探蝶逍遥記

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アカボシゴマダラ長角型幼虫(3月21日)

 更新の順番が逆転していますが、ミヤマセセリ撮影前日のスナップをご紹介しましょう。首題幼虫をご紹介した2月末から約1ヶ月が経過したので、様子を見に行きました。しかし、残念なことに姿が見当たりません。干からびた死骸もないことから鳥の餌食になったのでしょうか?今回は三度目の正直で何とか越冬を完了するかと期待していただけにガッカリでした。

 一方、残りの短角型は根際から這い出してきたのか?新たに2頭が増え、全3頭を観察できました。最初はフェンスに引っかかっている枯葉に静止していた個体。                                                            ++横位置画像はクリックで拡大されます++
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D90-1855VR@55mm-gy8(トリミング)、ISO=400, F25-1/25、-0.7EV、外部ストロボ、撮影時刻:13時40分

 いつもよりトリミングを少なくして全体感を把握できるように処理してみました。個体は東向きに位置し、直射日光は当らない角度に潜んでいます。お次は真南の株上に居座る個体。
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D90-1855VR@55mm-gy8(トリミング)、ISO=400, F25-1/15、-0.7EV、外部ストロボ、撮影時刻:13時42分

 体長はいずれも約25mm。1枚目の個体は地上高6cm、2枚目は16cm高さに位置していました。いずれも体色は薄緑色を帯びており、この株の芽吹きも始まっていることから、もう2週間もすれば、摂食・脱皮をするかもしれません。長角型については残念ですが、来春、再チャレンジしたいと思います。
by fanseab | 2010-03-25 23:22 | | Comments(10)

ミヤマセセリ撮影に成功するも・・・(3月22日)

 3連休の前半は強風が吹き荒れたのと、所用で外出できず。最終日になってようやく近所に撮影に出かけました。これまで出かけたことのなかった多摩丘陵の一角に向け、車を走らせようとした矢先、エンジンがかかりません(^^;  突然やってきたバッテリー上がりにトホホです。やむなく電車でノンビリと現地へ・・・・。現地8時着。なかなか良さげな雰囲気でしたが、公園なのでちょっと人手が入りすぎているのが懸念材料です。暫く歩き回ってようやく陽だまりに飛ぶ黒い影を発見。今日のターゲット、ミヤマセセリ♂でした。気温が10℃をちょっと超える程度で、比較的鈍感だったので、真上からのマクロも何とか撮らせてくれました。                              ++横位置画像はクリックで拡大されます++ 
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D5K-VR85, ISO=200, WB晴天、F11-1/500、-0.7EV、撮影時刻:9時25分

 後で見たら右触角が枝被りでした。この日はやや肌寒いのか、一旦全開した後、翅を閉じ気味にする姿勢が、目立ちました。そこで、普段撮り難い裏面を重点にパチリ。
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D5K-VR85, ISO=200, WB晴天、F11-1/200、-0.3EV、内蔵ストロボ、撮影時刻:9時27分

 この後、定番の飛翔撮影に集中。ところが、斜面でよろめいて左手をついた瞬間、掌に鈍痛を感じました。慌てて見ると、直径5mm程度、長さ5cmの枯れ枝が掌に突き刺さってほぼ貫通状態!すぐに枝を抜いて応急止血処置をした後、直ちに下山しました。そのまま救急外来に何とかかけつけ、化膿止め処置と鎮痛剤・炎症抑止剤を頂いて帰宅しました。出掛けのエンスト、そして手の負傷。。。。ミヤマは春の女神ならぬ、厄病神だったのかな?とにかく、かなり凹んだ休日となりました(涙)
by fanseab | 2010-03-22 19:59 | | Comments(22)

開幕戦@多摩川(3月14日)

 2月は土曜の休日出勤もあったり、心底疲れ果てました。更に天気も悪いことも重なって、土日は自宅で引き篭もり状態。そして、昨日。ムチャ気温が上がったのにこれまた休日出勤。グッスリ眠っての日曜日。起床すると、快晴の天気でようやく元気モリモリ、多摩川のマイフィールドに繰り出しました。

 川縁には寒い風が舞って、とても蝶が飛び出す雰囲気ではありません。ベニシジミの幼虫チェック等をしながら帰宅しようとした時、突如モンキチョウ♂が出現。「ヤッター♪」写欲満々の管理人の殺気が出たのか、このモンキ、えらく敏感で接近できません。ハァハァ息を吐きながらようやくマクロを撮らせてくれました(^^) 先ずは傾斜日光浴体勢をパチリ。                     ++横位置画像はクリックで拡大されます++                           
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D5K-VR85, ISO=200, WB晴天、F13-1/250、+0.3EV、撮影時刻:9時37分

 続いて真横からのマクロ。
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D5K-VR85, ISO=200, WB晴天、F13-1/640、-0.7EV、撮影時刻:9時40分

 毎年、モンキの黄緑色複眼を眺めると春を実感しますね。ウロチョロこの個体を追跡していくと、河原のタンポポで吸蜜を開始。ここは超広角横位置で狙います。逆光で春らしい絵柄になりました。
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D90-10.5-X1.4TC, ISO=200, WB晴天、F14-1/200、-1.7EV、内蔵ストロボ、撮影時刻:10時01分

 続いて、縦広角で春の太陽をバックに一枚。
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D90-10.5-X1.4TC, ISO=200, WB晴天、F14-1/200、-1.7EV、、内蔵ストロボ、撮影時刻:10時01分

 吸蜜中も翅面を太陽に垂直に当てています。ただ吸蜜中は、やはり鈍感になって、目一杯寄らせてくれました。一通り、マクロも撮影できたので、飛翔にもトライ。シーズン最初の飛翔は息もゼイゼイ上がって辛いものがあります。何とかヒトコマ撮れました。
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D90-10.5-X1.4TC(トリミング), ISO=400, WB晴天、F5-1/4000、-0.7EV、撮影時刻:10時12分

 年々、従来方式の飛翔撮影は体力的に厳しくなっているので、そろそろカシオのパスト連射機構のデジカメも視野に入れております。ブログ仲間のダンダラさんが今シーズン導入されたEX-FC150もなかなか良さげです。シーズンスタートで悩むなぁ。

 このあと、川縁を歩いていくと、2頭のブルー系シジミがもつれ合っています。ヤマトとは異なる輝き。そう、ルリシジミでした。そうかぁ!この時期第1化とはうかつでした。縦位置マクロで風が止むのを待って慎重にパチリ!
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D5K-VR85, ISO=200, WB晴天、F8-1/1600、-1.0EV、撮影時刻:10時50分

 ド完品の♂に満足。昨年、図鑑用画像収集で、本種の♂裏面だけは撮影を逃しましたが、意外なポイントで撮影を完了したことになります。ルリが観察できるのは、マイフィールドでも、約5X20mの局限されたエリア。これまで注目して来なかった対象だったので、思わぬ発見となりました。身近なフィールドでもまだまだ未知の事実が多いのですね。開翅も期待したのですが、残念ながらそのそぶりも見せないので、今シーズン最初の縁毛逆光幻光にトライ。
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D5K-VR85, ISO=200, WB晴天、F8-1/1250、-1.3EV、撮影時刻:10時53分

 縁毛が新鮮なので、黒とブルー幻光の断続的なラインが綺麗に出て、しかも、背景にオオイヌノフグリの青い花弁も競演して、いい感じに仕上がりました。

 久しぶりに川縁の土手を駆けずり回ったので、太腿はパンパン(^^; でも、帰宅してシャワーを浴びながら、楽しいシーズンがスタートした実感が沸いてきました。
by fanseab | 2010-03-14 20:49 | | Comments(20)

南ベトナムの麺グルメ(3月10日)

 南ベトナムの蝶をアップしたついでに、久しぶりにB級グルメの話題。管理人は麺類が大好きで、長野県に遠征すれば必ず蕎麦屋に入りますし、東南アジア遠征では、ブラブラ華僑がたむろする下町を歩いて、麺グルメを楽しんでおります。

 初日(2007年4月28日)の夜、ホーチミン市内で先ず食したのが、有名な「フォー」。既に日本でもお馴染みですね。以下の画像は全てGX100で撮影。                                                                ++横位置画像はクリックで拡大されます++                                    
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 もやしと香草(後ろにごっそり束が見えます)類はお好みで入れ、ライムと唐辛子も薬味で加えます。この時のトッピングは、豚肉の薄切りと玉葱だったでしょうか?とにかく出汁が旨いのです。鶏ガラをベースにニョックマム(魚醤)で味を調えた薄味スープは絶品です。

 3日目(4月30日)。カットティエン国立公園内の食堂で頂いたのは、牛肉を載せたインスタントラーメン風の麺。
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麺の味はイマイチでしたが、やや赤みの残ったミディアムに火を通した牛肉は柔らかく、見た目以上に旨かったです。4日目(5月1日)は平打ち麺のヤキソバ。
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 白菜と豚肉のシンプルな具材ですが、薄味で、これまた食欲が沸きます。

 5日目(5月2日)。かなり疲労が蓄積されてきたので、多少パンチのある味が欲しいなぁ、と思っていたら、骨付き牛肉入りの濃厚な麺が出され、むしゃぶるように食べたことを思い出します。
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 そして、最終日(5月3日)、念願のアルボプンクタータオオイナズマ♀を仕留めて、意気揚々と引き上げてきて、その時、食したのがインスタントラーメン仕立ての麺でした。
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 この時は食欲よりも、とにかく喉の渇きが激しくて、スプライト系炭酸飲料をがぶ飲みしながら麺をすすりました。そして公園から車に揺られ、ウツラウツラしながら、ホーチミンに着いたのは夕方頃でした。帰国便は深夜便ですので、腹ごしらえにホーチミン空港内食堂で海老ワンタンメンにトライしてみました。
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 まぁ、本場、香港の海老ワンタンメンと比べたら、パンチに欠けるお味でしたね。出かける前、ベトナムの麺はフォー位しかないと思っていたのですが、バラエティーに富んだ「麺々」にも出会うことができて、遠征の良き思い出になったのでした。
by fanseab | 2010-03-10 23:49 | グルメ | Comments(2)

本体HPの更新:南ベトナムの蝶(3月6日)

 首題画像更新の第3弾です。今回更新分は3科23種。これで2007年に遠征してから足掛け3年後、ようやく全種掲載完了、ヤレヤレですね(笑)。前回同様、下記種名をクリックすると対応するサイトのページにジャンプします。

(1)ウスアオオナガウラナミシジミ(Catochrysops panormus
(2)シロウラナミシジミ(Jamides alecto
(3)サナヤウラナミシジミ(Nacaduba sanaya
(4)オオアカシアシジミ(Surendra quercetorum
(5)オナガアカシジミ(Loxura atymnas
(6)モリノオナガシジミ(Cheritra freja
(7)ブルガリスヒメゴマダラ(Ideopsis vulgaris
(8)モデスタルリマダラ(Euploea modesta
(9)ルリモンジャノメ(Elymnias hypermnestra
(10)ミネウスコジャノメ(Mycalesis mineus
(11)ペルセウスコジャノメ(Mycalesis perseus
(12)コウラナミジャノメ(Ypthima baldus
(13)コウモリタテハ(Vindula erota
(14)オナガタテハ(Vagrans egista
(15)クロタテハモドキ(Junonia iphita ) 
(16)ジャノメタテハモドキ(Junonia lemonias
(17)ミアミスジ(Neptis miah
(18)チャイロイチモンジ(Moduza procris )
(19)トラフタテハ(Parthenos sylvia )
(20)アルボプンクタータオオイナズマ(Lexias albopunctata
(21)ヤミシロシタセセリ(Tagiades japetus
(22)ガナシロシタセセリ(Tagiades gana
(23)コンフキウスキマダラセセリ(Potanthus confucius


 サイトにアップした画像をやや大サイズで紹介しておきましょう。
最初はモリノオナガシジミ(Cheritra freja evansi)。                                              ++画像はクリックで拡大されます++                           
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D70, ISO=500, WB晴天、F5.6-1/200、内蔵ストロボ、撮影年月日・時刻:2007年4月30日、13時05分

 この仲間はこれまで活発な時間帯での撮影でしたが、ようやくジックリ撮影できた絵です。お次は管理人お気に入りのNeptis属の1種、ミアミスジ(Neptis miah nolana)。サイトにアップしたのは表翅なので、ここでは裏面をご紹介しておきましょう。
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D70, ISO=500, WB晴天、F9-1/125、-0.7EV、撮影年月日・時刻:2007年5月2日、12時39分

 さて、この南ベトナム遠征の目的はスバリ、アルボプンクタータオオイナズマ(Lexias albopunctata albopunctata)の撮影でした。最終日に幸運の女神が微笑んで、撮影できた♀個体はこの遠征の最大の思い出でもあります。
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D70S-VR84@400mm, ISO=500, WB晴天、F7.1-1/200、内蔵ストロボ、撮影年月日・時刻:2007年5月3日、13時11分

 「南ベトナムの蝶」の更新がようやく区切りがついたので、次回は「ボルネオの蝶(2)」の構築に着手したいと思います。
by fanseab | 2010-03-07 11:31 | | Comments(6)