探蝶逍遥記

コンクリート塀上のツマグロヒョウモン幼虫: 続報

3/19にご報告した越冬幼虫の続報です。
去る4/4に無事、蛹化しました。壁の上がお気に入りだったこの幼虫、蛹化も壁の上です。アップした写真は4/7に撮影したもの。写真左上で黒く影になっている庇の部分に通常垂蛹になるのですが、この個体はあくまで「壁の上」に拘ったようです。真珠のかけらを埋め込んだような独特なデザインの蛹は見るたびに感心します。

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D70-10.5-X1.4TC, ISO=400, F13-1/100, +0.3EV, 内蔵ストロボ

その後様子を見ていましたが、寄生か何らかの理由で、残念ながら羽化できなかったようです。特定の個体を継続観察していると、情が移ってしまいます。その意味ではガッカリでした。順調に行けば、4/16前後には羽化していたものと思われます。
# by fanseab | 2006-04-24 21:20 | | Comments(4)

播磨ギフ: リベンジ成功の巻

たかが、蝶の写真撮り。「勝った負けた」と気色張ることもないですが、雌伏2週間。やっとリベンジの時がやってまいりました。で、ホクホク顔でのご報告です。

前回の下見で発見したヒメカンアオイ群生地に8時着。けれど、前回同様、どんよりとした天気で暗澹とした気持ちになりました。またも坊主か・・・。それでも10時頃から雲が薄くなり、11時、やっと女神が舞い降りました。交尾嚢付の♀。「女神さま、二週間お待ちしてましたよ!」これで肩の荷がまず降りました。レンズを通して見る、久々のフサフサ感が素晴らしい!

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D70、ISO=500、F13-1/160,+0.7EV

11時半を回り、更に陽射しが増すと、いったいどこに隠れていたかと思うほど、あちらこちらに♀が乱舞し始めました。どちらを追い回すか?悩むほどの状態。地面を舐めるように飛翔する、1頭に注目すると、なんと産卵を始めました。一卵を産むと、15秒位、写真上のような状態で腹端を一旦葉裏から離し、再度、写真下のように産卵します。レンズを通して彼女の呼吸がこちらに伝わるような、なにか神々しい感動を覚えました。小生にとって、ギフ産卵現場の観察・撮影は、今回が初体験。来た甲斐がありました。
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D70,ISO=500,F11-1/320

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D70,ISO=500,F11-1/250,+0.3EV

産卵が終わった後、葉裏をめくってみると、11卵生みつけられていました。

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D70S-10.5,ISO=400,F14-1/30,+0.3EV,内蔵ストロボ

なお、産卵中の卵と母蝶を同時に写しこもうとトライしましたが、蝶関連ブロガーの先輩方がコメントされているように難しく、断念しました。雑木林のブッシュの中での産卵なので、よほど、カンアオイの葉の開き具合と撮影者の配置のバランスが上手くいかないと、厳しいものがあります。これは今後の挑戦課題になりました。

すこし、余裕が出たので、お次は飛翔写真の番です。Fisheyeでの出来は今一歩で、90mmマクロの作例をアップします。偶然、閉翅状態でシャッターが押されたため、合成写真のような不思議な雰囲気に仕上がりました。
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D70、ISO=640、F7.1-1/1000、+0.3EV

また、ご贔屓にしているブログ:あやはべる蝶観察日誌のfさんに勧誘されて入会した「縦位置広角写真友の会?」会員の証として、作例をアップしておきます。会長のfさん、こんなんで、会員資格ありますか?

f0090680_915258.jpg
D70S-10.5, ISO=500,F14-1/125,内蔵ストロボ

午後1時前から、また雲が厚くなり、思い切って撤収です。11時から12時半までのわずか1時間半、群舞してくれた春の女神に感謝の投げキッスをして、現地を後にしました。
# by fanseab | 2006-04-22 23:02 | | Comments(21)

本体HPの増改築工事

ブログ開設後、後手に廻っていた本体HP工事関係の進捗です。

(1)「北タイの蝶」ギャラリーの新設
3/27付けでご案内したギャラリーをようやく設置完了しました。第一弾は、アゲハチョウ科、シロチョウ科、シジミチョウ科の計6種(第二弾として4/20に3科、5種を追加)。最終的には全90種を掲載予定で、シーズン中も随時アップするようにいたしますので、ご期待ください。

(2)英文版の設置
4/12に設置済みです。目的は「・・・ファン倶楽部」の会員を広く全世界から勧誘する(爆)ためで、少しでも多くの方がこの地域の蝶の素晴らしさを知って頂きたいとの気持ちから、作成いたしました。もっとも、英文は小学生が書いたような内容ですので(^^;; どこまで会員獲得に役立つがわかりませんが・・・・。挿入している写真は日本語版と意図的に少し変えています。

(3)「日本の蝶」ギャラリーの新設
これは現在、更新休止中の「番外編」に代替する写真館を予定していますが、もう少しお時間を頂きたいと思います。国産の蝶を「全種制覇」するような目論見ではなく、あくまで小生お気に入りの日本の蝶を紹介していこうかな?と思っています。
※追記:4/28に遅ればせながら、「日本の蝶」ギャラリーをスタートさせました。
# by fanseab | 2006-04-18 00:00 | | Comments(2)