリングしている時に、じっと接近するのを待ち受けるのがコツだとわかりました。でも、同じ場所でのホバリングは続かず、場所を移動します。それに伴い、カメラマンも徐々に地面を匍匐前進する必要があって、忍耐力の勝負ですね。2枚目を見ると、飛翔中、前足と後ろ足を目一杯伸ばしてバランスを取っているのがわかります。目視では、こんな観察はできません。カメラの威力を感じます。
さて、お次はクマバチ。晩春~初夏にかけて、見晴らしの良い場所でテリを張っています。ブーン ♪ という羽音を聞くと、新緑の季節を実感しますね。
D40-24(トリミング), ISO=800, F13-1/2500、-1.3EV、外部ストロボ、調光補正1/32、撮影時刻:4月19日、8時42分
D40-24(トリミング), ISO=800, F9-1/2500、-1.3EV、外部ストロボ、調光補正1/32、撮影時刻:4月19日、8時45分
この蜂は人間を刺さないことがわかっていますから、こんな接近戦も可能ですが、間違ってもオオスズメバチの飛翔を撮ろうとは思いませんね。クマバチはカメラを「敵」と考えるのか?カメラを接近させると、逆に向こうから近づいてきます。なるべく目一杯接近したとこでシャッターを押すようにしました。結果、2枚目は何とかクマバチの「毛並み」まで写しこめて満足です。また、クマバチの羽ばたき周波数は約200Hzとされています。ただ翅の打ち下ろし位置はクマバチの体軸水平面に平行な位置で留まるので、下方からのアングルでは、翅の動きを止めることが可能です。1枚目ではほぼ翅を止めて撮影できました。一方、側方から撮影した2枚目では、翅はブレていますね。
ゴールデンウイークは何とか天気が良いといいのですけど・・・・・
by fanseab
| 2009-04-25 10:56
| その他の昆虫類
|
Comments(10)
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thecla
at 2009-04-25 23:00
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クマバチは人を刺さないと思っていても、このブーンという音を聞くとついビビッてしまって中々カメラを向けられません。
↓私も明日は近間で普通種をじっくり撮影しないと・・・・。
↓私も明日は近間で普通種をじっくり撮影しないと・・・・。
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fanseab
at 2009-04-26 21:00
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theclaさん、クマバチは以前からよく撮影していた対象ですが、意外と苦戦していました。本当はもう一匹のクマバチとのバトルが撮れれば最高ですが、この時は「敵」は出現しませんでした。
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Celastrina
at 2009-04-26 23:49
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ビロードツリアブの飛翔、感激です。すばらしい!!!
こちら青森は、桜満開だというのに雪。こんなことはじめてです。
こちら青森は、桜満開だというのに雪。こんなことはじめてです。
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fanseab
at 2009-04-27 07:12
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Celastrinaさん、おはようございます。ビロードツリアブはスギタニが活動を開始する温度より低い時点で活動を開始していました。ze_phさんなら、もっと上手に飛翔を撮られると思いますよ。
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chochoensis
at 2009-04-27 22:05
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fanseabさん、=ビロードツリアブ=の飛翔・・・小生なんどもトライしていますが未だに撮影できません流石ですね!
お見事です・・・。
お見事です・・・。
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fanseab
at 2009-04-28 07:15
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chochoensisさん、おはようございます。このツリアブのホバリング状態の撮影は広角よりも望遠マクロのほうが楽だと思います。ある程度射程距離を取らないと、相手に感づかれて逃げてしまうからです。
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愛野緑
at 2009-05-02 22:50
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クマバチは大きいので撮りやすそうですが、今まで撮ろうと思ったことは無いです。刺されないとわかったので、今ならよく見られるので狙ってみても良いですね。
最後の写真は細かいところまでよく写っていますね。
最後の写真は細かいところまでよく写っていますね。
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fanseab
at 2009-05-03 13:10
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愛野緑さん、刺されないと分かっていても、羽音を聞くとやはりビビります。ただ蝶と異なりホバリングがある分、撮影は楽ですね。
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hr
at 2009-05-04 13:26
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fanseab
at 2009-05-07 23:40
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