探蝶逍遥記

2017年 03月 19日 ( 1 )

ミヤマセセリで開幕戦(3月中旬)

 拙宅近くの民家のアセビも満開です。そろそろコツバメも飛んでいる雰囲気。先ずはフライング覚悟でミヤマセセリ探索に東京都下の里山公園を訪れました。現地9時前着。天気は快晴ですが、少し肌寒く感じます。いつもミヤマセセリが飛び交う一角で待機しますが、10時30分を過ぎても蝶影は全く無し。路傍のスミレも未だ開花しておりません。やはりフライングだったかと意気消沈して、駐車場近くまで戻り、駄目元で別の一角を探索すると急に黒い影!期待に応えて登場してくれましたよ。それも♀!

+++画像はクリックで拡大されます(モニター環境に依存)+++
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EM12-Z60(トリミング)、ISO=200、F7.1-1/320、-0.7EV、撮影時刻:10時53分

 恐らく羽化直なのでしょう。後翅は未だヨレヨレ感が残っております。日向ぼっこにしては珍しく閉翅状態で、クルクルと向きを変えます。
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EM12-Z60(トリミング)、ISO=200、F7.1-1/400、-0.7EV、撮影時刻:10時53分

 次は開翅だぁ~と意気込んだものの、姿を見失ってしまいガックリ。トビきりの別嬪さんにフラれて意気消沈した後、慰めるように別の個体が飛んで来ました。今度は♂。これまた羽化直に近い鮮度で有難い限り。
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EM12-Z60、ISO=200、F5.6-1/320、撮影時刻:11時16分

 新鮮な個体は前翅のブルー鱗粉が映えて、とってもお洒落ですね。次は半開シーン。
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EM12-Z60(自動深度合成+トリミング)、ISO=200、F6.3-1/640、撮影時刻:11時18分

 実は今シーズンからミラーレス機をパナソニックGX7からオリンパスEM1-MK2に更新しました。新規導入機種に一番期待していたのは、深度合成およびフォーカスステッピング機能です。↑の絵のような半開シーンでは、複眼から前翅先端まで全てにフォーカシングするのは不可能でした。ほぼ期待通りの仕上がりに満足です。次は全開シーンを斜め後ろから見込むアングルで。
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EM12-Z60(自動深度合成+トリミング)、ISO=200、F5.6-1/400、撮影時刻:11時23分

 左前翅の一部は流石にピンボケですが、それ以外はシャープに結像しております。これまで全開シーンを撮る場合、翅全体に合焦させる目的で、後方正面から見込むことが多く、絵がマンネリになり勝ちでした。深度合成の導入で、新たな作画スタイルの可能性も見えて来たように思います。参考までに、深度合成に用いた通常撮影画像と深度合成後画像の比較図をアップしておきます。
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 合成処理のメリットが一目瞭然だと思います。もっとも、いつも例示した絵のように上手く行くとは限りません。開翅中、ミヤマセセリが気まぐれに翅の開角度を変化させると、途端に合成は失敗します。シジミチョウが閉翅中に翅をスリスリする行動を良く見かけますが、このような状況では深度合成は適用できないでしょう。
 まだ、ミヤマは発生の走りで今後一気に個体数を増やして行くはず。できれば飛翔シーンにもトライしてみたいと思います。
by fanseab | 2017-03-19 21:40 | | Comments(4)