探蝶逍遥記

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本体HPの更新:南ベトナムの蝶(1月24日)

 北タイに引き続き、2007年のゴールデンウイークに遠征した南ベトナム・カットティエン国立公園で撮影した画像を更新しました。今回更新分は5科19種。前回同様、下記種名をクリックすると対応するサイトのページにジャンプします。

(1)オナガタイマイ(Graphium antiphates
(2)マカレウスタイマイ(Graphium macareus
(3)メスシロキチョウ(Ixias pyrene
(4)ツマベニチョウ(Hebomoia glaucippe
(5)ドウケシジミ(Castalius rosimon
(6)プラウラナミシジミ(Jamides pura
(7)リカエニーナオナシウラナミシジミ(Anthene lycaenina
(8)アイダムラサキシジミ(Arhopala aida
(9)ツマムラサキマダラ(Euploea muciber
(10)シロモンルリマダラ(Euploea radamanthus
(11)シロスジマダラ(Euploea camaralzeman
(12)ペルセオイデスコジャノメ(Mycalesis perseoides
(13)ティケミナミヒュウモン(Cirrrochroa tyche
(14)ルリボシタテハモドキ(Junonia hierta
(15)マルバネイシガケチョウ(Cyrestis cocles.)
(16)ヤーヌコイナズマ(Tanaecia jahnu
(17)レクタリクイナズマ(Bassarona recta
(18)ビッタビロウドセセリ(Hasora vitta
(19)ポルスヒメチャバネセセリ(Halpe porus

 サイトにアップしなかった関連画像をやや大サイズで紹介しておきましょう。最初はオナガタイマイとレクタリクイナズマのツーショット。                 ++画像はクリックで拡大されます++                           
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D70、ISO=500, F9-1/1000、-0.3EV、撮影年月日・時刻:2007年5月2日、12時42分

 レクタにピンを合わせていたため、突然飛び込んできたオナガタイマイがピンボケ。仕方ないけど、今でも悔しいショットです。お次はメスシロキチョウ♂の吸汁シーン。パイナップルトラップに普通、シロチョウ類は来ないのですけど、メスシロは変わっていますね。
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D70S-VR84@400mm、ISO=500, F8-1/1000、撮影年月日・時刻:2007年5月2日、12時23分

 3枚目はリカエニーナオナシウラナミシジミ。
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D70、ISO=500, F9-1/500、-0.3EV、撮影年月日・時刻:2007年5月2日、11時56分

 当時使っていた一脚の伸縮ボタンに止まって吸水しているシーンです。カメラ機材とのツーショットも後から思い出に残る画像になります。お次はサイトにもアップしたシロモンルリマダラ♂のヘアペンシル。
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GX100@5.1mm、ISO=100, F2.5-1/100、-0.3EV、撮影年月日・時刻:2007年4月30日、15時54分

 屋外も含め、管理人はマダラチョウのヘアペンシルの実物を見るのはコレが初めてでした。ドギツイ構造のペンシルは、渓流釣りに使うルアーを連想させるものでした。最後は羽化直に近いルリボシタテハモドキの♀。
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GX100@5.1mm、ISO=100, F7.2-1/40、-0.3EV、撮影年月日・時刻:2007年4月30日、17時07分

 後翅の瑠璃星模様の面積は、♂に比較して♀では小さく、その撮影は結構難物です。

 南ベトナムの蝶については、未掲載分が残っていますので、何とか今月中に更新を予定しています。また、現在、ブログ仲間の ze-phさんらが南ベトナム遠征で撮影された、溜息の出るような素晴らしい画像がブログ(青森の蝶たち)に連載されています。これは必見ですよ! なお、ze-phさんらが行かれたDambri周辺は管理人が遠征したNam Cat Tien公園と直線距離では大して離れていませんが、標高が700mほど高いため、観察される蝶相も微妙に異なるようです。いつの日か、Dambri周辺のポイントも訪問したいですね。
by fanseab | 2010-01-24 12:19 | | Comments(8)

アカボシゴマダラ長角型越冬幼虫(1月17日)

 アカボシが近所で本格的に見られるようになった2007年秋頃から、越冬幼虫の観察を続けています。通常、越冬幼虫は短角型(頭部の突起が短く先端が丸まった形状)なのですが、一部に長角型(非越冬タイプ)の個体も見出されるため、特にこの長角型に注目して観察しております。
 既に2007年12月30日2009年3月15日の2個体を観察していますが、最初の個体は途中で行方不明(恐らく野鳥による捕食)、もう一方は樹上で干からびた状態で発見され、最後まで越冬を完遂した個体は未だ確認しておりません。この冬も川崎市郊外にある拙宅周辺をザーッと探索し、運良くエノキの樹上から1個体を発見できました。                                  ++画像はクリックで拡大されます++                  
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D5K-1855-gy8(トリミング)、ISO=400, F29-1/30、+0.7EV、外部ストロボ、撮影時刻:13時50分

 幼虫は南西向きで、地上高142cm、体長約30mmで典型的な樹上越冬タイプです。さらに探索すると同じ株に短角型の幼虫2頭が樹上についていました。
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D5K-1855-gy8(トリミング)、ISO=400, F29-1/25、+2.0EV、外部ストロボ、撮影時刻:13時53分
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D5K-1855-gy8(トリミング)、ISO=400, F29-1/25、+2.0EV、外部ストロボ、撮影時刻:13時54分

 それぞれ樹上高110cmと83cm、体長は25mmと20mmです。最初にご紹介した長角型個体が越冬を完遂し、蛹化もしくは羽化まで至るのか?じっくり見守りたいと思います。
by fanseab | 2010-01-17 20:40 | | Comments(16)

本体HPの更新:北タイの蝶(1月10日)

 予告通り、首題の蝶、残されたアゲハチョウ・シロチョウ・シジミチョウ・セセリチョウの4科計15種の更新をいたしましたので、ご覧ください。これで2006年遠征分に撮影できた蝶は全てサイトにアップしたことになります。前回記事同様、以下のリストの種名をクリックすると本体HPの該当ページにジャンプします。

(1)オナシアゲハ(Papilio demoleus
(2)ナガサキアゲハ(Papilio memnon
(3)アオスジアゲハ(Graphium sarpedon
(4)キロンタイマイ(Graphium chironides
(5)アカネシロチョウ(Delias pasithoe
(6)ベニモンシロチョウ(Delias hyparete
(7)タイワンシロチョウ(Appias lyncida
(8)タイワンキチョウ(Eurema blanda
(9)プラキドゥーラタッパンルリシジミ(Udara placidura
(10)コシロウラナミシジミ(Jamides celeno
(11)シロウラナミシジミ(Jamides alecto
(12)ヒメウラナミシジミ(Prosotas nora
(13)ナツメシジミ(Castalius rosimon
(14)コハエレンスシロシタセセリ(Tagiades cohaerens
(15)キマダラセセリの一種(Potanthus sp.)

 最後の一種は同定不可能だった種を例外的に掲載しています。他にも4-5種撮影済みのセセリがあるのですが、セセリチョウの大家に同定依頼をしても「これだけの画像からは不可能」との答えが得られたため、掲載を見送っています。今回は大サイズ画像で拡大してご紹介するほど、いいコマがないものの、ナガサキアゲハ♂とヒメウラナミシジミ♂の吸水画像を貼っておきましょう。
++画像はクリックで拡大されます++

ナガサキアゲハ♂
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D70S-VR84@340mm、ISO=400, F9-1/250、撮影年月日・時刻:2006年3月23日、13時56分

 国産品に比較して後翅の青鱗粉の載り方が強く、この鱗粉がキラキラ輝いてシックな美しさがあります。

ヒメウラナミシジミ♂
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D70、ISO=400, F13-1/50、-0.3EV、内蔵ストロボ、撮影年月日・時刻:2006年3月23日、17時34分

 このシジミには北タイで初めて出会い、それから南ベトナム、キナバル山麓でもお馴染みになりました。それこそ蝿のように飛び回って、止まる回数が少なく、個体数の割りに撮影し難いシジミだと思います。「北タイの蝶」が一区切りつけたので、お次は「南ベトナムの蝶」の編集に移りたいと思います。

 振り返って本体HPに掲載済みの種類を計算したところ、210種(掲載予定種267種:韓国・国内の蝶を除く)になりました。いつのまにか200種を超えたことになります。
by fanseab | 2010-01-10 21:01 | | Comments(10)

本体HPの更新:北タイの蝶(1月8日)

 2006年の春に遠征した北タイで撮影した画像編集をこのお正月中に精力的に実施し、タテハチョウ科全種の編集をようやく完了しました。下記残り18種を一挙にアップしましたので、ご覧ください。種名をクリックすると本体HPの該当ページにジャンプします。

(1)ウスイロコノマチョウ(Melanitis leda
(2)メカラヒカゲ(Mycalesis mekara
(3)コウラナミジャノメ(Ypthima baldus
(4)ウラベニヒョウモン(Phalanta phalantha
(5)コウモリタテハ(Vindula erota
(6)リラエラキミスジ(Symbrenthia lilaea
(7)クロタテハモドキ(Junonia iphita
(8)コノハチョウ(Kallima inachus
(9)キンミスジ(Pantoporia hordonia
(10)リュウキュウミスジ(Neptis hylas
(11)タイワンイチモンジ(Athyma cama
(12)ヒラヤマミスジ(Athyma opalina
(13)シンゲツイチモンジ(Athyma zeroca
(14)ツマジロイチモンジ(Labadea martha
(15)コキトゥスヒメイナズマ(Cynitia cocytus
(16)チビコムラサキ(Rohana parisatis
(17)チビフタオチョウ(Polyura athamas
(18)ミルラテングチョウ(Lybithea myrrha


 本体HPの画像サイズは結構小さいので、ここでは、シンゲツイチモンジとコキトゥスヒメイナズマをやや大サイズ画像でご紹介します。       ++画像はいずれもクリックで拡大されます++

シンゲツイチモンジ♂開翅
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D70S-VR84@400mm、ISO=640, F7.1-1/800、+0.3EV、撮影年月日・時刻:2006年3月25日、12時32分

 遠征先のポイントでは数種のAthyma属(ミナミイチモンジグループ)が飛び交っていました。小気味良く飛翔するAthymaを撮影していると、タテハフリークの管理人は時を忘れてしまいます。スッキリとしたイチモンジ模様のこのタテハは印象に残る蝶となりました。

コキトゥスヒメイナズマ♂吸汁
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D70、ISO=500, F10-1/250、+0.3EV、撮影年月日・時刻:2006年3月25日、14時57分

 こちらはやはり数種の撮影に成功したイナズマの中で唯一90mmマクロの射程で捉えることができた作例です。ヒメイナズマグループの♂はかなり地味なタイプが多く、それほどフォトジェニックではないですが、スラウェシのタテハを思わせる前翅端が反り返った独特な翅形が魅力です。
 
 今回編集して改めて気が付いたのは、画像の彩度が全般に黄色にカブっている点です。当時使用していたD70のCCD特性なのか?不明ですが、RAW現像ソフトで彩度調整を実施しても上手く調整しきれませんでした。当時はRAWでなくJPEGオンリーの撮影でしたので、今から思えばRAWで撮っておけば・・・と反省しきりです。タテハが完了しましたので、近々に予定している次回更新時にアゲハ、シロチョウ、シジミ、セセリの残りをアップしたいと思います。ご期待ください。
by fanseab | 2010-01-09 13:56 | | Comments(8)

謹賀新年


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 皆様、明けましておめでとうございます。

 新しい年がやってまいりました。関東地方は寒気が入り込んでいるものの、穏やかなお正月を迎えました。皆さんはどんな初夢をご覧になりましたか? 「管理人の初夢は・・・」ですって? それは内緒です。フフフ(笑)

 さて、毎年年初にはいろいろと皮算用をいたしますが、今年は撮影条件に拘束された課題画像撮影から解放されて、「撮りたいアングルから撮る」ことに徹したいと思っています。撮影対象はボンヤリですが、これまであまり真剣に取り組まなかったアゲハ類の撮影をやってみようかな・・と思っています。

 読者の皆様、今年も素敵な蝶撮影ができますように、心から祈念申し上げます。また今年一年、拙ブログのご愛顧をよろしくお願いいたします。
by fanseab | 2010-01-01 08:56 | | Comments(42)