探蝶逍遥記

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信州遠征で撮影した蝶(7月16日)

 メスアカ・エゾを撮影した日、探索過程で出会った蝶達をご紹介しておきましょう。最初はミスジチョウ♀。                                        ++横位置画像はクリックで拡大されます++
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D7K-34(トリミング)、ISO=400、F4-1/400、-0.7EV、外部ストロボ、撮影時刻:9時59分

 どうやら鳥の糞から吸汁中の様子。ミスジチョウは管理人のお気に入りのタテハですけど、まともな画像がありません。いつもロングショットだったり鮮度に問題があったりで、納得行く絵が撮れないのですね。お次は♂。時期的に♂はスレ品が殆どだったので、汚損が目立たない角度からパチリ。
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D7K-34、ISO=400、F4-1/400、-0.7EV、外部ストロボ、撮影時刻:12時04分

 一番鮮度の良さそうな個体を追っている最中、遊び心でトライしたら乗ってきてくれました!管理人初体験のミスジチョウの手乗りでございます。
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D7K-20、ISO=200、F13-1/400、-0.7EV、撮影時刻:12時54分

 撮影した林道は殊の外ミスジチョウが多産しておりました。恐らく一週間程早ければ鮮度の良い♂が撮影できたことでしょう。来シーズン以降、再度訪問したいポイントでした。ミスジ以上に多産していたのが、コムラサキ。まぁ、信州の渓流沿いではモンシロ以上の普通種ですね。最初はほぼ正面からの紫色幻光。
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D7K-34、ISO=400、F14-1/400、-0.7EV、撮影時刻:10時05分

 お次は斜め横からのテリ張りシーン。
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D7K-34、ISO=200、F4-1/1000、-0.7EV、撮影時刻:10時07分

 たまには紫色に光らない♂のシーンもいいかな(本音は負け惜しみ?)。この日出会ったタテハ類で一番嬉しかったのがクモガタヒョウモンの♂。
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D7K-34、ISO=200、F8-1/400、-0.7EV、外部ストロボ、撮影時刻:12時18分

 恥ずかしながら、管理人はデジタルではクモガタ♂は初撮影。しかも接近戦で捉えることができて大満足でした。関東の低山地では5月に出現し、夏眠するパターンですが、長野県の比較的高標高地では出現そのものが6月以降にずれ込み、その分夏眠の期間も短いのでしょう。場合によっては夏眠なしの可能性もあるかもしれません。新鮮なクモガタ♂を撮影しながら、夏眠の可能性について思いを巡らしておりました。信州を代表とするギンボシヒョウモンも少ないながら飛んでおりました。
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D7K-34、ISO=400、F13-1/400、-0.7EV、外部ストロボ、撮影時刻:12時25分

 撮影した場所は渓流沿いの空き地で、ギンボシを通常観察するような草原ではなかったのが印象的でした。さて、コムラサキ以上に多産していたのが、コチャバネセセリ。このセセリは神奈川県あたりだと、個体数が少なめのセセリとの印象ですが、信州や北海道に行くと、本当に蠅のように沢山飛んでいますね。この日も、あちらこちらでこんな吸水シーンを見かけました。
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D7K-34、ISO=200、F4-1/320、-0.7EV、外部ストロボ、撮影時刻:12時21分

 画面内に50頭近くいると思います。接近するとゴミにたかっていた蠅が飛び去るように散っていきます。そんな瞬間を何とか飛翔で切り取ってみました。
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D7K-20(トリミング)、ISO=200、F13-1/400、-0.7EV、外部ストロボ、撮影時刻:12時56分

 6個体ほど飛んでいるのがわかります。因みにコチャバネの飛翔撮影はこれが初体験。単独個体での撮影はなかなか難しそうなので、集団吸水しかチャンスがないだろうとの読みでトライいたしました。
by fanseab | 2012-07-26 22:27 | | Comments(6)

ミドリシジミ探索(7月21日)

 この日は早朝から某所で某シジミの探索。霧雨降る中、傘を差しながら探したものの、どうやら未発生の様子。仕方なく目的を切り替え、神奈川県高標高地へ移動。今シーズン、未撮影のミドリシジミにターゲットを絞りました。現地9時着。相変わらず小雨模様で長袖でも肌寒い天気。傘を差しながらハンノキ林を巡ります。ほどなく、葉上に潜む個体を発見。どうやら♀の雰囲気。                                                   ++画像はクリックで拡大されます++
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D7K-34、ISO=640、F4.5-1/400、-0.7EV、外部ストロボ、撮影時刻:9時25分

 ハンノキの葉は、病変なのか部分的に茶色に変色していて、ミドリの裏面が結構保護色になって、探しにくいものです。左手で傘とレンズを支え、右手でシャッターボタンを押すスタイルも結構苦しかったです。この個体発見後、後が続かず、イライラしましたが、程なく別の個体をハンノキ樹上で発見。どうも後翅裏面に斑紋異常がある様子。シメシメと思ってファインダーを覗くと斑紋異常ではなく、雨滴が付いていたのでした。
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D7K-34、ISO=500、F9-1/320、-0.7EV、外部ストロボ、撮影時刻:10時02分

 「水も滴るいい男」ではなくて、どうやら♀のようなので、「いい女」かな? 正面から「水の滴り具合」を撮ってみました。
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D7K-34(トリミング)、ISO=500、F9-1/320、-0.7EV、外部ストロボ、撮影時刻:10時00分

 左右の翅に沢山雫がついていますね。水滴の形状から判断して、ミドリシジミの翅の撥水性能は相当な実力だと思いました。まぁ、蝶の鱗粉構造は本来素晴らしい撥水性能を備えているのでしょうね。この後、コンデジ広角で雰囲気描写をしようと、最近ブログ仲間で流行のインターバル撮影を試みますが、慣れないために四苦八苦。なかなか蝶が視野に入りません。ゴソゴソ格闘している間にミドリは嫌がって、サッと飛び立ち下草に舞い降りました。
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D7K-34、ISO=400、F10-1/400、-0.7EV、外部ストロボ、撮影時刻:10時26分

 水滴はほぼ完全に取れたようです。それにしてもややこしい場所に舞い降りたもんです。「ここで開翅されたら困るな~」と漏らした管理人の心を見透かしたのかのように、じわりと開翅。上方からだと葉被りになるので、仕方なく横から狙いました。
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D7K-34、ISO=500、F10-1/400、-0.7EV、外部ストロボ、撮影時刻:10時28分

 どうやらA型のようです。何とか♀の開翅も撮れましたが期待した♂は発見できません。もう♂の発生は終わったのだろうか?と気落ちしながらフト、下草を探していると、何と全開している♂を発見。ヤッター!
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D7K-34、ISO=500、F9-1/400、-0.7EV、撮影時刻:10時47分

 ほぼ完品でラッキー♪ 続いて真正面に回り込んでパチリ。
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D7K-34、ISO=500、F8-1/400、-0.7EV、撮影時刻:10時48分

 ミドリシジミ♂の輝きはChrysoともFavoniusとも異なる渋さがあって、格調高いものを感じます。それにしてもこの♂、両脚を目一杯伸ばして2枚の葉に跨っております。
「おい、写真撮ってるおっちゃんよ、はよう撮らんかい! このままやと脚が筋肉痛になってしまうでぇ~」と叫んでいるような・・・。痺れを切らしたのか、この♂、この直後サッと飛び立ってハンノキの梢に消えていきました。ようやく♂開翅をゲットできたので、ホッといたしました。少し余裕が出てきたので、下草中心に探すと何と♂を撮影したすぐ近くで♀の開翅個体を発見。
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D7K-34、ISO=500、F8-1/400、-0.7EV、外部ストロボ、撮影時刻:10時50分

 青鱗粉が微かに出現したB型でしょうか? このコマ撮影後、また小雨が降り出してすぐにこの子は翅を閉じました。
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D7K-34、ISO=500、F8-1/400、-1.0EV、外部ストロボ、撮影時刻:10時51分

 裏面も縁毛バッチリの別嬪さんですね。結果的にこの日は小雨混じりですが、時折雨が止んで薄日が差すゼフ開翅撮影には絶好の天候でした。また雨天でしか撮れない絵も切り撮れて満足して帰宅したのでした。「早起きは三文の徳」の諺はゼフ全般に適用できそうですが、今回は「雨天撮影は三文の徳」でございました。
by fanseab | 2012-07-23 22:04 | | Comments(12)

長野県でゼフ探索(7月16日)

 今シーズンは何とかメスアカミドリ♂の開翅を撮りたいと思い、山梨・長野両県の谷筋を10箇所以上巡っておりますが、未だに好ポイントを見出せずに落ち込んでおりました。時期的に適期を外してしまうのも心配で、これが最後のチャンスと思って長野県に繰り出しました。例によって、衛星画像と1/25000地図をベースに候補地を5箇所程抽出し、順に探っていきました。メスアカの場合は活動ピークが正午以降とされるので、朝方は叩き出しでその存在確認をして行こうという作戦。ところが、第一ポイントに付いた午前7時は小雨模様。クリの花にヒトリガが舞っている程度で、アイノミドリも飛ぶ天候ではありません(^^; 仕方なく傘を差しながら長竿を振り回しますが、落ちてくるのは雨滴のみ(トホホ・・・)。ここは天気回復後に訪問しようと諦め、車で1時間ほど離れた第2~5ポイントへ移動。ようやく雨は上がりましたが、厚い雲に覆われて時折陽射しが差す感じ。何とか第4ポイントで開翅個体を発見しましたが、ゼフではなく新鮮なヒオドシでした(笑)                                                                                               ++横位置画像はクリックで拡大されます++
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D7K-34、ISO=400、F14-1/400、-0.7EV、撮影時刻:9時50分

 この後、予定したポイント以外の谷あいを探りながら再度第3ポイントに戻ってクリの花を叩いていると、ウラクロシジミ♂が飛び出しました。
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D7K-34(トリミング)、ISO=200、F4-1/1000、-0.7EV、外部ストロボ、撮影時刻:10時25分

 ヤレヤレ、これで全くの坊主は免れたか・・・と一息。ウラクロの撮影はほぼ5年振りでしょうか? お情け程度の開翅で表翅の銀白色が垣間見えます。この後、再度予定外のポイント探索に時間を費やし、午後1時過ぎになって、第2ポイントを訪れると、何と眼下にメスアカ♂が開翅してくれていました。記念すべき翅の上から見込んだメスアカ開翅のファーストショットになりました。
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D7K-34(トリミング)、ISO=400、F4-1/800、-1.0EV、撮影時刻:13時48分

 ほぼ真上からなので、後翅は輝いていませんが、右前翅はまずまずChrysoらしい輝きを捉えることができました。この直後、強烈な陽光が差してきて一旦、この個体は翅を閉じましたが、再度陽が翳るとそろりと開翅。その過程で、眩い金緑色の輝きを収めることができました。
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D7K-34(トリミング)、ISO=400、F8-1/800、-1.0EV、撮影時刻:13時49分

 なかなか実際の色合いを表現するのは難しいですが、ファインダー越しに眺める、翅の開閉に伴う色の変化は素晴らしいですね。メスアカを撮影した後、ここには別のゼフも飛んでおることに気が付きました。そう、活動時間帯から予想されたエゾミドリシジミでした。しかも、エゾの活動は活発で、メスアカよりも上方の枝に陣取って、そのうちメスアカの占有空間まで占拠し、メスアカを20m程度高所に追いやってしまいました。そのエゾのテリ張りシーンです。
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D7K-34(トリミング)、ISO=200、F4-1/1000、-1.3EV、撮影時刻:14時03分

 ほぼ全翅が輝く角度です。実はエゾのテリ張りシーン撮影はこれが初体験。正直、ゼフに限らず、帰宅時間が気になって午後の撮影は回避することが多く、どうしても午後に活動時間帯ピークを迎える種の撮影は疎かになっていたのですね。陽射しが強まると翅を閉じるのはエゾも一緒。丁度半開翅の場面です。
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D7K-34(トリミング)、ISO=200、F4-1/1000、-1.3EV、撮影時刻:14時03分

 「Favonius♂の中でエゾの翅頂が最も尖る」とされておりますが、このアングルから撮影すると、なるほど尖りが顕著で性能の良い戦闘機を彷彿とさせますね。続いてほぼ真正面から。
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D7K-34(トリミング)、ISO=200、F4.5-1/640、-1.3EV、撮影時刻:14時10分

 このアングルだと緑色が勝った色合いです。またこの個体の後翅黒帯の巾はやや狭い部分が多くてちょっぴりジョウザン的風貌でしょうか? 暫くエゾのバトルに見とれていると、何とお隣同士の葉上に♂が並ぶ光景も目撃できました。
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D7K-34(トリミング)、ISO=500、F5.6-1/3200、-1.3EV、撮影時刻:14時16分

 先月、オオミドリが一枚の葉上に相並ぶ呉越同舟」状態の♂の撮影に成功しましたが、個体数が多いポイントでは、案外このような光景がよく見られるのかもしれませんね。この時の状況は互いにバトルしていた♂がほぼ同時に別の葉に着地して均衡状態を保った・・・感じでした。ゼフのテリ張りは運動会の席取りゲームのようなもので、本来指定席は一個しかないのでしょうが、たまたま席が2個空いていると、両雄相並ぶ状態が実現できるのでしょう。このコマを撮影した数秒後には両♂が睨んでいた占有空間にライバルが出現し、3頭が絡む大バトルが展開していきました。

 さて、午後2時を過ぎた頃から不安定であった空模様が好転し、強烈な陽光が持続する状態になりました。これと共にエゾ・メスアカ共にテリ張り時は閉翅状態に。エゾはちゃっかりと木蔭のできる葉を選んで監視体制を続けておりました。
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D7K-34(トリミング)、ISO=500、F6.3-1/1600、-1.3EV、外部ストロボ、撮影時刻:14時23分

 「暑い中、監視業務お疲れ様です」と声掛けしたい感じですね。また、エゾ、もしくはメスアカの卍も期待しておりましたが、どうも卍の持続時間は大変短く広角で狙う射程には来てくれませんでしたので、300mmで乱射してみることに。奇跡的に一コマだけピンが来ておりました。
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D7K-34(トリミング)、ISO=640、F4-1/4000、-1.0EV、撮影時刻:14時56分

 上の個体は後翅裏面肛角部橙色班が上下で連続する特徴、下の個体は後翅表黒帯巾が均一である特徴、いずれも「エゾの卍」らしい画像が切り撮れて満足できました。この後、天気はどんどん快晴に向かう感じなので、これが潮時と判断し、午後3時には撤収しました。三連休の最終日ともあって、高速は予想通りの大渋滞でしたが、成果も上がったので普段よりもイライラせずに運転できました。なお、当日偶然、現地でお会いできたKさん、Aさんには色々と情報交換他、お世話になりました。この場を借りまして厚く御礼申し上げます。
by fanseab | 2012-07-20 21:53 | | Comments(2)

多摩川縁の第2化セセリ探索(7月14日)

 3連休の初日は明け方豪雨が降り、ちょっと不安定な天気なので、近場で探索しました。ターゲットは共に第2化の発生ピークと思われるミヤマチャバネセセリとギンイチモンジセセリ。これまで両種は主として第1化、たまに第3化を撮影しておりますが、ゼフを含めハイシーズン真っ只中の7月中旬に敢えて出かけることはなく、第2化の撮影は課題となっておりました。現地に着くと予想通り、大雨の影響でそこかしこに水たまりが出来て歩行に四苦八苦。ポイントに着くと、よたよたと飛ぶギンイチを確認。このセセリは翅表が漆黒なこともあって、新鮮な個体の飛翔中は黄金色に輝きますね。この色合いが管理人のお気に入りです。しかし7時過ぎには完全に探♀モードで全く止まりません。結構しつこく探してようやく羽化直♂の静止画像をゲット。                                                             ++横位置画像はクリックで拡大されます++
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D90-85VR、ISO=200、F6.3-1/1250、-0.7EV、撮影時刻: 8時01分

 後翅裏面の「銀一文字」の出方は第3化と大きな変異はないように思います。第2化&3化を「夏型」として一括りにして構わないのでしょう。お次は♀。
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D90-85VR、ISO=200、F8-1/250、-0.7EV、外部ストロボ、撮影時刻: 8時34分

 ♀はいつも不活発ですね。次に飛翔です。最初は♂の3連発。
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D7K-20(トリミング)、ISO=200、F13-1/400、-0.7EV、外部ストロボ、撮影時刻: 8時00分
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D7K-20(トリミング)、ISO=200、F13-1/400、-0.7EV、外部ストロボ、撮影時刻: 8時00分
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D7K-20(トリミング)、ISO=200、F10-1/400、-0.7EV、外部ストロボ、撮影時刻: 8時20分

 ご覧のように河畔のオギ群落には朝方の雨滴が沢山残っています。オギのジャングルの中を縫うように飛ぶギンイチの飛翔撮影は骨が折れます。予め準備したオーバーズボンも雨滴でずぶ濡れ状態に(^^; 熱中症危険ランク最大レベルの悪条件で喉はカラカラに。レンズにも雨滴(もちろんプロテクターガラスに付きます)が! まぁ、こんな状況が嫌なんで、これまで夏場のギンイチ・ミヤマチャバネは撮影を回避していたんですけどね。お次は♀。
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D7K-20(トリミング)、ISO=200、F13-1/400、-0.7EV、外部ストロボ、撮影時刻: 8時02分

 大きなお腹を抱えてヨタヨタ飛ぶ♀の飛翔は本当に大儀そうです。

 さて、ミヤマチャバネですが、こちらの活動スタート時間はギンイチよりもちょっと遅れる感じです。新鮮な♂を探すのに苦労したものの、何とかテリ張り中個体を確保。
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D90-85VR、ISO=200、F6.3-1/1000、-0.7EV、撮影時刻:7時53分

 縁毛もまずまず揃った個体です。テリ張り環境をコンデジ広角でも撮影。
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GXR@5.1mm、ISO=100、F6.5-1/320、-0.7EV、撮影時刻:8時08分

 概ね、オギ群落の間にポッカリ空いたような空間がお好み。バトルの相手は主に夏型ベニシジミのようでした。この♂を撮影した直後、すぐ脇になんと交尾ペア(上が♀)を発見!
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D90-85VR、ISO=200、F10-1/400、-0.7EV、撮影時刻:7時55分

 昨年の第3化探索時にも同じポイントで交尾ペアを撮影しており、管理人としてミヤマチャバネ交尾画像撮影はこれが二度目。比較的相性が良い相手かもしれません。きっとテリ張り中に♀を発見し、すぐそこで交尾。その隙に「これ幸い~♪」と別の♂が割り込んで占有空間を支配した・・・そんな図式だったのでしょう。この交尾ペア、撮影直後に解けてしまいました。次いでシロツメクサ上で開翅する♀。因みに交尾ペアの♀とは別個体です。
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D90-85VR、ISO=200、F5-1/400、-0.7EV、外部ストロボ、撮影時刻:8時46分

 ゆったりとした雰囲気の♀も大好きです。最後はミヤマチャバネ♂の飛翔。
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D7K-20(トリミング)、ISO=200、F13-1/400、-0.7EV、外部ストロボ、撮影時刻: 8時08分

 ミヤマチャバネの飛翔では後翅裏面をきっちり撮影して、中室の白班を明瞭に写し込むことが最大のポイント。今回ようやくその目的に合致した画像を得ることができました。通常、♂の占有行動は同じ場所に固執することなく、占有場所を移動していくため、占有行動中の飛翔を狙うことが難しいのですが、今回撮影した個体は珍しく、占有場所に回帰する習性が強く、何とか視野に収めることができました。

 蒸し暑さが堪えて午前9時前に撤収。何とか目的の2種につき、♂♀をゲットできて短時間ながら収穫のある撮影行になりました。
by fanseab | 2012-07-18 21:35 | | Comments(12)

山梨のオオムラサキ(7月上旬)

 この日は山梨でアイノ・ジョウザン・メスアカ等のゼフ狙いで出撃しましたが、敢え無く惨敗。最後に訪れた渓谷でオオムラサキに慰めてもらいました(笑)最初は地面からの吸水シーン。                                                 ++横位置画像はクリックで拡大されます++
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D7K-34、ISO=200、F6.3-1/1000、-0.7EV、撮影時刻: 11時50分

 自然光下で青紫色の表現はまずまずです。しかし、フィールドで見たままの「記憶色」を再現するのは本当に難しいと思っています。実は↑の画像はRAWで撮影し、現像時に色加工をしております。参考までに未加工状態の画像もご紹介しましょう。
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 この状態では青紫がくすんだ感じで「記憶色」とはかけ離れており、色温度をdefaultの5043Kから青色側(4750K)にシフトさせ、さらにパープル系の彩度を高めて調整したのが、最初の画像なのです。読者の皆さんはどちらが自然な色調に感じられるでしょうか? このポイントでは、コンクリート製の石垣から滲み出るミネラルを求めて合計10頭ほどが吸水に訪れていました。その一コマがこちら。
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D7K-34、ISO=200、F4-1/400、-0.7EV、外部ストロボ、撮影時刻: 11時54分

 日陰側ですので、ストロボを補助光に用いています。ストロボを使ってもオオムラサキの翅がレンズに向く角度によっては、本来の色とはかけ離れた表現になってしまいます。この作例でもくすんだ色調でパッとしませんね。なお、閉翅している2個体の裏面にご注目下さい。左側の個体は裏面が銀白色に近く、所謂「スギタニ型」を呈しています。山梨でも、時々こんな個体が混じっています。因みに普通は右側個体のように鮮やかな黄色が定番です。管理人はやはり見慣れた黄色裏面の方が恰好良いと思っております。お次はほぼ真正面から狙った開翅構図。
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D7K-34、ISO=400、F9-1/250、-0.7EV、撮影時刻: 12時03分

 緑色系ゼフなら一番輝くアングルですが、オオムラサキの紫色が輝くとは限りません。で、この日撮影した中で青紫色の表現が一番自然だと思われたのが次の作例。
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D7K-34、ISO=400、F9-1/60、-0.7EV、撮影時刻: 12時54分

 全体にピン甘ですが、このような半開翅で後ろから見込む時、あるいは側方から覗く時が一番「青く」輝いて「記憶色」に近い色合いが出ると思っています。

 さて、この日は♂の最盛期で♀が出始めのタイミング。運よく求愛シーンにも出会いました。
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D7K-34、ISO=500、F10-1/320、-0.7EV、外部ストロボ、撮影時刻: 12時33分

 このペアはかれこれ5分近く「お見合い」状態を取っておりましたが、諦めて♂は飛び去っていきました。期待した交尾シーンは残念ながら撮影できず。やや薄暗い渓谷に生えているエノキをチェックしてみると、終齢幼虫、蛹、蛹殻を直ぐに見つけることができました。最初はエノキ上の蛹。
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D7K-34、ISO=400、F9-1/320、-0.7EV、外部ストロボ、撮影時刻: 12時19分

 5分ばかりの間にこの株から5頭ほどの蛹を発見。近くのネザサ類に随分大きなヒカゲチョウの蛹が付いているなぁ!と思ったら、これもオオムラサキの蛹でした。
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GXR@5.1mm、ISO=200、F2.5-1/160、-0.7EV、内蔵ストロボ、撮影時刻: 12時32分

 また、ウラゴの蛹殻でも付いておらんかな?と思ってイボタを探ると、何とここにもオオムラサキの蛹が!
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GXR@5.1mm、ISO=100、F2.9-1/200、-0.7EV、内蔵ストロボ、撮影時刻: 12時43分

 虫林さんやダンダラさんがブログでご紹介されていたように、本年、山梨のオオムラサキは豊作のようです。昨年は全国的にオオムラサキが豊産した年だとされましたが、どうやら2年連続で当たり年のようです。30分探索しただけで10頭近く蛹を発見できる年はそうそうないように思うからです。 おしまいは飛翔シーンで締めくくることにしましょう。最初は空バックで。
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D90-20(ノートリ)、ISO=200、F13-1/320、-0.7EV、外部ストロボ、撮影時刻: 11時59分

 ややピン甘ですが、まずまずのショットになりました。お次はこの日、オオムラサキ達が集まってきた石垣を背景にした画像。
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D90-20(ノートリ)、ISO=200、F13-1/320、-0.7EV、外部ストロボ、撮影時刻: 12時08分

 管理人めがけて突っ込んできた個体が慌ててバック転寸前の迫力あるシーンになりました。右後方には別の飛翔個体も写っております。最後は300mmで狙って奇跡的に合焦した絵。
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D7K-34(ノートリ)、ISO=400、F4-1/3200、-0.7EV、外部ストロボ、撮影時刻: 12時57分

 翅表狙いで石垣上から待ち受けしていたのですが、カメラに向かって突進してくる迫力は良く出ました。オオムラサキは意外と飛翔で翅表を撮るのが難しいものです。これはまた再チャレンジしなくてはなりません。
by fanseab | 2012-07-12 20:57 | | Comments(8)

台湾遠征記(17)11月22日午前中その7

 今回でようやく22日の午前中が終わります。実は遠征期間中、この日の午前中が一番陽差しも強く、蝶の活動が活発であり、撮影チャンスも最多となったためでもあります。
 木陰の林道にやってきたのはタイワンアサギマダラの♀。                                                               ++横位置画像はクリックで拡大されます++
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D7K-34、ISO=200、F13-1/200、-1.0EV、外部ストロボ、撮影時刻: 11時41分

 Parantica属は♀でも吸水に訪れます。国内でsita(アサギマダラ)の♀吸水シーンを以前撮影したこともあります。手前にある枯葉が邪魔ですが、これをどけたら飛び去られること必至で、じっと我慢で撮影しました。ストロボ照射で後翅裏面がフラットに描写され、性標のない♀の特徴を表現できたと思います。この撮影直後にはヤエヤマイチモンジ♀もやって来ました。
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D7K-34、ISO=200、F13-1/200、-1.0EV、外部ストロボ、撮影時刻: 11時42分

 ちょっとアングルはイマイチですが、完品で何よりでした。更に林道を進み、少し視界が開けた場所で再度、タイワンコムラサキ♂のテリ張り場面に遭遇。
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D7K-34、ISO=200、F13-1/320、-1.0EV、外部ストロボ、撮影時刻: 11時49分

 タイワンコムラサキのテリ張りは梢上ではなく、幹に下向きに止まって追撃態勢を取ることが多く、ここは敢えて逆光で狙ってみました。光の回り方も計算通りで、本種♂のシンプルな斑紋が上手く表現できて管理人お気に入りの絵になりました。お次は翅を水平に下した場面。
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D7K-34、ISO=200、F13-1/250、-1.0EV、外部ストロボ、撮影時刻: 11時54分

 逆立った体毛が迫力を感じさせてくれますね。タイワンコムラサキ撮影の最中、見慣れた滑空パターンをするタテハが出現。是非とも見たかったアカボシゴマダラ台湾亜種(Hestina assimilis formosana)の♀でした。
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D7K-34、ISO=200、F13-1/320、-1.0EV、外部ストロボ、撮影時刻: 11時52分

 タイワンコムラサキ♂と並んでの吸汁シーンです。神奈川周辺で観察される名義タイプ亜種(ssp.assimilis)、奄美大島産亜種(ssp.shirakii)ともまた異なる斑紋です。「赤星」内の黒班が発達して赤班は馬蹄形を呈し、赤班のすぐ外側の白班列も発達するため、後翅肛角部付近が何となく「賑やか」な印象ですね。お次は半開翅状態。
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D7K-34、ISO=200、F13-1/320、-1.0EV、外部ストロボ、撮影時刻: 11時53分

 黄色いストローが印象的です。3枚目は接近戦で撮影した閉翅。
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D7K-34、ISO=200、F13-1/250、-1.0EV、外部ストロボ、撮影時刻: 11時54分

 究極の人工物である塩ビパイプに止まったのにはガッカリでした(^^; でも仮に「フィールドガイド台湾のチョウ」なる書籍が刊行されるのであれば、♀閉翅用画像としてエントリーしたいと思います(笑)。

 さて、午前中、かなり目一杯撮影したので、正午に一休みしてランチタイム。ホテルの朝食バイキング皿から調達した手製サンドイッチをパクついて、午後に備えます。サンドイッチを食べながらフト林道上を眺めると、タイワンキチョウの集団吸水が目に留まりました。
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D7K-34、ISO=400、F9-1/2000、-1.0EV、外部ストロボ、撮影時刻: 12時09分

 飛翔中の個体を含め画面中に18頭確認できます。今回の台湾遠征中に出会った吸水集団としては最大のものでした。接近戦でタイワンキチョウを撮ろうとしたら例によって、集団がバラけました。と、突然、大き目のシロチョウが1頭混じっていたらしく、目の前を滑空していきました。その斑紋を見て心臓パクパク状態に! この時期はもう無理だろうと思っていたヒメフタオチョウ(Polyura narcaea meghaduta)♂でした。
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D7K-34、ISO=400、F8-1/2000、-1.0EV、外部ストロボ、撮影時刻: 12時10分

 北タイで初めてフタオ(P.eudamippus)に出会った時、「タテハのような飛び方をするウスキシロチョウがいる・・・」と思ったことを想起します。チビフタオP.athamus)も見慣れないとシロチョウと誤認するものですし、特に地色が白色~ベージュのフタオやヒメフタオは大型シロチョウと誤認しやすいものです。またこの裏面色調は砂礫交じりの林道上では絶妙な保護色として機能し、その存在に気付かないものでした。運よくこの個体は飛び去ることなく、管理人に接近してくれました。
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D7K-34、ISO=200、F11-1/800、-1.0EV、外部ストロボ、撮影時刻: 12時11分
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D7K-34、ISO=400、F8-1/1250、-1.0EV、撮影時刻: 12時12分

 視野からはみ出す位、カメラに接近してくれたのにはビックリ。カメラモニター上で仕留めたヒメフタオの姿を確認して本当に嬉しさがこみ上げてきました。<次回に続く>
by fanseab | 2012-07-08 23:25 | | Comments(6)

ミドリヒョウモンの「緑」色表現

 先月30日は長野県山間部を探索モードで活動しておりました。ここで一番目立ったのが栗の花に訪れていたミドリヒョウモンでした。丁度♂発生のピークだったのでしょう、夥しい個体数の♂が飛び回っておりました。ミドリヒョウモンの和名由来はご存じの通り、後翅裏面の色調が緑色を呈することにあります。ところが、この緑色の表現って、結構難しいのです。この日撮影したコマの中から最適解はどれだろう?と探してみました。最初はタテハが一番輝いて見える「斜め上半開翅」のポーズ。                                           ++画像はクリックで拡大されます++
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D7K-34、ISO=400、F10-1/1000、-0.7EV、撮影時刻: 9時13分

 しかし、このアングルは後翅が日影となり、ディテールが潰れて「緑色」は全く表現不可能です。ここでストロボの助けでディテールを表現しようとすると問題が発生します。昨年長野県で撮影した作例をご紹介しましょう。
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D7K-34、ISO=400、F10-1/500、-0.7EV、外部ストロボ、撮影年月日・時刻: 2011年8月16日、9時51分

 同じアングルでないので、厳密な比較はできませんが、後翅裏面の一部にピンク色の幻光を呈しており、これまた「緑色」とは似ても似つかない色合いになってしまうのです。結局、自然光かつ、フラットな光線下で狙うしかありません。でもって、この日ベストの色表現作例がこちら。
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D7K-34、ISO=400、F11-1/1000、-0.7EV、撮影時刻: 9時13分

 後翅のみならず、前翅裏面外縁部の緑色班もそれなりに表現できました。しかし、頭部が栗の花に隠されて写真としてはB級作品(^^; 結局、全体バランスの良い作例は次のショットでした。
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D7K-34、ISO=400、F9-1/1000、-0.7EV、撮影時刻: 9時13分

 後翅の1b、2、3室あたりは翅面の凹凸が激しくて影が出来ており、ベストな仕上がりではありません。やはりもう少し陽射しの弱い薄曇りで撮影することが必要なのでしょう。♂に比較して後翅の緑色部分が拡がる♀の方が、「緑色」表現が楽そうですが、出始めの♀を狙うのも結構難易度が高いものです。また当然のことながら、夏眠すると♂♀問わず、後翅裏面の色調はややくすんだものに変化しますので、夏眠明け個体では忠実な「緑色」表現は先ず不可能でしょう。中・大型ヒョウモン類の中では、やはりミドリが裏面色調を忠実に表現する点で最大の難関であることを実感しました。
by fanseab | 2012-07-03 22:04 | | Comments(6)

オオミスジ♂

 例年、ゼフの活動が本格化する頃、オオミスジも羽化し始めます。丁度3年前、「フィールドガイド日本のチョウ」の刊行準備のため保全協会で有志が集まった会合がありました。この時、撮影種を各自で分担することになったのですが、管理人はこのミスジに対する思い入れもあって、「私がやります!」と立候補してしまいました。さぁ、しかし、それからが大変でした。この図鑑では、ご存じの通り、各種の♂♀表・裏合計4枚の画像を収集する必要があります。その絵を求めて山梨や長野をウロチョロ駈けずり回りました。

 結果、何とか目的の4枚を揃えましたが、♂については満足の行く絵が撮れませんでした。オオミスジの♂発生は意外と早く、山梨の標高300m付近のポイントでは6月上旬から発生しております。全ての蝶に共通して言えることですが、ピカピカの完品を撮るには、発生の早期に多少フライング気味に出陣しないと無理なのです。オオミスジについてもクロミついでに狙う作戦ではやはり限界がありました。それから3年、図鑑は無事完成しましたが、オオミスジ♂完品の画像を求めてこの6月も探索しておりました。今日はそのご紹介です。最初はフライング覚悟で訪れた山梨のメスアカミドリのポイントに舞っていた♂個体。吸水個体を真上からパチリ。                                                                 ++横位置画像はクリックで拡大されます++
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D90-34、ISO=400、F13-1/250、-1.0EV、外部ストロボ、撮影月日・時刻:6月18日、11時50分

 3年前、あれほど苦労した完品♂のベタ開翅がいとも簡単に撮影できました。欲目を抱いて撮影するとやはり蝶も逃げていくのでしょうか? お次は長野県で撮影した閉翅。
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D7K-34、ISO=400、F9-1/1000、-0.7EV、撮影月日・時刻:6月30日、9時22分

 ようやく納得のいく、吸水画像が撮れました。この個体、一見完品に見えますが、表翅には既に少し傷が入っています。この日も探♀活動で活発に飛ぶ♂個体を多数目撃しました。ウメやスモモの枝先を縫うように♀を探す飛翔パターンで翅に傷がすぐ入ってしまうのでしょうね。 山梨では飛翔もちょっと撮ってみました。最初は1枚目でご紹介した個体。何とかノートリで収まりました。
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D7K-20(ノートリ)、ISO=200、F11-1/400、-0.7EV、外部ストロボ、撮影月日・時刻:6月18日、11時52分
 
 お次は空バック。
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D7K-20(トリミング)、ISO=200、F11-1/400、-0.7EV、外部ストロボ、撮影月日・時刻:6月18日、11時54分

 やはりオオミスジの飛翔は青空、それもウメやスモモ等、食樹が背景にあると雰囲気が出るようで、昨年撮影した絵の方がお気に入りです。
by fanseab | 2012-07-01 22:42 | | Comments(12)