探蝶逍遥記

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NHKの報道番組で越冬中のシジミチョウの生態が紹介されます!

 昨秋から多くのブログ仲間がムラサキ3兄弟を含め、越冬中のシジミチョウの生態について、紹介しています。このたび、下記内容で放送予定がある旨、情報を入手しましたので、皆様にご連絡します。なお、本番組作成に当っては、管理人も含め、複数のブログ仲間が取材協力をしております。

<放送予定日>  1月30日(金)
<放送番組>    NHK総合TV:おはよう日本
<放送時間帯>  朝6時~7時 と、同じく8時~8時15分の2回
 放映時間は各々5分程度。正確な放送時間帯は不明です。また報道番組の性格上、突発的な事件発生等で放送時間が変更になる可能性もあります。

 スチール写真と異なり、プロカメラマンが撮影した動画ならではの映像表現が期待されます。丁度、通勤時間帯でもあり、一般的な読者の皆様にとっては、忙しい時間枠でもありますので、録画等でご覧になったらよいかもしれませんね。サンゴジュの枯葉に潜って越冬中のムラサキシジミの画像を参考までにアップしておきましょう。
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D70S, ISO=200, F9-1/250、-0.7EV、内蔵ストロボ、撮影地:千葉県内、撮影時刻:2008年12月31日、10時02分
by fanseab | 2009-01-28 23:59 | | Comments(16)

北ボルネオ・キナバル遠征記:(9)キチョウ&その他のシロチョウ

 トガリシロチョウをご紹介した7月30日の記事の後、シロチョウシリーズの残りをアップし忘れていました(^^;;

 遠征先でいつも管理人を悩ませるキチョウの仲間(Eurema属)です。スンダランドのキチョウ群の同定に、名著、「塚田図鑑(Vol.2)」は必須です。しかし塚田図鑑を使っても完璧とは言えません。キチョウの場合は季節変異(乾季型・雨季型)、亜種間変異、個体変異が著しいので、専門家でないと、正直同定は厳しいのが実情。今回も相当に苦労した割には自信ありません。詳しい方がおられたらご指摘ください。なお今回記事に登場するシロチョウは全てポーリン温泉近傍での撮影です。

 最初はEuremaではないけど、和名の括りでムモンキチョウ(Gandaca harina elis )。吸水と飛翔シーンです。        ++いずれの画像もクリックで拡大されます++  
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D70, ISO=200, F8-1/800、-0.3EV、撮影年月日・時刻:2008年5月3日、10時58分
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D40-10.5-X1.4TC(トリミング), ISO=800, F2.8-1/4000、-1.3EV、外部ストロボ、調光補正1/4、撮影年月日・時刻:同上、12時04分

 北タイでは証拠写真止まりだったので、少し拘っての撮影。ボルネオ産亜種(ssp. elis)
は北タイ産(ssp. burmana)よりやや大きく、前翅端が若干鋭角になるようです。Euremaを見た後では、翅が大変淡く感じられます。お次はおなじみのキチョウ(ミナミキチョウ:Eurema hecabe hecabe )。
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D70, ISO=400, F11-1/250、-0.7EV、撮影年月日・時刻:2008年5月3日、8時04分

 活動を開始する前に休息している情景です。さらにニケビレイキチョウ(E.necevillei)の吸水シーン。
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D70, ISO=320, F9-1/400、撮影年月日・時刻:2008年5月3日、8時09分

 裏面の斑紋および裏面に透けてくる表翅の斑紋で何とか本種と同定しましたが、チョッピリ自信ありません。もしニケビレイだとしたら、管理人にとって初体験種で嬉しい限りです。

 キシタシロチョウ(Cepora iudith hespera)はやや小型ですけど、裏面の黄色はパンチが効いて、小気味の良いシロチョウです。閉翅での休息と飛翔シーン2枚を貼りましょう。
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D70, ISO=400, F10-1/200、-0.7EV、撮影年月日・時刻:2008年5月2日、11時48分
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D40-1855@18mm(トリミング), ISO=800, F9-1/3200、-1.3EV、外部ストロボ、調光補正1/4、撮影年月日・時刻:2008年5月2日、11時18分
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D40-10.5-X1.4TC(トリミング),, ISO=800, F7.1-1/2500、-2.0EV、外部ストロボ、調光補正1/4、撮影年月日・時刻:2008年5月2日、14時32分

 飛翔画像からお分かりのように、渓流沿いが大好きで、頻繁に吸水に訪れていました。一方、アサギシロチョウ(Pareronia valeria lutescens )♂は誠に撮影しずらいシロチョウです。吸水に訪れる機会もなく、高速で訪花吸蜜する時が唯一の撮影チャンス。南ベトナムでも吸蜜シーン撮影はおろか、飛翔シーンも全く撮影できなかったことを思い出しました。吸蜜はギフチョウのスミレ吸蜜シーン同様、ほんの2-3秒で終了するので、MF合焦を基本とする管理人には大変厳しいのです。そこで今回は、訪花の合間にやや飛翔速度を緩めるタイミングを狙って飛翔画像に絞ってトライし、何とか一枚ものにすることができました。前ピンですが、良しとしましょう(^^;;
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D70, ISO=640, F4.5-1/1250、-0.7EV、撮影年月日・時刻:2008年5月3日、13時08分

 ♂の斑紋は明らかにParanticaTirumara属のマダラチョウに擬態しています。しかし、マダラチョウと対極にある、猛スピードで飛ぶこの蝶に騙されることはまずないでしょう。(次回に続く)
by fanseab | 2009-01-23 23:12 | | Comments(10)

北ボルネオ・キナバル遠征記:(13)裏波系シジミ類

 「XXXXウラナミシジミ」を和名に持つ種群も同定に困ります。アジアには大群となるJamidesNacaduba両属を中心に、ゴマンとこの仲間が生息しています。今回ご紹介するのは、いずれもポーリン温泉付近での撮影です。先ずは、どこでも目立つコシロウラナミシジミ(Jamides celeno lawasa)。吸水と飛翔シーンです。  ++画像はすべてクリックで拡大されます++  
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D70, ISO=200, F5.6-1/250、-0.7EV、撮影時刻:2008年5月3日、10時11分
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D70, ISO=640, F3.5-1/1600、-1.0EV、撮影時刻:2008年5月3日、10時13分

 白系シジミは飛翔中、実態以上にでかく見えます。同じ川沿いでNacaduba属の裏面斑紋異常と思われる吸水個体に遭遇。
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D70, ISO=320, F9-1/250、-1.0EV、撮影時刻:2008年5月2日、12時44分

 図鑑で調べると、アングスタアマミウラナミシジミ(N. angusuta angusta)。どうやら個体数は少ないようで、今回遠征で撮影したシジミ類の中では最も珍品度が高いかもしれません。この独特な裏面線状紋のお陰で同定が容易にできました。

 一番個体数が多かったのが、ヒメウラナミシジミ(Prosotas nora superdates )。トラップ運搬用のゴミ袋に染み出した腐汁を吸汁するシーンです。
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D70, ISO=500, F4-1/320、-0.3EV、撮影時刻:2008年4月30日、11時25分

 このシジミ、北タイ・南ベトナムでもそこそこ見ていますが、キナバル山麓での個体数は飛び抜けて多く、それこそ蝿のように地面の上を飛んでいました。国内の南西諸島産亜種(ssp. kanoi)は無尾ですが、こちらでは立派な尾状突起が付いています。アップで見ると、毛むくじゃらの面相にビックリしますね! 個体数が多いので、撮影疲れで一休み時に手乗りに挑戦。何なく成功です(^^)
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GX100@5.1mm, ISO=80, F5.7-1/30、-0.7EV、撮影時刻:2008年5月2日、12時57分

 続いて飛翔。キナバルミカドを撮影した公園本部付近の渓谷での撮影です。
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D40-1855@18mm(トリミング), ISO=1600, F16-1/2500、-0.7EV、外部ストロボ、調光補正1/4、撮影時刻:2008年4月29日、13時25分

 これは2頭がもつれ合っているシーンで、見難いですが、岩の上を飛ぶ1頭の左下(岩の手前側)に裏面を向けたもう1頭が確認できます。将に海老トラップ上空を飛ぶ蝿のようです。吸水に来たシジミでは、初物に出会いました。ニセウラナミシジミ(Catopyrops ancyra almora)。
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D70, ISO=200, F9-1/640、-0.7EV、撮影時刻:13時37分

 近縁のヒメウラナミシジミにも似ていますが、肛角部の赤班がこちらは2箇所にあります。この手のシジミは注意して面倒がらずに撮影を心がけないと、ついつい見逃してしまいます。それと、「ニセ・・・」と偽者であるかのような和名を付けられていますが、概して、「ニセ」を冠せられた種は本家本元より綺麗な蝶が多いように思います。<次回に続く>。
by fanseab | 2009-01-19 23:34 | | Comments(8)

海野和男写真展「蝶の道」&フォトセミナー(1月9日)

 1週間前の話で恐縮ですが、銀座のニコンサロンで開催中の首題写真展とセミナーに参加してきました。当日は生憎の土砂降り。たまたま出張帰りで、18時前には会場に到着。会場の人影もまばらで、ゆっくりと作品を鑑賞できました。蝶の生態写真を始めてから、やはり海野さんの絵は到達目標(もちろんアマチュアの管理人が到達できることはありえないのですが)でありました。展示作品の大半はNikonの名玉:Fish-eye Nikkor10.5mmF2.8が使用されています。管理人も同じレンズを愛用していますが、やはりプロが撮ると、全く別次元の世界が作り出されるのに感動しました。

 会場には、その憧れの海野さんがカジュアルなジャケットを着こなして、訪れた方と談笑されておりました。管理人も思い切って、ご挨拶。持参した同氏の著書「WiILD INSECTS デジタルカメラで撮る海野和男昆虫写真」にサインを頂きました(^^) やったー!

 ついでに調子に乗って、ボルネオでのアカエリトリバネアゲハの撮影ポイント情報まで頂き、感謝感激!本当に気さくなお人柄も同氏の写真に惹かれるファンが多い理由なのでしょう。

 さて、19時からは、待望のフォトセミナーです。小学校5年の頃撮影されたレトロな箱根の風景から、最新の作品まで、作品が生まれた頃の時代背景や、撮影の裏話を軽妙に話されて、あっという間に予定の1時間半が過ぎました。当然、会場内は撮影禁止ですので、小諸日記に掲載された記事をご紹介しておきましょう。偶然にも、画面中央付近に管理人の後ろ姿が写しこまれていてニンマリ(^^)

 大画面に映し出される静止画像ももちろん素晴らしく綺麗でしたが、圧巻はセミナー後半に披露されたペルー領アマゾンで撮影されたモルフォチョウの高速度動画。羽ばたく度にギラッと(キラッとじゃありませんぞ、あくまでギラッとです)ブルーの構造色が輝くのには、溜息も出ませんでした。あんな動画を拝見すると、「うーん、動画もいいなぁ!」と物欲が。。。。。「駄目駄目、俺はまだまだ静止画で頑張るぞ~」っと、無理やり物欲を押し込みました(^^;;

 海野さんの作品画像を貼ることもできないので、管理人が銀塩時代に、ボルネオ・ダナムバレーで撮影したアカエリトリバネアゲハ画像を貼っておきます。
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PENTAX-MZ5, SIGMA15mmF2.8対角魚眼、絞り優先、PROVIA400F、撮影年月日:2002年5月1日

 海野さんもこのアゲハには拘りがあって、かれこれ40年にわたって撮影し続けているようです。管理人は昨年のキナバル遠征でデジタル初撮影を夢見ていたのですが、残念ながら、ジャングルの遥か上空を滑空する姿を眺めるだけで悔しい思いをしました。いつかきっと、デジタルで再チャレンジしたいと思っています。

 写真展:「蝶の道」は銀座では、1/20(火)まで。大阪のニコンプラザに場所を移して、2/5-11まで開催予定(フォトセミナーは2/5開催)です。素晴らしい写真展ですので、是非行かれることをお勧めします。
by fanseab | 2009-01-16 23:08 | | Comments(14)

ムラツ越冬集団の観察:その5(2009年1月10日)

 昨日、前回観察した千葉の公園にまた状況確認に行ってきました。最初は低い位置にいた2頭集団。残念ながら、集団は消失していました。       ++画像はクリックで拡大されます++ 
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GX100@5.1mm(トリミング), ISO=100, F3.6-1/30、-0.7EV、内蔵ストロボ、撮影時刻:11時58分

 実はブログ仲間の papilaboさんより、この集団が既に1/6には消失している旨、情報を頂いておりました。一方、この集団の近くにあるクロガネモチの葉上の2頭集団は健在でホッとしました。
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D40-1855@55mm-gy8(トリミング), ISO=400, F22-1/30、-2.7EV、外部ストロボ、調光補正-1EV、撮影時刻:12時19分

 前回とは異なる角度からの撮影です。左側の個体は尾状突起も欠落して翅の痛みが激しいですね。さらにサンゴジュ上での単独越冬個体も探索したのですが、これも消えていました。結局、この日確認できたムラツ集団は1群(2頭)のみと、寂しい結果に終わりました。このところ、関東地方は冷え込みが激しくて、最低気温が氷点下にもなっています。ムラツの越冬にとって正念場を迎えているのでしょう。

 さて、ウラギンシジミの状況はさほど変化がありませんでした。前回、見出せなかったスダジイ上の2個体(場所は各々別)をアップしましょう。
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D70-10.5-X1.4TC, ISO=200, F8-1/80、-1.0EV、撮影時刻:11時17分
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D40-1855@55mm-gy8(トリミング), ISO=400, F22-1/125、-2.7EV、外部ストロボ、調光補正-1EV、撮影時刻:12時55分

前回、冒頭でご紹介した2頭集団もそのままの状況でした。
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D40-1855@55mm-gy8(トリミング), ISO=400, F29-1/125、-2.7EV、外部ストロボ、調光補正-1EV、撮影時刻:13時03分

 最後にサンゴジュ葉上のムラサキシジミの状況を確認しました。前回は合計4頭を見出したのですが、今回は2頭が消えて、残り2頭となりました。
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D40-1855@55mm-gy8(トリミング), ISO=400, F29-1/6、-2.7EV、外部ストロボ、調光補正-1EV、撮影時刻:13時14分
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D40-1855@55mm-gy8(トリミング), ISO=400, F25-1/125、-2.7EV、外部ストロボ、調光補正-1EV、撮影時刻:13時25分

 最初の画像は前回、ブログ仲間の ダンダラさんとツーショットで収まった個体。2枚目は今回初めてご紹介する個体で、2段脚立の上に乗って、ようやく届く高さでの撮影でした。

 昨日は朝から曇り勝ちで、強風が舞う寒い日でした。防寒着に身を固めた管理人でさえ、寒さに震える環境でしたが、蝶達にとっては、環境はもっと厳しいのでしょう。最後まで残ったムラツ2頭にはなんとか暖かい春を迎えて欲しいものです。

 *ムラツ越冬集団情報を頂いたpapilaboさんに、この場でお礼申し上げます。
by fanseab | 2009-01-11 22:13 | | Comments(14)

年末年始の越冬シジミ観察(12月31日&1月4日)

 千葉の某公園内にあるムラサキツバメ越冬集団については、ブログ仲間の clossianaさん papilaboさんが精力的な観察を続けておられます。昨年11月に大集団の観察をして以来、どのようになっているか?管理人も直接状況を確かめたくて、年末年始に2回訪問してみました。

 先ずは快晴の大晦日。直ぐに発見できたのが、マテバシイ葉裏のウラギンシジミの2頭。  ++いずれの画像もクリックで拡大されます++ 
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D70-10.5-X1.4TC, ISO=200, F7.1-1/160、-1.3EV、外部ストロボ、調光補正1/16、撮影時刻:2008年12月31日、10時32分

 2頭立てだと眩しいですね。風が強いので結構難しい撮影状況でした。ついでに単独越冬のムラシも数頭確認できました。さて、問題のムラツは難儀しました。結局4時間近く探し回って、発見したのは、サンゴジュ上の単独越冬個体1頭のみ。
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D70-10.5-X1.4TC, ISO=200, F8-1/60、-0.7EV、外部ストロボ、調光補正1/16、撮影時刻:2008年12月31日、10時49分

 この日の最高気温は10℃を切る寒さだったので、翅は完璧に横倒し状態です。

 残念ながら自力での越冬集団探索はギブアップし、ブログ仲間の ダンダラさんに応援を頼み、年が改まった1月4日に再チャレンジしてきました。ダンダラさんは、昨年12月28日にルーミス撮影の前にこの公園に立ち寄られ、3頭集団を2組観察されています。最初にご案内して頂いたのは、マテバシイ葉上の2頭集団。
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D40-1855@55mm-gy8(トリミング), ISO=400, F22-1/8、-3.0EV、外部ストロボ、調光補正-1EV、撮影時刻:2009年1月4日、10時41分

 驚いたのが、その地上高。わずか90cm程度です!これまでの越冬集団はいずれも2.5mから3m近傍にあるのが殆どだったので、唖然としました。面白いのは2頭の上にある枯葉。クモの巣等で付着しているのか?遠目に見ると、3頭いるようにも見えて、興味深いです。珍しく脚立無しでも見下ろすことのできる状況なので、90mmマクロで2頭のドアップを撮影。
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D70S(トリミング), ISO=200, F13-1/200、-0.7EV、外部ストロボ、調光補正-1EV、撮影時刻:2009年1月4日、10時57分

 以前から写したかった「チョイ悪おじさん風の面相」を切り取ることができました。それにしてもムラツの複眼ってトンボみたいですね(^^) 続いてクロガネモチ上の2頭集団を案内して頂きました。
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D40-1855@55mm-gy8(トリミング), ISO=400, F29-1/20、-3.0EV、外部ストロボ、調光補正-1EV、撮影時刻:2009年1月4日、10時48分

 こちらは、これまでの常識通り、地上高2.5m程度。用意した2段脚立に乗って、腕を伸ばす姿勢での撮影。季節感タップリのクロガネモチの赤い実を何とか2頭と組み合わせようと必死に構図を探しました(^^;; 実はこの集団、12/28にダンダラさんが観察された際は、3頭集団であり、さらに12/22にclossianaさんが観察された5頭集団もどうやら同じ集団と推定されました。この推定が正しいとすると、この2週間で集団が5→2頭に減少したことになります。お次は大晦日に確認したサンゴジュ葉上の単独越冬個体を撮影。
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D40-1855@55mm-gy8(トリミング), ISO=400, F32-1/15、-2.3EV、外部ストロボ、調光補正-1EV、撮影時刻:2009年1月4日、12時02分
 
 前回よりは体を起こしていますが、2枚目(↑)の画像と比べると、前回右側に倒していたのに、今回は、逆側に倒しているのが面白いですね。これで、ムラツの観察は終了。結局、3集団、計5頭がこの日の成果。11月末に比較すると劇的に個体数が減少しているようです。

 さて、ムラシはと言うと、この日も全く活動せず、葉上でじっとしていました。先ずは枯葉でなく、緑色のサンゴジュ葉上での越冬個体。
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D40-1855@55mm-gy8(トリミング), ISO=400, F25-1/30、-2.3EV、外部ストロボ、調光補正-1EV、撮影時刻:2009年1月4日、12時31分

 もう1頭は虫食い?で茶色に変色した部分が残る葉上での個体。右側に風除け可能な庇がついていて越冬場所としては理想的な環境かな?
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D40-1855@55mm-gy8(トリミング), ISO=400, F20-1/40、-2.3EV、外部ストロボ、調光補正-1EV、撮影時刻:2009年1月4日、12時37分

 偶然、越冬個体の右側にご案内頂いたダンダラさんが入って、思わぬツーショット画像の完成 (^^) 

 最後に単独越冬していたウラギンを撮影。難しい角度でしたが、何とか粘った甲斐があって、太陽との理想的なツーショット撮影に成功!!
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D40-1855@55mm-gy8(トリミング), ISO=400, F29-1/500、-2.7EV、外部ストロボ、調光補正-1EV、撮影時刻:2009年1月4日、12時43分

 ご覧のように、この日も雲ひとつ無い快晴でした。さて、この先、ムラツ越冬集団はどのような展開になるのでしょうか?相当に厳しい状況であることは間違いありません。ご案内頂いたダンダラさん、大変お世話になりました。またいろいろと楽しいお話、有難うございました。
by fanseab | 2009-01-05 22:22 | | Comments(12)

A Happy New Year 2009 !


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 皆様、明けましておめでとうございます。

 関東地方は穏やかな元旦を迎えました。昨年中は拙ブログにご支援を頂き、誠に有難うございました。2008年冒頭に「今年撮りたい蝶」等とズラズラ列挙し、「撮らぬ蝶屋の皮算用」をいたしましたが、見事に玉砕いたしました(爆) その反省を踏まえて、本年は慎ましく、「その時の気分で、撮りたい蝶を撮る」スタイルで、マイペースでやっていこうかな?と思っております。

 今年一年、皆様にとりましても、素敵な蝶達との出会いがありますように!!
by fanseab | 2009-01-01 08:07 | | Comments(38)