探蝶逍遥記

日本チョウ類保全協会企画展のお知らせ

 12月17日まで本記事をトップに配置します。
通常記事は本記事の下にあります。

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◇◇企画展「チョウが消えてゆく~絶滅の危機にあるチョウを守る~◇◇

 毎年、東京・新宿御苑にて開催しております保全協会企画展を、今年は、下記の日程で開催いたします。
チョウの生態写真(約65点)のほか、絵、保全に関するパネルなどの展示を行うほか、土日(16-17日)には、ミニ講演会も開催されます。
ぜひお友達とお誘いあわせの上、ご来場くださいますようにお願いいたします。

日 時:2017年12 月12 日(火)~ 12 月17 日(日)
      9:00 ~ 16:30(最終日は15:00 まで)
場 所:新宿御苑インフォメーションセンター1F(新宿門左側)
     「アートギャラリー(クリックでジャンプ) 
     ※入場無料
      
アクセス:JR・京王・小田急線:新宿駅南口 より徒歩10 分
     東京メトロ副都心線:新宿三丁目駅より徒歩5 分
     東京メトロ丸の内線 ・都営地下鉄新宿線:新宿御苑前駅より徒歩5 分 

内 容:チョウの生態写真・絵画・工芸品・チョウの保全に関するパネル、ほか
 
<ミニ講演会:16 ~ 17 日(土・日)に開催>

16 日(土) 1 回目 11:00 ~ 11:30
       「絶滅危機のチョウを守る」 中村康弘(日本チョウ類保全協会事務局)
       2 回目 13:00 ~ 13:30
       「フランスのチョウと自然」 永幡嘉之(自然写真家)
       3 回目 15:00 ~ 15:30
       「チョウの写真・動画撮影を楽しむ」 佐々木幹夫・清水晶(日本チョウ類保全協会会員)

17日(日)  1 回目 11:00 ~ 11:30
       「絶滅危機のチョウを守る」 中村康弘(日本チョウ類保全協会事務局)
       2 回目 13:30 ~ 14:00
       「フランスのチョウと自然」 永幡嘉之(自然写真家)
 

以上、皆さまのご来場をお待ちしております。

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特定非営利活動法人 日本チョウ類保全協会 事務局 井上晴子

   〒140-0014 東京都品川区大井4-1-5-201
TEL/FAX 03-3775-7006 携帯:090-5574-5433
   Email: jbutterflyconservation@gmail.com
   http://www.japan-inter.net/jbcs/
   協会ブログ:http://jbcs.blog.fc2.com/
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# by fanseab | 2017-12-17 16:30 | | Comments(0)

ムラサキツバメ越冬集団の観察その1(11月中旬)

 最低気温が10℃を切るようになると、そろそろムラツ越冬個体も群れを作り始めます。いつものように川崎市内のポイントを訪ねてみました。先ずは柑橘類をチェック。直ぐに3頭集団が目に入ってきました。

+++画像はクリックで拡大されます(モニター環境に依存)+++
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D500-34VR(トリミング)、ISO=2000、F7.1-1/640、外部ストロボ、撮影時刻:15時13分

 当日、気温が高めだったので、夕方を狙って出かけたのですが、彼らは翅を立て、比較的覚醒状態にあることが分かります。持参した温度ロガーでチェックすると、外気温は19.1℃。この時期の夕方にしては、異例の高温であることが確認できました。当該木を更にチェックすると、見難いですが、6頭集団を見出しました。
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D500-34VR(トリミング)、ISO=2000、F7.1-1/640、外部ストロボ、撮影時刻:15時20分

 先ほどの3頭集団が東向きの葉上であるのに対し、こちらは南向き。一通り、望遠で撮影した後、3頭集団を広角撮影しようと四苦八苦。想定外のショックを与えたようで、途中であっと言う間に飛び去ってしまいガックリ(^^;; 集団を再形成することを祈りましょう。この後、当該木からほど近いアオキも探索しましたが、こちらは坊主。このアオキ株には、2015/16年の両年、それなりの集団が観察されており、今年も期待していただけに残念です。
 
 今回見出した合計9頭が今後、どのように推移するか、継続観察したいと思います。因みに昨年12月下旬時点(クリックでジャンプで、同一樹上で15頭集団を観察しております。
# by fanseab | 2017-11-19 21:15 | | Comments(0)

キタキチョウの仮宿(11月上旬)

 先日、帰宅する際、拙宅の小さな庭にキタキチョウ♂が飛び込んで行く様子を偶然観察できました。庭にマメ科植物を植えていないので、キタキチョウの飛来機会はあまり多くは有りません。念のため庭内をつぶさに調べてみても、姿を確認できず。どうせ庭を通過して、お隣の広い庭にでも逃げていったのだろう・・・と思っていました。ところが、ところがですよ! ある日、偶然、拙宅庭のエノキで休む彼の姿を再発見できたのです。きっかけは外来アカボシゴマダラの蛹観察。発見時の状況をアップしておきましょう。

+++画像はクリックで拡大されます(モニター環境に依存)+++
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EM12-Z60(自動深度合成+トリミング)、ISO=64、F7.1-1/125、撮影時刻:9時27分

 矢印はアカボシの蛹。さて、この絵の中に問題のキタキチョウが隠れています。読者の皆さん、どこにいるか分かりますか??

 正解は、この記事の末尾をご覧下さい。その前に自力で探す方のために、ヒントとして、ほぼ同じアングルから撮影した拡大像もご紹介しましょう。
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EM12-Z60(トリミング)、ISO=64、F8-1/50、外部ストロボ、撮影時刻:9時30分

 ど真ん中で静止しているのが主人公です。このように、逆光条件だと、黄色に色付いたエノキの葉が眩しく光り、同系色のキタキチョウは背景と完全に同化してしまうのです。次に順光下でも撮影してみました。
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EM12-Z60、ISO=200、F7.1-1/250、外部ストロボ、撮影時刻:9時31分

 順光でも、意外と発見は難しいのですよ。この子、3日間この場所にじっとしており、好天気の日中でも全く飛ぶ気配がありませんでした。そして、4日目、最高気温が20℃を越えた昼間、ようやく、どこに飛び去ったようです。エノキは落葉樹ですから、この場所はキタキチョウの越冬場所にはなり得ません。但し、秋口に気温が低下するにつれ、今回観察したような仮宿で暫く静止し、越冬に備えて体力を温存しているのでしょう。

<解答>
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矢印#1がアカボシゴマダラの蛹、矢印#2がキタキチョウです。
# by fanseab | 2017-11-17 21:54 | | Comments(0)