探蝶逍遥記:甲虫
2023-07-02T18:52:13+09:00
fanseab
ある時はのんびりと、時には目を吊り上げながら(笑)、蝶を訪ねて彷徨っています。
Excite Blog
樹液に集うテントウムシ(6月中旬)
http://fanseab.exblog.jp/33216920/
2023-07-02T18:52:00+09:00
2023-07-02T18:52:13+09:00
2023-07-02T15:21:07+09:00
fanseab
甲虫
EM12-P200(トリミング),ISO=500,F6.3-1/1000、外部ストロボ、撮影時刻:10時32分
右からカメノコテントウ、ナミテントウ、ハラグロオオテントウ、ナミテントウと同定しました。間違いあればご指摘願います。一緒に写っているシロテンハナムグリとコクワガタは樹液酒場の常連さんですが、テントウムシって、こんなにも樹液が好きなのだぁ~と考えを新たにしました。もちろん、管理人の知識不足なのかもしれませんが・・・。ヤナギの樹液が出る箇所は、毎年変わります。昨年樹液酒場だった場所は完全に乾燥して、単なる窪みになっている次第。そのため樹液ポイント探索も昨年の知見が活かせず、苦労しています。
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ラミーカミキリの交尾(6月上旬)
http://fanseab.exblog.jp/33190590/
2023-06-20T20:08:00+09:00
2023-06-20T20:08:14+09:00
2023-06-20T09:50:25+09:00
fanseab
甲虫
+++画像はクリック・タップ等で拡大されます(モニター環境に依存)+++EM12-P200(3コマ深度合成+トリミング),ISO=1000,F6.3-1/640、撮影時刻:14時57分 強風が吹き荒れていたので、結構苦労して撮影。実は以前、本種交尾ペアを撮影しようとして、不用意に刺激を与え、地上に落下してオジャンになってしまった苦い経験があったのです。なので、この日は慎重に撮影しました。 カラムシと言えば、アカタテハの幼虫巣探しの対象草本ですが、この時期、多摩川縁では殆ど見ることができません。秋口になってから個体数が増加する傾向にあります。]]>
ノコギリクワガタ(6月上旬)
http://fanseab.exblog.jp/32699908/
2022-06-14T20:03:00+09:00
2022-06-14T12:34:02+09:00
2022-06-14T12:10:45+09:00
fanseab
甲虫
+++画像はクリック・タップで拡大されます(モニター環境に依存)+++EM12-P200,ISO=640,F5.6-1/500、外部ストロボ、撮影時刻:11時46分 多摩川縁のヤナギ樹液に多くの昆虫類が来ることを長年観察してきましたが、クワガタ類はコクワとヒラタのみ。ノコギリクワガタは初観察でした。しかも♂の顎は嬉しいことに大きく湾曲した大歯型(先歯型)でした。まぁ、ノコ専門に飼育しているクワガタ屋さんにとっては、「このレベルは中歯型だなぁ~」って断定されるかもしれません。でも管理人にとっては、ノコの大顎は大きく湾曲している個体であれば、全て「大歯型」なのですよ。 ♂♀揃って吸汁している場面なので、交尾後仲良く樹液を吸っていると推定しましたが、真相は如何に?]]>
フィールドに潜む可愛いモンスター:その2
http://fanseab.exblog.jp/25617757/
2016-08-16T20:55:00+09:00
2016-08-19T21:52:53+09:00
2016-08-16T13:55:23+09:00
fanseab
甲虫
さて、6月にルリシジミ母蝶が産卵に忙しかったイタドリの葉上に赤褐色のゾウムシが静止しておりました。その名もズバリ、カツオゾウムシ(Lixus impressiventris)。
+++画像はクリックで拡大されます+++D71K-85VR,ISO=200、F8-1/320、-1.0EV、外部ストロボ、撮影時刻:9時49分(7月下旬)
粉が吹いたような質感は確かにカツオブシ表面にソックリ。ただ色合いは実物より少し赤味が強い印象。ノッソリとした印象ですが、意外と落ち着きがなく、深度合成画像撮影は失敗。D71K-85VR(トリミング),ISO=200、F8-1/320、-1.0EV、外部ストロボ、撮影時刻:9時52分(7月下旬)
複眼が鈍く光ることもあって、「ゆるキャラ」の要素タップリですね。ここでは頭部を強調したいので、コンデジを使っての魚露目画像にも挑戦。TG4@18mm-gy8,ISO=200、F4.9-1/100、内蔵ストロボ、撮影時刻:10時16分(8月中旬)
しかし敏感で、ご覧のようにすぐにレンズに尻を向けて逃げてしまい、この程度の画像を撮るのが精一杯。「ならば、正面突破・・・」と、一気に頭部に魚露目レンズを接近させると葉裏に逃げ、挙句の果てにポロリと地面に落下してジ・エンド(^^; カメラマン泣かせのモンスターでした。
普通種とされるこの子ですが、イタドリの葉どこにでも観察できる種ではありません。どちらかと言えば日陰の葉上を好み、1m四方程度の局所に数頭群れている程度。また、葉が赤い若い株には全くおりません。昼間、逃げられてばかりの失敗を繰り返したので、夕方は活動が鈍化するはずと仮定して、再撮影を試みると忽然と姿を消しておりました。成虫はイタドリの葉を、幼虫は茎を食する完璧な「蓼食う虫」の仲間でもあります。]]>
外来甲虫「オオタコゾウムシ」の幼虫
http://fanseab.exblog.jp/21341216/
2014-01-28T22:25:00+09:00
2014-01-29T22:30:17+09:00
2014-01-28T22:25:27+09:00
fanseab
甲虫
+++画像はクリックで拡大されます+++ D71K-85VR(トリミング)、ISO=200、F11-1/320、-0.7EV、外部ストロボ、撮影時刻:12時53分 D71K-85VR(トリミング)、ISO=200、F11-1/320、-0.7EV、外部ストロボ、撮影時刻:12時55分
体長はせいぜい6mm程度。背面には赤色に縁取られた鮮やかな白線があります。一見してシロチョウではなくシジミチョウ幼虫の雰囲気。ただこの時期マメ科を食う幼虫越冬のシジミでこれほど鮮やかな緑色を呈す種類はありません。蛾の幼虫かな?と思って帰宅して調べてみると、何と、ゾウムシの1種、オオタコゾウムシ(Donus punctatus もしくはHypera punctata)の幼虫でした。その和名から「太田」氏の発見した「コゾウムシ」なのか・・・と勝手に推測しましたが、そうではなくて、「大きい」「タコゾウムシ」の意味でした。初めて耳にする昆虫の和名解釈は難しいですね。中点や句読点を入れて、「オオ・タコゾウムシ」と表記してあれば、当初管理人が犯した判断ミスはなくなるのでしょうけど。
さて、更にネットで調べてみると、この昆虫は環境省が調査中の「侵略的外来種リスト候補種」(外部リンク)にリストアップ(No.320)されている問題種であることも判明。何でも国内では1978年に初めて神奈川県で発見され、現在はどうやら全国的に分布を拡大した様子。原産地は欧州でその後アメリカに分布を拡げ、ここ日本に到達してきた昆虫。欧州原産だけあって寒い冬場も幼虫で越冬し、しっかりクローバーを摂食可能な強者でした。結局この日、目的のモンキチョウ幼虫は発見できなかった一方、オオタコゾウムシ幼虫は複数個体発見できました。モンキチョウと言えば多摩川河川敷でももちろん普通種ですが、食草シロツメクサの競合種である外来甲虫が案外モンキの個体数に影響を与えているかもしれません。アカボシゴマダラがあっという間に関東全域に分布を拡げたように、我々蝶屋の眼につかない場所でオオタコゾウムシのような外来昆虫が徐々に在来昆虫を駆逐していく・・・・。鮮緑色の幼虫を眺めながら、改めて侵略的外来種の怖さを知らされました。]]>
北ボルネオ・キナバル遠征記:(10)甲虫類とナナフシ
http://fanseab.exblog.jp/9848131/
2008-12-07T20:47:00+09:00
2008-12-07T20:51:15+09:00
2008-12-07T20:48:31+09:00
fanseab
甲虫
GX100@5.1mm, ISO=100, F9.1-1/30、-0.7EV、内蔵ストロボ、撮影時刻:4月29日、9時49分
接近戦でよく葉からポロッと落下することが多いような気がしますが、この子はおとなしくしてくれて助かりました。お次は、メタリックグリーンに輝く体長10mm弱の甲虫。D40-1855@52mm-gy8, ISO=1600, F32-1/15、-3.7EV、外部ストロボ、調光補正1/4、撮影時刻:5月1日、9時32分
カミキリモドキ科でしょうか?触角の先端の飾り?が凝った作りです。続いて、公園本部で宿泊したロッジの灯火に誘引されたボルネオオオヒラタクワガタ(Dorcus titanus)の♂D40-10.5-X1.4TC, ISO=200, F13-1/100、-0.7EV、外部ストロボ、調光補正1/4、撮影時刻:4月30日、7時10分
国内のクワガタショップでは80mm級の個体も販売されていますが、これは体長40mmの小型個体で内刃の形状も大型個体とはかなり雰囲気が異なります。かなり弱っていて自力歩行も困難な状態でしたが、油断して刃に噛まれました。結構痛かったです! 大型個体なら出血していたことでしょう。
キナバル公園本部内の照明塔に止まっていたのはナナフシの仲間。D40-10.5, ISO=200, F10-1/60、-0.3EV、外部ストロボ、調光補正1/4、撮影時刻:4月30日、9時40分
国内でみかけるものとさほど変わりはありません。しかし、灯火に集まってきたにせよ、擬態の名手であるナナフシが、こんな人工物に止まっていてはすぐに人間様?に見つかってしまいますね。
ポーリン温泉に移動してからも灯火にはいろいろな昆虫類が集まってきます。先ずはモーレンカンプオオカブト(Chalcosoma moelenkampii)の♀D40-10.5-X1.4TC, ISO=200, F10-1/400、-0.7EV、外部ストロボ、調光補正1/4、撮影時刻:5月3日、6時52分
モーレンカンプはボルネオの固有種で、管理人は前回ダナムバレー遠征で小型の♂個体に出会っています。♂もそうでしたが、♀の脚はテナガコガネのように長大で、凄い力で、しがみつきます。撮影時にもご覧のようにベッドのシーツをしっかり摑んでおります。朝方、離してやると、ブーンという大きな羽音を立ててジャングル内に帰っていきました。お次はクロツヤムシの仲間。種名はわかりません。D40-10.5-X1.4TC, ISO=200, F10-1/400、-0.7EV、外部ストロボ、調光補正1/4、撮影時刻:5月3日、6時49分
掴むと「キューキュー」音を立てます。他の個体や幼虫達と共同生活をするこの甲虫、艶々とした黒が印象的です。灯火に集まる甲虫類では、ツヤクワガタ(Odontolabis属)等、Dorcus属以外の種も期待したのですが、これには出会えずガッカリしました。次回は蝶に戻り、シジミチョウシリーズが始まります。ご期待ください。]]>
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