探蝶逍遥記

大阪湾沿いの探索

 正月明けに風邪を引き、フィールドに出られず、悶々とした日々を過ごしておりました。で、ようやく体調整い、これまでの鬱憤を晴らそうと大阪湾沿いを逍遥してきました。

 まずは、大阪府南部のヤクルリポイントへ。12/10に観察した幼虫の経過観察が目的。ヤマモモの株を30分に渡って綿密に探しましたが坊主(^^;; 「うーん、残念」。①寒さに耐えられず討ち死、②小鳥の食害、③落葉に降りて蛹化の可能性がありますが、結論は出せません。また、当地での第1化の様子から観察のリセットが必要な状況です。ついでにウバメガシの状況も見ましたが、この時期、一見若芽と思われる葉も結構硬くなっていて、幼虫越冬も結構厳しいのかな?とも思います。ついでにヤクルリと思われる卵殻をウバメガシ葉上から見出したので撮影しておきました。
f0090680_2044599.jpg
D70-SMZ-X1.4TC、ISO=500、F14-1/250、-3.0EV、内蔵ストロボ(マニュアル発光、調光補正1/16)

 9時頃にこのポイントに別れを告げて一路北上、緑濃い公園へ。ここはアラカシとマテバシイの密度がそこそこあるので、ムラサキ兄弟の観察を主に、ついでに野鳥を撮ろうという魂胆。結局、ムラサキ兄弟は坊主で、野鳥がメインになってしまいました。

 今日はメジロに狙いを定めてビシバシ、ショットを連発したんですが、この小鳥、ちょこまか動き回り、メチャクチャ数は多い割には難易度高いです(^^; 結局、満足できるのは↓に示す1コマだけ。
メジロ
f0090680_20442652.jpg
D70S-VR84@400mm-X1.4TC, ISO=500, F8-1/640

 お次はシジュウカラヒガラ。藪の中をゴソゴソ動き回り、やっと表に出てきたとこをパチリ。ちょっと暗いので発色に不満が残るショットになりました。
※同定間違いを指摘して頂いたNさん、有難うございました。
ヒガラ
f0090680_20444849.jpg
D70S-VR84@400mm-X1.4TC, ISO=500, F5.6-1/400

 嬉しかったのは突然目の前に現れてくれたジョウビタキの雌。蝶&鳥日記2のNさんのブログで覚えてから、小生お気に入りとなった小鳥が眼前に出現して、心臓ドキドキものでした。丁度エノキの幹に小生の体を預ける体勢が確保できたので、安定したショットがものにできました。「枝かぶりが・・・」等と贅沢を言ってはおられません。至近距離で写した小鳥は本当に表情が美しく出るものだと思います。
ジョウビタキ雌①
f0090680_2045553.jpg
D70S-VR84@400mm, ISO=500, F6.3-1/200
ジョウビタキ雌②
f0090680_20452159.jpg
D70S-VR84@400mm, ISO=500, F5.6-1/250

 もうそろそろ帰宅しようかな?と思って階段沿いのアラカシ林を通り過ぎると、「チャッ、チャッ・・・」とどこかで聞き覚えのある囀りが茂みの中から聞こえています。気配を消して佇むこと10分。やっと声の主が脇の草地に出現。すばしこい動きで餌をついばんでいます。撮影した画像を通りすがりの大砲を持った鳥撮り屋さんに聞くと、「尾が長いからヤブサメではなくて、ウグイスだね。これ結構撮るの難しいんだよね」と、褒めて頂きました。お世辞とわかっていても鳥撮り初心者には嬉しかったですね(^^)
ウグイス①
f0090680_20454579.jpg
D70S-VR84@400mm-X1.4TC, ISO=500, F8-1/250
ウグイス②
f0090680_2046128.jpg
D70S-VR84@400mm-X1.4TC, ISO=500, F8-1/250

 このウグイス、非常に警戒心が強く、匍匐前進で撮影できた↑のショットの距離から更に近づいたところ、また藪の中に入り込み、「チャッ、チャッ」と声だけをあたりに響かせていました。天気も思いの他良くて、ストレスを発散できた一日になりました。

※メジロ画像を除き、すべてトリミングをかけております。
by fanseab | 2007-01-20 20:49 | | Comments(8)
Commented by banyan10 at 2007-01-20 21:02
ヤクルリは残念でした、
ジョウビタキ綺麗に撮れていますね。僕も枝なんて気にしない方なので、これくらいに撮影したいです。(^^;
ウグイスは声はすれども姿は見えずという感じで、移動しながら鳴いているようです。声だけは数え切れないくらい聞いてますが、撮影できたのは遠くから2回だけです。
Commented by chochoensis at 2007-01-21 09:53
fanseabさん、「ウグイス」、綺麗に撮影されていますね、素晴らしいです、特に、目玉クリクリで可愛らしさが堪らないです!お見事ですね。ヤクルリの探索は次を期待しています・・・。
Commented by 6422j-nozomu2 at 2007-01-21 16:46
おおー、私同様鳥にはまっておられますね。しかし、私と違ってしっかり蝶をメインにされておられるところが凄いです。ヤクルリ、越冬幼虫残念でしたが、卵殻を発見されたところが凄いです。鳥綺麗に撮影されていますよ。特にウグイス最高です。意外と撮影しにくい鳥ですから。それから、シジウカラとされている鳥ですが、ヒガラの方だと思いますよ。
Commented by fanseab at 2007-01-21 18:30 x
BANYANさん、ヤクルリの生活史は不明の点が多いので、これからも継続観察していくつもりです。ジョウビタキ雌、雄とは正反対の表情が大好きです。ウグイスはビギナーズラックかもしれません。
Commented by fanseab at 2007-01-21 18:32 x
chochoensisさん、ウグイスは、メジロ同様、一瞬なりとも止まらないので、早いシャッタースピードを要求されます。手ブレよりも被写体ブレに注意しなければならない鳥だと思いました。
Commented by fanseab at 2007-01-21 18:35 x
ノゾピーさん、貴殿と異なり、小生はまずは普通種から名前を覚えつつ・・・って状態です。また、ヒガラ、ご指摘有難うございました。早速修正しておきました。ウグイス含め、10m程度の距離で撮影できると鳥撮りも楽しいですね。
Commented by kenken at 2007-01-22 22:09 x
あらら・・・お風邪でしたか。こちらは、シンポジウムや宴会やらで、ちょっと忙しくしてまして、久々の訪問で、ゆっくり拝見しています。ヤクルリ定点観察・・・確かにこれはヤクルリ卵殻っぽいですな。しかし、この冬は暖かいですねぇ~どこかで幼虫休眠しているかも。
Commented by fanseab at 2007-01-22 22:26 x
kenkenさん、不覚にも風邪プラス鼻炎で調子を落としてしまいました。シーズン中は気合が入っていて絶対に風邪なんか引かないんですけどね(^^) ヤクルリ?卵殻、ウバメガシ上には結構沢山見つかります。このポイントのメインホストであることには間違いなく、ご指摘の通り、終齢幼虫での越冬可能性は否定できません。
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