探蝶逍遥記

2017年 11月 17日 ( 1 )

キタキチョウの仮宿(11月上旬)

 先日、帰宅する際、拙宅の小さな庭にキタキチョウ♂が飛び込んで行く様子を偶然観察できました。庭にマメ科植物を植えていないので、キタキチョウの飛来機会はあまり多くは有りません。念のため庭内をつぶさに調べてみても、姿を確認できず。どうせ庭を通過して、お隣の広い庭にでも逃げていったのだろう・・・と思っていました。ところが、ところがですよ! ある日、偶然、拙宅庭のエノキで休む彼の姿を再発見できたのです。きっかけは外来アカボシゴマダラの蛹観察。発見時の状況をアップしておきましょう。

+++画像はクリックで拡大されます(モニター環境に依存)+++
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EM12-Z60(自動深度合成+トリミング)、ISO=64、F7.1-1/125、撮影時刻:9時27分

 矢印はアカボシの蛹。さて、この絵の中に問題のキタキチョウが隠れています。読者の皆さん、どこにいるか分かりますか??

 正解は、この記事の末尾をご覧下さい。その前に自力で探す方のために、ヒントとして、ほぼ同じアングルから撮影した拡大像もご紹介しましょう。
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EM12-Z60(トリミング)、ISO=64、F8-1/50、外部ストロボ、撮影時刻:9時30分

 ど真ん中で静止しているのが主人公です。このように、逆光条件だと、黄色に色付いたエノキの葉が眩しく光り、同系色のキタキチョウは背景と完全に同化してしまうのです。次に順光下でも撮影してみました。
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EM12-Z60、ISO=200、F7.1-1/250、外部ストロボ、撮影時刻:9時31分

 順光でも、意外と発見は難しいのですよ。この子、3日間この場所にじっとしており、好天気の日中でも全く飛ぶ気配がありませんでした。そして、4日目、最高気温が20℃を越えた昼間、ようやく、どこに飛び去ったようです。エノキは落葉樹ですから、この場所はキタキチョウの越冬場所にはなり得ません。但し、秋口に気温が低下するにつれ、今回観察したような仮宿で暫く静止し、越冬に備えて体力を温存しているのでしょう。

<解答>
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矢印#1がアカボシゴマダラの蛹、矢印#2がキタキチョウです。
by fanseab | 2017-11-17 21:54 | | Comments(0)