探蝶逍遥記

本体HPの更新:北タイの蝶

 本年3月末に遠征した北タイの蝶画像整理がブログの更新に追われて滞っていましたが、久しぶりに4科9種を追加しました。詳細は本体HP:「北タイの蝶」ギャラリーを参照願います。追加更新した蝶は以下の通り。

アゲハチョウ科:オオベニモンアゲハ、モンキアゲハ
シロチョウ科 :アカリスカザリシロチョウ、ムモンキチョウ
シジミチョウ科:リュウキュウウラボシシジミ、ホリイコシジミ、カクモンシジミ
タテハチョウ科:インテルメディアチビイシガケチョウ、フタオチョウ

 上記9種類の中で、日本国内で確実に見ることのできるのはモンキアゲハ、リュウキュウウラボシシジミ、ホリイコシジミ、フタオチョウの4種類です。その中でフタオチョウ(Polyura eudamippus)はご存知の通り、沖縄本島北部の森林部に生息しており、沖縄産は、表翅外縁黒色部が顕著に発達した亜種(ssp. weismanni)として稀有な存在です。ところが、最近のweb情報によれば個体数が激減しているとか。フタオチョウの分布として、ほぼ北限であることから沖縄県の天然記念物扱いとなっていますが、ヤンバルクイナ同様に、生息地の生態系が危機的な状況にあるようで今後が心配です。↓は今回、HPにアップした北タイ産のフタオチョウ(ssp.nigrobasalis)の画像。
f0090680_230388.jpg
D70S-VR84@400mm, ISO=400, F9-1/500

 白を基調にした高貴な佇まいの裏面、一方で豪快な飛翔力を併せ持つ、小生お気に入りのタテハチョウです。
by fanseab | 2006-11-01 23:59 | | Comments(6)
Commented by banyan10 at 2006-11-02 17:11
やはり魅力的な蝶です。
吸汁しているのはトラップでしょうか?
沖縄で見たいですが、この蝶の環境を維持して欲しいですね。
Commented by ダンダラ at 2006-11-03 00:11 x
フタオチョウはコノハチョウ以上に撮影したい蝶ですが、そんな状況にあるんですか。
それにしてもほんとに優美で素晴らしい蝶ですね。もちろんそれを表現した写真の腕もたいしたものです。
Commented by fanseab at 2006-11-03 13:26 x
BANYANさん、裏が白色系のフタオは飛翔中も目立つし、止まった姿も絵になるタテハです。↑の画像はおっしゃる通り、小生秘伝?のパイナップルトラップです。夢中で吸っている時は結構接近できます。
沖縄での保全は単に食草のヤエヤマネコノチチを植えただけでは駄目で、樹液の出る森林を確保することが絶対条件でしょうね。
Commented by fanseab at 2006-11-03 13:29 x
ダンダラさん、コメント有難うございます。フタオもコノハも徐々に数を減らしているようです。やはり樹液を好む蝶の保全はオオムラサキもそうですが、簡単ではないですね。
>ほんとに優美で素晴らしい蝶ですね
ハイ、優美さと豪快さが両立していうのが、このタテハの魅力です。
Commented by maeda at 2006-11-04 20:09 x
最後はフタオで〆ですね。
この蝶、トラップをかけないとなかなか見ることが出来ないと聞いていますが、そんな状況でしょうか?
Commented by fanseab at 2006-11-04 20:22 x
maedaさん、フタオ類の観察・採集にはトラップが有効ですが、吸水にも来ます。沖縄でトラップを使ったらどの程度来るか?わかりませんが、要は個体数がどれだけ維持されているかが、ポイントでしょう。北タイでは普通種なのですが、やはりトラップ使用が効率的です。
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