探蝶逍遥記

ヤマトシジミの交尾(11月上旬)

 ウラナミシジミの飛翔を撮っていた現場で、ふと足元を見ると、ヤマトシジミのカップルが葉上に止まっていました。

+++画像はクリックで拡大されます(モニター環境に依存)+++
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D500-40、ISO=200、F9-1/640、-0.7EV、撮影時刻:11時39分

 ♂(右側)がとびきり小さく、凸凹コンビ?に思わず笑ってしまいました。折角のチャンスなので、裏側に回って、逆光でも撮影。
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D500-40、ISO=200、F9-1/800、-1.0EV、撮影時刻:11時40分

 久しぶりの縁毛逆光ブルー幻光が撮れました。残念ながら♀個体の翅の向きが♂と一致しておらず、♀の縁毛まではブルーに光らせることができませんでした。♂も縁毛が擦り切れているので、幻光の鮮やかさもイマイチ(^^;;

 交尾飛翔のチャンスでもあるので、少し刺激を与えて飛んでもらいました。
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D500-40(トリミング)、ISO=1250、F9-1/6400、-1.0EV、撮影時刻:11時41分
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D500-40(トリミング)、ISO=1250、F9-1/6400、-1.0EV、撮影時刻:11時41分
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D500-40(トリミング)、ISO=1250、F9-1/6400、-1.0EV、撮影時刻:11時41分

 教科書通り、飛行形式は、「←♀+♂」でした。♀翅表に垣間見える濃いブルーがとても綺麗です。時期的に考えて、新生蝶の交尾シーンを撮影するのは、恐らく今シーズン最後かもしれません。ところでヤマトシジミ♀、晩秋は何時頃まで産卵するのでしょうかね?
# by fanseab | 2017-11-13 21:17 | | Comments(2)

ウラナミシジミなど(11月上旬)

 40mmマクロでの飛翔撮影に習熟するため、日を改めて河川敷のセンダングサ群落へ。10月頃、雨の合間にクズ群落の上を飛び交うウラナミシジミを目撃しております。昨年秋と比較して個体数は非常に多い印象でした。但し、♂の殆どは飛び古した個体で、とても撮影する気になれなかったのです。11月に入ると、ウラナミの個体数は激減、でもこの日、1頭のそれなりに綺麗な個体が目に入ったので、この子と遊んで(遊ばれて?)みました。

+++画像はクリックで拡大されます(モニター環境に依存)+++
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D500-40、ISO=100、F6.3-1/1000、-0.7EV、撮影時刻:11時32分

 縁毛が微妙にスレていることも考慮し、あまり接近せずに自然な雰囲気になるように仕上げました。と言うか、40mmマクロは意図せずとも、肉眼で見たままの情景を上手く切り取る描写をしてくれます。次いで飛翔。
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D500-40(トリミング)、ISO=2000、F9-1/6400、-0.7EV、撮影時刻:11時16分
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D500-40(トリミング)、ISO=2000、F9-1/6400、-0.7EV、撮影時刻:11時28分
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D500-40、ISO=100、F6.3-1/1600、-0.7EV、撮影時刻:11時31分

 ピンク色を帯びた独特なブルーは綺麗ですね! このポイントにはスジグロシロチョウ♀も緩やかに舞いながら、センダングサで吸蜜をしておりました。
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D500-40(トリミング)、ISO=2000、F9-1/6400、撮影時刻:11時25分
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D500-40(トリミング)、ISO=2000、F9-1/6400、-0.7EV、撮影時刻:11時26分

 ウラナミを追いかけた後で、この子の飛翔を撮ると、大きさに騙されて置きピン感覚が狂ってしまいます。結果、緩やかな飛翔の割にはピンが来ないコマが多くてガッカリでした。ここでアップしたコマはいずれも露出オーバー。しかし、ラチチュードが広いD500のセンサーに助けられ、問題無く補正処理ができました。特にISO=2000の高感度でのRAW現像時、γコントロールによるコントラスト調整でも色相が破綻しないので助かります。D90あたりの機種性能とは流石に一線を画した仕上がりに満足です。
# by fanseab | 2017-11-10 21:24 | | Comments(2)

キタテハの飛翔など(11月上旬)

 11月に入ってから関東地方は、それまでの悪天候が嘘のように好天が続いております。この日も多摩川縁のセンダングサ群落で飛翔撮影。今回はD500とマイクロニッコール40mmF2.8Gの組合せでトライ。40mmレンズは4月のツマキチョウ飛翔撮影に使用して以来、久しぶりの登場。最初はキタテハ。

+++画像はクリックで拡大されます(モニター環境に依存)+++
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D500-40(トリミング)、ISO=1600、F8-1/8000、撮影時刻:11時11分
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D500-40(トリミング)、ISO=1600、F8-1/8000、撮影時刻:11時11分
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D500-40(トリミング)、ISO=1600、F8-1/6400、撮影時刻:11時19分

 追いかけ撮りになるので、思い描いたイメージが上手く得られません。それに、やはり慣れていないレンズだと、置きピン感覚が全くズレていて、殆どのコマはピンが来ていません。ここ数年、(マイクロフォーサーズ一眼+高速連射機能)で飛翔を撮っているので、APS一眼での焦点深度の浅さを改めて認識することに・・・。

 次は久しぶりのモンキチョウ。
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D500-40(トリミング)、ISO=1600、F8-1/8000、撮影時刻:11時16分
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D500-40(トリミング)、ISO=1600、F8-1/8000、撮影時刻:11時16分

 モンキって、追いかけてみると、やはり速いなぁ~って感じます。40mmレンズで最適置きピン位置を探ってみると、どうやら50~60cmにあることが判明。ところが、本レンズ距離環の刻印は「0.4(40cm)」の次はいきなり「∞(無限遠)」! 50もしくは60cmでスパッと設定ができないのが辛いところです。一方、利点としては、肉眼で見たままに近い自然な描写と適度な背景ボケが得られる点ですね。フルサイズ換算では60mm。銀塩時代の標準レンズ(50~55mm)に相当する画角は、やはり描写がナチュナル。今後、上手く使いこなしたいと思っております。

 さて、拙宅に戻ってみると、エノキの葉裏にアカボシゴマダラの前蛹準備個体を発見。
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D500-40、ISO=200、F7.1-1/1000、撮影時刻:12時07分

 皆さん、どこに前蛹がいるか分かりますか?画面中央右下で角状突起を下にしてぶら下がっている黒い影がその正体。この時期に蛹化すると、蛹期は概ね1ヶ月。早くても12月上旬になるでしょう。その頃、エノキの葉は大半が落ち、鮮やかな緑色の蛹は嫌でも目立ちます。例年の観察だと、シジュウカラの食害に遭う事例が多いのです。この子は果たして無事羽化できますでしょうか?
# by fanseab | 2017-11-06 21:15 | | Comments(2)