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探蝶逍遥記

ムラサキツバメ越冬集団の観察その5(1月中旬)

 年も明けて、前回観察から3週間以上経過してしまいました。連続観察ポイントでは、「あーとまん」さんもフォローしていて、どうやら12月30日時点で、ムラツ集団は消滅していたとのこと。期待はできませんが、念のため確認してみました。ウロチョロしてみても、やはり集団はゼロ。但し、柑橘樹葉上に単独越冬個体を発見。

+++画像はクリックで拡大されます(モニター環境に依存)+++
ムラサキツバメ越冬集団の観察その5(1月中旬)_f0090680_21263098.jpg
EM12-Z12、ISO=200、F13-1/50、外部ストロボ、撮影時刻:9時53分

 やはり、単独越冬は寂しそうな雰囲気ですね。この後、撮影の刺激でビューッと飛び去ってしまいました。撮影時の気温は14℃近くもあったので、体温も暖まっていたのでしょう。ついでに周囲の枯葉をチェックするものの、ムラシの姿も皆無。シラカシの梢上を舞う姿もありません。更にウラギンシジミの姿も消えてしまいました。年末年始にかけてそれほど荒天もなかったのですが、残念な結果に終わりました。

 さて、前回記事でご紹介した拙宅近くのウラギンは相変わらず元気ですけど、この子と同じく、拙宅から徒歩1分圏内で、別の個体も発見しました。
ムラサキツバメ越冬集団の観察その5(1月中旬)_f0090680_21271045.jpg
EM12-Z60、ISO=500、F5-1/125、撮影時刻:13時22分(ムラツとは異なる撮影日)

 低層マンションの東南角地にあるクチナシの植栽が住処。株は綺麗に直方体に剪定されていて、北風を完璧に遮断できています。静止している葉は南西を向いていて、午後西日を受けられる配置を取っています。こうしたポジション取りは本当に絶妙で、いつも感心させられます。
by fanseab | 2018-01-18 21:27 | | Comments(0)
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