探蝶逍遥記

カテゴリ:グルメ( 9 )

台湾台東縣遠征記(17)グルメなど

 セセリチョウ科をご紹介する前にちょっと休憩して、「B級」を含めた滞在中の食事について触れておきましょう。旅の楽しみは、蝶撮影を除くと食うことが、最大の喜びのはずなのですが、旅先ではいつも食事に苦労します。基本単独行動の管理人にとって、中華圏では食事内容が著しく制限されて、却ってストレスになったりもします。最初は5月12日のホテルビュッフェでの朝食。

+++画像は原則クリックで拡大されます(モニター環境に依存)+++
f0090680_1019747.jpg
TG2@4.5mm、ISO=200、F2-1/125、-0.7EV、撮影年月日・時刻:2015年5月12日、6時40分

 ここは朝6時30分オープン。ボヤボヤしていると中国大陸からの団体客がドヤドヤと押し寄せ戦争状態に突入するので、ドアが開く前から食堂に待機しておりました。お粥はいつも美味しいです。コーヒーを飲む前に先ずお粥を啜りこむと、胃がジワっと暖まって元気が湧いてきます。中央上の蒸しパン(饅頭)は、これとは別にランチ用に4個を持ち出し、漬物やウインナー炒め等を中に詰め込んで手製サンドイッチをテーブルで秘かに作成しました(笑)。前回と同様な作戦が取れたので、取敢えず山中で摂るランチの心配は無用になりました。ビュッフェ内の光景もパチリ。
f0090680_10195774.jpg
TG2@4.5mm、ISO=200、F2-1/30、-0.7EV、撮影年月日・時刻:2015年5月12日、6時40分

 今回の団体客は比較的静かなので助かりました。お次は13日の夕食。
f0090680_10202546.jpg
TG2@4.5mm、ISO=800、F8-1/20、-0.7EV、撮影年月日・時刻:2015年5月13日、17時55分

 前回と異なり、今回はレンタカーがあるので、宿から少し車を飛ばしてリゾートセンター内にある食堂をトライしてみました。ここには珍しくメニューに「定食」があったので、迷わず注文。メインディッシュのチャーシューもムチャボリュームがあったし、右上の小皿で野菜がタップリ補給できました。右下の渡り蟹(?)スープも絶品。これで250NT$≒970円はお値打ち物でした。久しぶりに旅先で美味しい夕食を味わった実感がしました。
 翌14日のランチは山中に持参したお手製サンドで済ませていたのですが、天候が少し悪化したため、下界に降りてコンビニ近くの食堂に入って休憩。切子麺(40NT$≒160円)を頂きました。
f0090680_10213160.jpg
TG2@4.5mm、ISO=200、F2.8-1/50、撮影年月日・時刻:2015年5月14日、14時15分

 素朴な味わいですが、そぼろ肉とパクチーの相性は抜群ですね。
 さて、14日中にレンタカーを返却し、台東飛行場近くの民宿に投宿しました。ここは飛行場から徒歩圏内なのですが、近くに夕食を取る適当な食堂がありません。どうしようか?民宿のオーナーに相談したところ、「今日自分達が食べるカレーライスをご馳走するよ!」と有難いご返事。早速ご馳走になりました。
f0090680_10221468.jpg
TG2@4.5mm、ISO=800、F2.8-1/30、-0.7EV、撮影年月日・時刻:2015年5月14日、17時28分

 美人のオーナー奥様手作りの「十穀米カレー」でございます。奥様は健康オタクらしく、十穀米を良く食するのだそうです。翌日、朝食前に民宿屋上に上がって、近くの景色を眺めました。
f0090680_10224742.jpg
TG2@4.5mm、ISO=100、F2.8-1/640、-0.7EV、撮影年月日・時刻:2015年5月15日、6時52分

 ご覧のように周囲は一面の畑。その殆どは、この地域特産の果物・釈迦頭(シャカトウ:バンレイシ科植物:Annona squamosa)で占められております。画面中央やや左上の渓谷沿いに知本温泉郷が位置します。この日の朝食は旦那さん手作りのサンドイッチ。
f0090680_10242062.jpg
TG2@4.5mm、ISO=400、F2-1/50、撮影年月日・時刻:2015年5月15日、7時12分

 添えられたパパイヤも甘くてジュウシー!抜群に旨かったです。朝食後、民宿近くを散歩撮影。丁度、釈迦頭の受粉時期だったらしく、農家の方が花弁一つ一つに丁寧に受粉作業をされておりました。「モデルになって下さい」と頼み込んでパチリ。
f0090680_10252798.jpg
TG2@4.5mm、ISO=100、F2-1/2000、撮影年月日・時刻:2015年5月15日、8時22分

 農作業は国内外を問わず、大変な労力が必要なのだと改めて思いました。残念ながら甘い釈迦頭を味わえるのは秋。再度、秋口にこの地域を訪れてみたいものです。空港に移動して、搭乗まで時間があるので、空港脇にある食堂で、やや遅めのランチ。
f0090680_10261511.jpg
TG2@4.5mm、ISO=400、F2.8-1/640、-0.7EV、撮影年月日・時刻:2015年5月15日、13時28分

 ランチセット(250NT$≒980円)を注文。牛肉麺・小籠包それとドリンク1本。ここは他に食堂がないので、やや高め。でもお味は優れておりました。お腹が空いていたので、麺に手を付ける前に撮影するのを忘れてしまい、途中で慌てて撮影したのですよ(^^;
<次回へ続く>
by fanseab | 2017-01-20 20:57 | グルメ | Comments(2)

今年のおせち

 正月第一回目の記事はグルメの話題。正月のおせち料理は通常ご近所から調達することが多かったのですが、今回はちょっと奮発して遠地から取り寄せることにしました。実は某ブログ仲間が記事で紹介されている「おせち」が大変美味しそうで、意地汚くも食してみたくなったのです。それがこちら。

+++画像はクリックで拡大されます+++
f0090680_11275615.jpg
GX7-10.5(トリミング)、ISO=400、F3.5相当-1/100、-0.7EV、内蔵ストロボ+スレーブ2灯

 対角魚眼でわざとデフォルメして撮ってみました。左が洋食重、右が和食重の2段重ねです。それぞれのメニューを列挙しておきましょう。
<洋食重>
上段(左から:以下同様):
①オマール海老のカクテル仕立て+帆立貝柱の瞬間スモーク、②紅玉林檎のコンポート+鴨ロース肉のロースト テンメンジャン風味
中段:
③イベリコ豚のスモークジャンボン、④シーフードエスカペッシュ柚子のビネグレット、
⑤ズワイ蟹のテリーヌサフラン風味
下段:
⑥スモークサーモンの薔薇仕立て レモン添え、⑦牛蒡と人参のチキンガランティーヌ仕立て、⑧フォアグラのブリュレ トリフの香り
<和食重>
上段:①穴子の昆布巻き、②数の子、③鰆の西京焼+花菜の浸し
中段:④蟹膾(カニのなます)、⑤海老旨煮、⑥黒豆
下段:⑦上段③と同じ、⑧ごまめ+たたき牛蒡、⑨煮しめ

 食する前に慌てて撮影したので、数の子が一片、昆布巻きに乗っていたり、なますと黒豆の蓋がそのままだったりはご愛嬌でした。いずれの品も期待通りの味付けで思わず唸ってしまいました。特に洋食重中段⑤は絶品で、最初は蒲鉾かと思ったベース食材、実はフワッとしたスフレのような食感に絶句! また、和食重⑧の「たたき牛蒡」は関西おせちの定番なのでしょうか? 管理人は初めて食しましたが、外観は単なる「牛蒡の白あえ」なんですね。でも舌の中でじわっと牛蒡の旨味が拡がる奥深い味付けに感激しました。中段④の膾(なます)は酢の酸味を全く感じさせません。『隠し味に酢を使っております・・・』程度かな。こんな嫌味の無い膾にも初めて出会ったような気がしました。
 とにかく、来年リピートすることは確実で、来年もお正月の楽しみが増えました。皆様はどのような「おせち」を召し上がったことでしょう。
by fanseab | 2015-01-03 11:29 | グルメ | Comments(8)

ボルネオ・グヌンムル公園遠征記(12)閑話休題:朝食編

 このシリーズ、「遠征記」を標榜しておりますので、ちょっと一服して食事の話題。海外遠征で撮影行為以外の唯一の楽しみは、やはり三度の飯です。左党の方ならこれに当然「お酒」が追加されるのでしょう。でもアルコールを殆ど嗜まない管理人としては食事の質の良否が遠征の質を左右すると言っても過言ではありません。
 さて、今回は朝食編。国立公園ロッジ内には食堂「Cafe Mulu」があって、基本ここで三度の食事を取ります。公園ゲートの近くにも一軒の食堂兼ホテルがありますが、滞在中は全て「Cafe Mulu」で済ませておりました。営業時間は7:30~20:30。これが朝食のメニュー。                                                                   
                                                                          ++横位置画像はクリックで拡大されます++
f0090680_10464246.jpg
GXR@5.1mm、ISO=200、F3.6-1/40、-0.7EV、撮影年月日・時刻:2012年3月12日、7時56分

 ロッジ宿泊者は朝食無料。宿泊受付時に配布される朝食券をカウンターに出し、希望のメニューを申し付けます。↑の画像の通り、3ジャンル・合計5種類から選択可能です。他に有料のオプションメニューも。管理人は「Mulu Special」を除く3種類をトライしてみました。最初は「Western Style」。
f0090680_1047385.jpg
GXR@5.1mm(トリミング)、ISO=100、F4.1-1/8、-0.7EV、内蔵ストロボ、撮影年月日・時刻:2012年3月10日、7時36分

 ご覧の通り、あまり食欲が進まない代物でした。干からびたソーセージがその象徴。また熱帯アジアで楽しみなフルーツもこれじゃあんまりです。ただ、やや甘く煮込んだお豆は唯一美味でした。なお紅茶&コーヒーはサーバーから飲み放題のシステムになっております。お次は「Asian Style」からビーフン。
f0090680_10472162.jpg
GXR@5.1mm、ISO=160、F3.6-1/13、-0.7EV、内蔵ストロボ、撮影年月日・時刻:2012年3月10日、7時40分

 これは美味でした。概ねマレー語圏ではミーゴレン(焼きそば)系に当たり外れはなく、これも例外ではありませんでした。同じく「Asian Style」からNasi Lemak(ナシ・レマッ)。
f0090680_1047455.jpg
GXR@5.1mm、ISO=200、F5.1-1/10、-0.7EV、内蔵ストロボ、撮影年月日・時刻:2012年3月11日、7時42分

 ナシ・レマッはご覧の通り、「常備菜添えご飯」でマレー語圏の典型的な定食スタイルです。茹で卵とキュウリ以外に添えられているのは、左奥から右へサンバル(sambal)、イカン・ビリス(ikan bilis)、揚げピーナッツ。辛味噌風のサンバルは地方毎に色々とバリエーションがあって、特に辛さは食してみないと分からないロシアンルーレットの世界です(笑)。スラウェシで食したのはムチャクチャ辛かった! ここのは欧米人向けにアレンジしているのか、マイルドな味付けでございました。イカン・ビリスはおせち料理の田作り(ごまめ)によく似ていて貴重なカルシウム源になっているのでしょう。塩味が効いているものの辛くはありません。なお「Asian Style」にもフルーツ小皿が付きます。朝食テーブルの全景もアップしておきましょう。
f0090680_104801.jpg
GXR@5.1mm、ISO=200、F5.1-1/6、-0.7EV、内蔵ストロボ、撮影年月日・時刻:2012年3月11日、7時43分

 この時、出されたスイカは鮮度良く、美味しかったです。総括すると「Cafe Mulu」の朝食は可も無く不可も無いと言ったレベルです。2008年に遠征したキナバル国立公園ロッジの朝食の方が旨かった記憶があります。さて、今回の遠征では接続便の関係で、帰路の途中、コタキナバルで一泊いたしました。翌朝も比較的早い便だったので、コタキナバル空港近くの安ホテルに投宿。ここも朝食込でした。メニューは2種類。こちらは管理人が食した欧風スタイル。
f0090680_10481662.jpg
GXR@5.1mm、ISO=200、F3.6-1/50、-0.7EV、内蔵ストロボ、撮影年月日・時刻:2012年3月14日、7時43分

 実質的にトランジット専用ホテルの無料朝食としてはまずまずのお味でした。一方、知人が食したのはミーゴレン。
f0090680_10482910.jpg
GXR@5.1mm、ISO=200、F3.6-1/20、-0.7EV、内蔵ストロボ、撮影年月日・時刻:2012年3月14日、7時43分

 一口試食しましたが、こちらも合格点の味。いずれもこれにコーヒーもしくは紅茶が付いておりました。
<次回に続く>
by fanseab | 2013-02-02 10:53 | グルメ | Comments(2)

台湾遠征記:(10)11月21日夕食

 ようやく21日の記事が終わろうとしております。この分ではシーズンに突入しても終わりが見えそうにありません。少し引っ張り過ぎた感がありますが、シーズン中も台湾遠征記を継続してご紹介していきたいと思っております。

 さて、宿に帰って一風呂浴びてから、夕食です。今宵も到着当日に食した近所の小吃(食堂)に。2晩連続なので、店のおばさんも「やーまたきたかね~」って調子で大歓迎。なにせ昨晩は結構お客さんが一杯だったこの店、今宵の客は管理人が独占状態。歓迎されるのも当然かな? 当日のディナーの全景です。                                                                                   ++画像はクリックで拡大されます++
f0090680_22321778.jpg
撮影は全てGXR@5.1mm

 個別に紹介していきましょう。最初はメインディッシュとしての焼きそば(炒麺),60元(約160円)。
f0090680_22323212.jpg


 結構なボリュームでお味もイケてましたよ。副菜として注文したのが、台湾料理の定番とも言える、干し大根入りのオムレツ(菜埔蛋)、120元(約320円)。
f0090680_22324516.jpg


 こいつは切干大根の下味が塩辛く、ちょっと幻滅。以前台北で食したものとは雲泥の差でした。本来は軽く塩味がついた切干大根の歯触りと、卵のふんわりとした食感のバランス、そして卵の甘味と大根の塩味のハーモニーを楽しむ料理なんですけど、それを楽しむにはちょっと雑な味付けでした。実は焼きそばとオムレツを注文した後、店のおばさんとその娘さん、更にはおばあさんが隣の円卓でテレビを見ながら、何やら果物をつまんでいます。「これなんですか?」と管理人が物欲しそうに尋ねると、「釈迦頭だよ!食べるかい?」と、こちらの下心を見すかすように、一切れプレゼントしてくれました。
f0090680_22334334.jpg


 バンレイシ科の果物でどうやら台東地方の名物のようです。思わぬ無料デザートの差し入れに恐悦至極! スプーンで恐る恐る口に入れてみると、これが旨いのなんの! 溶け始めたシャーベットのようなザラッとした食感に、まったりとした甘味が口中に拡がります。管理人は東南アジア各地の遠征で色々な果物を食べてきましたが、この釈迦頭は旨さ・甘さにおいてベストの味かもしれません。あまりにも旨くて食べ始めてからは無言状態。丁度カニの食べ放題で無言状態で食べ続ける・・・、あんな感じで一気に平らげてしまいました。食べ終わると手や口の周りは糖分でベタベタ。ナプキンで拭いても取れず、トイレを借りて手に付いた糖分をやっと洗い流すほどでした。オムレツの塩味が効き過ぎていたため、強烈な甘味のデザートで丁度いい塩梅になりました。満腹状態で、ホテルに戻り、この日は心地よく眠ることができました。
<次回に続く>
by fanseab | 2012-03-24 22:35 | グルメ | Comments(6)

南ベトナムの麺グルメ(3月10日)

 南ベトナムの蝶をアップしたついでに、久しぶりにB級グルメの話題。管理人は麺類が大好きで、長野県に遠征すれば必ず蕎麦屋に入りますし、東南アジア遠征では、ブラブラ華僑がたむろする下町を歩いて、麺グルメを楽しんでおります。

 初日(2007年4月28日)の夜、ホーチミン市内で先ず食したのが、有名な「フォー」。既に日本でもお馴染みですね。以下の画像は全てGX100で撮影。                                                                ++横位置画像はクリックで拡大されます++                                    
f0090680_23453520.jpg


 もやしと香草(後ろにごっそり束が見えます)類はお好みで入れ、ライムと唐辛子も薬味で加えます。この時のトッピングは、豚肉の薄切りと玉葱だったでしょうか?とにかく出汁が旨いのです。鶏ガラをベースにニョックマム(魚醤)で味を調えた薄味スープは絶品です。

 3日目(4月30日)。カットティエン国立公園内の食堂で頂いたのは、牛肉を載せたインスタントラーメン風の麺。
f0090680_23455431.jpg


麺の味はイマイチでしたが、やや赤みの残ったミディアムに火を通した牛肉は柔らかく、見た目以上に旨かったです。4日目(5月1日)は平打ち麺のヤキソバ。
f0090680_2346767.jpg


 白菜と豚肉のシンプルな具材ですが、薄味で、これまた食欲が沸きます。

 5日目(5月2日)。かなり疲労が蓄積されてきたので、多少パンチのある味が欲しいなぁ、と思っていたら、骨付き牛肉入りの濃厚な麺が出され、むしゃぶるように食べたことを思い出します。
f0090680_23462717.jpg


 そして、最終日(5月3日)、念願のアルボプンクタータオオイナズマ♀を仕留めて、意気揚々と引き上げてきて、その時、食したのがインスタントラーメン仕立ての麺でした。
f0090680_23464618.jpg


 この時は食欲よりも、とにかく喉の渇きが激しくて、スプライト系炭酸飲料をがぶ飲みしながら麺をすすりました。そして公園から車に揺られ、ウツラウツラしながら、ホーチミンに着いたのは夕方頃でした。帰国便は深夜便ですので、腹ごしらえにホーチミン空港内食堂で海老ワンタンメンにトライしてみました。
f0090680_2347033.jpg


 まぁ、本場、香港の海老ワンタンメンと比べたら、パンチに欠けるお味でしたね。出かける前、ベトナムの麺はフォー位しかないと思っていたのですが、バラエティーに富んだ「麺々」にも出会うことができて、遠征の良き思い出になったのでした。
by fanseab | 2010-03-10 23:49 | グルメ | Comments(2)

オフシーズン企画:海外グルメシリーズ(3)北タイ夕食編

 さて、いよいよ夕食です。ここのロッジは小さな川沿いにあり、その畔にある屋外食堂で、毎日食事を取りました。ロッジ滞在初日の夕食風景です。
f0090680_2302378.jpg

 美形のウエイター兼コックさんにシャッターを押してもらって、思わずニンマリの管理人です(^^;;
 低地の川沿いなら間違いなく藪蚊の襲来に合いますが、標高1000mにあるこのロッジでは全く蚊に刺されることなくディナーが楽しめます。
 では、メニューをご紹介しましょう。基本的に、夕食は、1汁3菜に白米、これにデザートとしてフルーツが出るしくみ。ボリュームがすごくあって、一人では食べきれない量でした。ビールでも飲んだら、2人で十分な量かもしれません。最初はサラダ。
f0090680_2304038.jpg

 こいつは独特で微塵切りにしたネギ、トマトの他、判別不能のエスニックな香味野菜が混ぜられて非常に深い味わいでした。バンコックあたりで供される春雨サラダに入っている「鷹の爪」に代表される隠し辛味がないので助かりました。お次は白身魚のフリッターに「ごまめ」のようなトッピングが乗った料理。ビールの「あて」には最高でしょう。
f0090680_23153.jpg

 汁物はかなりコッテリ系です。
f0090680_2332889.jpg

タイでスープと言えば、トムヤムクンが有名ですが、このスープはちょっと違い、骨付き鶏肉がメインです。中央の円盤状のものは、ショウガの輪切りで絶妙なスパイスになっています。比較的コッテリ系スープ類を食した後で食べる南国のフルーツは堪えられません。小生の大好物パパイヤです。
f0090680_2334320.jpg

 パパイヤはマンゴーやドリアンと異なり、飽きがこない味で、お腹を整えてくれる感じがします。皿の上にはお好みで入れる、ライムと塩が添えられています。タイ料理はまた、ココナッツミルクを上手に使います。確か2日目に供された骨付き豚肉のココナッツミルク煮。
f0090680_2335697.jpg

 焦げ目をつけた豚肉は日本では想像もできないコクのある味で、これに淡い甘味のココナッツミルクが絶妙なハーモニーを醸し出します。いずれの日のメニューでも出された炒め物は日本人にもピッタリくる味付けでした。白身魚(川魚かもしれません)と野菜のケチャップ仕立ての炒め物。
f0090680_2342055.jpg

 トウガラシ系スパイスが隠し味ですね。ビールを飲むと、翌日の体調に差し支えるので、ディナーの飲み物はミネラルウォーター。そのグラスにヤシ?の葉で上手な蓋を作って飾りにしてあり、この気配りには感心しました。上手い演出だと思いませんか?
f0090680_2343633.jpg

 さて、「シーズンオフ企画」として銘打ったこのシリーズの最中に関西の気温もドンドン上昇して、すぐにでもギフが飛びそうな陽気になりました。で、ひとまず、このシリーズもこれにておしまい。ベトナムや香港のグルメの話題はまた来シーズンオフのブログネタにでもとっておきましょう(笑)
by fanseab | 2008-03-12 23:09 | グルメ | Comments(6)

オフシーズン企画:海外グルメシリーズ(2)北タイ昼食編

 前回の朝食は「これでもタイなの?」ってコメントもありました。しかし、今回から徐々にエスニックな香りが強くなりますよ。
 タイ遠征では朝食後、ロッジ周辺のポイントを歩いてはロッジに戻りランチ・・・が基本パターンでした。で、2日目のランチ。
f0090680_2325822.jpg
 ライス(もちろん細長いタイ米)に主菜が2品。手前がオムレツで、左奥は豚の粗挽肉と香草の炒め物です。香草は日本にはないタイプで、味付けはかなり塩味が効いていたと思います。その上はキュウリの輪切り。お次は3日目。
f0090680_2331277.jpg
 食べ散らかした画像で失礼!お腹が猛烈に空いていると、撮影よりも食欲が勝ってしまいますね(^^)あっさり目のチャーハン(カーオパッ)と薄味のチキンスープです。チャーハンに入っている紅いのはパプリカだったと思います。これは辛くありません。
 4日目は4WD車をチャーターして隣村に遠征したので、ランチはお弁当です。
f0090680_2335562.jpg

 携行食としてモンキーバナナあたりでも昼食になりますが、やはり白米があると腹の収まりが違います。おかずは豚肉の炒め物だけという質素なもの。ただ、上のポリ蓋に垂らした緑色の汁がポイントです。これ、インドネシアやタイでよくある香味調味料です。香味野菜を数種類使い、恐らくナンプラー等と混ぜて作るのだと思います。これはピリッと辛く、もそもそしたタイ米が咽喉に詰まった時、舌を刺激して、不思議と咽喉の通りが良くなります。また左側のビニール袋に入っているのは、エビセンベイのようなもの。この手の煎餅は東南アジアでよく供されます。実は、この弁当を食べている最中にオジロイナズマ(Euthalia phemius)が出現して、慌てて撮影したことを思い出します。何とか、♂撮影に成功した思い出の弁当でもあるのです。
 最終日は結構ボリュームある内容でした。
f0090680_2341665.jpg
 ご飯の上には目玉焼き。主菜は豚肉の甘辛炒め。これにトマトとキュウリの輪切りが添えられます。左のスープも中身が濃く、骨付き鶏肉のスープでした。さらに甘党の小生を喜ばしたのが次のデザート。
f0090680_2361475.jpg
 タイのデザートの定番はタピオカ入りココナッツミルクですが、ここでは、タピオカの代わりに糖度の高いカボチャが入って、カボチャ汁粉の雰囲気。蝶撮影に疲れた体を癒す一品でした。
 次回はタイらしい料理のオンパレード、夕食編をご紹介しましょう!
by fanseab | 2008-03-06 23:11 | グルメ | Comments(6)

オフシーズン企画:海外グルメシリーズ(1)北タイ朝食編

 拙ブログでは珍しいグルメの話題です。
海外遠征の宿泊地は、国内と異なりインフラが整備されていない場所が多く、夜間、TVも見れないロッジが殆どです。日が沈んでから翌朝まで、昼間撮影した画像のチェック以外の楽しみといったら、食事しかありません。撮影疲れの合間に英気を養うランチもこれまた楽しみ。 そろそろ春めいてきましたが、暑い南国でのグルメ情報を数回に分けて御紹介しましょう。第1回目は’06年3月に遠征した北タイ・ドイサケット地区のロッジで供された朝食です。
 
 先ず、到着翌日に出されたプレート。
f0090680_22411515.jpg
 トーストに目玉焼き・ソーセージ・ハム・トマトにフルーツジュースと都会のホテル並みのセットです。オニオンスープもついていました。アジア圏ホテルの朝食バイキングでいつも思うのはソーセージやハム類が不味いこと。特にイスラム圏のマレーシアやインドネシアでは、豚肉御法度の習慣から、チキン系ソーセージが多く、味にコクがなく、物足りなく感じます。↑のソーセージも「?」って味でした。反面、絞りたてのパイナップルジュースは抜群です。

 このロッジは土地の名産でもあるコーヒー畑の脇にあるため、酸味の効いたコーヒーの味も格別でした。
f0090680_22421471.jpg

 次は3日目のプレート。
f0090680_22422727.jpg
 この日だけ朝食時間を早めにリクエストしたためか?チキンで出汁を取ったおかゆ風のものが供されました。出汁は薄味ですが、朝食には最高!右の小皿は薬草のパクチー(コリアンダー)。小生の大好物です。左下の醤油に似た汁はナンプラー(魚醤)。これまたおかゆにちょろっとかけると、とっても美味なんです。

 次回は昼食編の御紹介です。
by fanseab | 2008-03-03 22:47 | グルメ | Comments(6)

香港遠征(10/6-9):番外編(B級?グルメを楽しむ)

 小生が香港に遠征する目的はもちろん蝶撮影なのですが、それはあくまで昼間のお話。オフタイムの楽しみはグルメに尽きます。香港特別行政区は中国本土・広東省の南に位置します。「食在広州(豊かな食文化は広州にあり)」と言われる通り、香港は広東料理をはじめあらゆる中国料理、さらには英植民地時代から続く欧州交易の歴史を物語って、各国料理店も目白押し・・・・。グルメファンには溜まらん街で、日本から女性中心にツアー客が押しかけるのもよくわかります。

 ただ単独遠征を常とする小生にとって、グルメファン憧れの本格派中国料理の店には入り難いのです。ご存知の通り、数人で円卓を囲みながら、多種の料理を注文して、ワイワイガヤガヤ楽しむのが定石。独りでは高くついてしまうので、結局これらの店は小生には無縁となります。

 で、小生が楽しめるのは独りでも気軽に入れるお粥や麺類の店です。とりわけ、お気に入りは「蝦雲呑麺」。実はこれを食べたいために香港に遠征していると言っても過言でないほど、食べまくります。3食これを食べても飽きがこないんです。実例をお見せしましょう。
f0090680_1227114.jpg
 普通、お値段は10~17HK$(160円~270円)と、大変お手軽。コーヒーや紅茶を同時に頼む場合は5HK$(80円)追加、飲み物をアイスにする場合は更に2HK$追加が概ね、各店共通のルールになっています。香港のワンタンメンの特徴は細くて固めの麺。この手が嫌いな方はともかく、この麺が薄味のスープに絡んで絶品の味を醸し出します。麺には蝦のすり身が練りこんでいるものもあって(蝦子麺と称す)、麺の味を一層引き立てるのです。最大の魅力は3~5個添えられる海老ワンタン。プリプリ感はたまらない歯ごたえです。店によって、ワンタンの味付けも微妙に異なるものの、流行っている店ならどこに入っても平均点以上の味です。お店の雰囲気はこんな感じ。
f0090680_12274830.jpg
 麺のトッピングは様々ですが、魚のすり身で作った団子(魚丸)の人気も高いようです。すべて漢字で書かれたメニューと写真を見ながら出てくるトッピングの種類を想像するのも楽しいものです。
f0090680_12281234.jpg
 さて最終日に試したのは、牛腿肉入りの麺
f0090680_12283288.jpg
 麺のお隣に添えられたのは定番の油菜(野菜の油炒め)。通常2-5HK$で追加オーダーします。この店では両方でトータル22HK$(350円)。五香粉の香りが効いた濃い味付けの肉は絶品。油菜は、見た目ほど油っぽくなく、さっぱりとしています。因みに「油菜」、一般的には「空心菜」の炒めものを意味しますが、菜っ葉の種類はいろいろ変化します。油菜にかけられるソース?も様々で、味噌のようなものもあればオイスターソース系があったりでバリエーションに富んでいます。麺にこの野菜を添えれば栄養価満点のメニューで立派な夕食にもなるわけです。

 一方、麺よりもお腹にやさしいのがお粥です。トロトロに煮込んだ粥をスプーンでゆっくりと胃に流し込むうちに体が徐々に目覚めていく・・・・。究極の朝食版スローフードでしょう。
 ご紹介するのは、清粥と称す具なしの粥。これだけでも十分旨みがあるのですが、「腸巻」と称す米粉製ラビオリ?をサイドオーダーしています。〆て11HK$(176円)也。腸巻には干海老も入っていて香ばしさで食が進みます。
f0090680_12285932.jpg
 さて、読者の皆さんのなかには、お酒の話題は?って方もおられることでしょう。残念ながら小生は擬似下戸の人間(亜種名:pseudogekoensis?)なので、デザートの話を一つ。

 中国のデザートも奥深いものがありますが、ここ香港での流行は現代風にアレンジしたヘルシータッチのデザート。特に有名なのが「許●山」の屋号を持つチェーン店。九龍・旺角界隈にある支店に入ってみました。若い子ばかりでなく、客の年齢層は多彩です。ちょっぴり恥ずかしながらビジュアルなメニューを覗き込みます。すかさず、近寄ってきた店員が日本語で「これ、マンゴープリン、おいしいよ」と怪しげな日本語でセールス。顔付きで日本人と看破した店員にもびっくりしましたが、全員マンゴープリンをオーダーして満足するステレオタイプな日本人にも2度ビックリ。ここは敢えて店員に反抗し、柑橘類入りココナッツミルクを注文(20HK$=320円)。ワンタンメンよりちょっぴり高価です。
f0090680_12294043.jpg
 定番のマンゴー果肉と柚子味のアイスクリームがタピオカ入りココナッツミルクに浸っています。味付けはヘルシーデザートを標榜するだけあって、サッパリとしていて店が繁盛している理由がわかりました。日本から来た若い女性にとっては、毎日訪れる価値のある店でしょう。

 海外旅行の最後の楽しみは帰国便で味わう機内食でしょうか?これが不味いと何となく旅行全体の印象を落とすものです。その点、今回利用したCP社の機内食は味付けのブレが無く、楽しめます。前回、シンガポール遠征にも同社便を使用しましたが、今回、改めてこの機内食の水準の高さに満足しました。
f0090680_12301547.jpg
 鶏肉の煮込みがメインディッシュですが、広東風の味付けが絶妙で往復便とも「Chicken!please」と指定してしまいました。まあ、副菜は大したことないですが、メインの味付けは日本のJ社等が遠く及ばない香港の香りを運んでいるような・・・。少し褒めすぎましたが、香港遠征を計画される方、一度、CP社便をご利用になったらいかがでしょうか?(これだけCP社をヨイショしたらマイレッジポイント増やしてくれないかなあ~)
 
 「おまけ」の香港ネタもこれでおしまいです。『ハマル、ミリョク、香港!』これが香●政府観光局の2006年度キャッチコピーです。小生も香港の蝶・グルメのミリョクにどっぷりとハマッております(^^)
(了)
by fanseab | 2006-11-12 12:38 | グルメ | Comments(14)