探蝶逍遥記

本体HPの更新:ボルネオの蝶

 2002年、小生が始めて熱帯アジアに遠征したのはボルネオでした。その時、銀塩で撮影した画像についてスキャナーによるデジタル化がようやく完了し、タテハチョウ科5種を新規追加しました(12/1)。
 銀塩ポジからのデジタル化は色調の再現性がどうしても満足できず、ギャラリーにアップした画像も再度デジタルで撮り直したい対象ばかりです。とりわけ、アカエリトリバネアゲハはデジ一眼できっちり撮影したいと思っています。有名なマレーシア・キャメロンハイランドの集団吸水シーンは蝶屋なら一度は見てみたいものだと思います。↓はボルネオ・サバ州で撮影したアカエリ♂飛翔シーン。
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 この個体の煌びやかな残像は、4年たった今も目に焼きついています。
# by fanseab | 2006-12-03 21:46 | | Comments(14)

晩秋のヤマト青♀探索:PartⅡ

 昨日(11/25)は川崎市北部の多摩川縁でのんびりとヤマト♀を追いかけていました。で、更新もノホホンと一日遅れの作業となりました(^^;;
 朝10時半頃、現地に着くと、未だ蝶の姿がありません。ようやく飛び出した1頭のヤマトに注目。深みのある瑠璃色!目的の♀でした。どうやら羽化直後と思われるような別嬪さんです。
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R1@5.6mm、ISO=200、F5.9-1/570、-0.7EV、撮影時刻:10時35分
 
 この♀、11/3付ブログでご紹介した個体と比べて、ことさら青色部の面積が大きい訳ではありません。
でも、①完璧な縁毛、②外縁側のビロード状黒褐色の地色の美しさの二点がブルーを一際引き立てているではありませんか?外縁部の黒褐色と瑠璃色境界部がかなり明確な点を評価し、明らかにこの個体に軍配を上げたくなりました。
 縦位置広角でもう一枚。こちらは少し大きめの画像を貼ります。
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R1@5.6mm、ISO=200、F5.9-1/1230、-0.7EV 

あれほど繁茂していたカナムグラの葉もご覧のように枯れ始め、ほぼ最終化に近いヤマトの美しさを引き立てています。
 開翅日光浴の合間にはセンダングサでの吸蜜。地色の濃い裏面は晩秋の深い青空に上手く溶け込んでいるようです。
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R1@5.6mm、ISO=200、F5.9-1/2000、-0.7EV
 
 ヤマト以外の蝶は2週間前に比べて激減していました。地面を這うように飛んでいたベニシジミ。ウーン、これは紅色の面積が凄い!春型以上でしょうか?
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R1@5.6mm、ISO=200、F5.9-1/760、-0.7EV、撮影時刻:10時51分

 タテハ類はヒメアカタテハがわずかに飛ぶ程度。ヒメウラナミジャノメやツマグロヒョウモンは姿を消していました。多摩川縁での成虫観察もいよいよ終盤です。
# by fanseab | 2006-11-26 22:03 | | Comments(18)

鳥撮影にトライ

 愛読するブログ:蝶&鳥日記2の管理人、Nさんはプロファイルに「冬場は鳥に浮気する・・・」と公言されている通り、晩秋から蝶に代わって素晴らしい野鳥写真を掲載されています。小生もNさんのブログを通じて多くの小鳥の名を覚えさせて頂きました。
 さて、本日は昨晩の飲み会疲れで朝ゆっくりと起床です。天気予報通り、兵庫県南部は曇り空。蝶は無理として、家でじっとしているのも苦痛なので、自宅から車で5分の超近場の鳥見ポイントに出かけてみました。そもそも小生は、「鳥に浮気する」ほど相手の名前や性格?も熟知していないので浮気どころか「片思い?」もままならない野鳥に関しての超初心者。で、比較的接近しやすいカモメさん他を「片思い」相手に選びました(^^) 
※機材共通データ:D70S-VR84@400mm、ISO=400
※Nさん他、野鳥通の皆さん、同定に間違いあれば、指摘してください

 河口に面した浜辺では、ユリカモメの大集団が占拠していました。
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F9-1/1600、-0.7EV 

 目の後ろ側の黒色円弧状の紋は冬羽の特徴とか。「冬羽」なる季節型やら、冬羽にも数通りのパターンがあるとか、幼鳥と親鳥で異なる斑紋変異等、蝶以上に複雑な斑紋パターンを暗記しないとすぐには同定できない奥の深さがあるとか。これはハマリそうです。
 ユリカモメの仕草は可愛らしく気に入りました。ただ一瞬の表情を切り取るシャッタータイミングはこれまた難しいと痛感です。これは波打ち際で捕食中のシーン。嘴を器用に使うのには驚きでした。
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F10-1/500、-0.3EV 

 続いて飛翔シーン。蝶に比べれば被写体も大きいから楽勝だろう・・・と暢気に構えていましたが、なんのなんの、細かなピントを外しまくりで、結局歩留まりは蝶と変わりませんでした。着陸前のホバリングは何とか絵になりましたが・・・・。
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F10-1/800、-0.7EV

 ユリカモメの大群に混じって一際大きいカモメが混じっていました。どうやらオオセグロカモメ嘴先端下側に赤班があるのが「オオセグロ」、ないのが「セグロ」とか、帰宅してから猛勉強で同定作業に必死でした(^^;; ユリカモメに比べるとちょっと視線がきつく、近寄りがたい雰囲気ですね。(この鳥、Cさんのご指摘で「ウミネコ」と判明しました。Cさん有難うございました。)

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F8-1/640

 砂浜の一角には人工的に岩礁が設けられていて、ここには鵜の群れが。ウミウとカワウの区別がこれまた初心者には厳しいですが、目の下の黄色班の広がり具合から、ここでは「カワウ」としておきます。殆どじっとしていて絵にならない鳥ですが、急に嘴を大きく開けて警戒音を出してくれたので、ここぞとばかりパチリ。迫力ある姿になりました。
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F8-1/800 

 そっと匍匐前進でカワウの表情を捉えようとしたら急に驚いて飛び立ちました。飛翔をトライしたら、運良くジャスピン画像が一枚ありました(^^) ただ、黒い被写体は蝶同様、露出設定が超難しい!
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F10-1/400、+0.3EV

 この岩礁にはひときわ大きなアオサギも陣取っていました。長い首を寒そうに縮めています。
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F10-1/500、-0.3EV

 浜辺でユリカモメと同様、大集団を作っていたのがオナガガモ。ところが中には変わり者がいて、独り寂しそうに佇んでいる雌に注目しました。片足で立って時々毛づくろいをする姿はちょっぴり哀れな感じ。はぐれ狼?もとえ、はぐれ鴨?
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F9-1/800、-0.7EV

 長玉ズームをぶら下げて出かけた最初の本格的鳥撮り。蝶とは異なり、相手が接近するまでじっと待ち続ける作業は精神的に疲れました。あと、露出設定の感覚が蝶とは微妙に違っていて結構失敗が多かった印象です。近場のポイントなので、時々通って「珍品」探しでもしてみようかな?
# by fanseab | 2006-11-23 20:14 | 野鳥 | Comments(14)