探蝶逍遥記

セセリ探索(7/22)

 梅雨空の中、神奈川のマイフィールド(多摩川河川敷)で午前中、ぶらぶらしました。
6/25付拙ブログでギンイチモンジセセリの亜終齢幼虫をご紹介しましたが、ひょっとして第2化が発生しているかもしれない・・・、これが本日のメインターゲット。で、結論から言うとヌル。
 10時頃から急に陽が差す気配ですが、飛び出すのは新鮮なヒメジャノメ、ヒメウラナミジャノメの一群。セセリで見たのはイチモンジをわずかに2頭。うーん、ここでは亜終齢~終齢の期間が長い年2化なのでしょうか?結論を出すにはさらに8~9月まで継続観察が必要のようです。

 それにしても昨日までの大雨でジトジトに湿った足元、背丈を越すススキの原を徘徊するのはイヤなもんです。これを嫌って、これまでこの時期のギンイチ撮影を控えていたのです。成虫がいないので今度は幼虫探索。でも前回のように簡単には発見できません。ようやくセセリの巣らしきものを発見。
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R1@5.6mm, ISO=400, F3.6-1/270、-0.3EV

 空けてみると、ギンイチではなく、恐らくイチモンジの3齢幼虫。
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R1@5.6mm, ISO=400, F3.6-1/133、-0.3EV

 この後、ミヤマチャバネセセリらしき幼虫巣を発見し、空けようとしたら、驚いた幼虫を草叢に落とす大失敗。セセリの巣を空ける時の鉄則:「落ちた時の発見を容易にするため足元を踏みしめる」を無視したのが敗因でした。
結局、この幼虫を見失い、あ~、ガッカリ(^^;;

 ススキの原を抜け出るとヒメジョオンの花にベニシジミ、ヒメウラナミジャノメが沢山吸蜜していました。ここでは夏型のベニシジミに注目。とびきり黒化が進んだ個体を追い回して縦位置広角でパチリ。
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R1@5.6mm, ISO=400, F5.9-1/270、-0.3EV

 ここまで、黒くなると「紅」の形容詞に違和感を覚えます。「フチベニクロシジミ」と命名しておきましょう(^^) 後翅外縁部にわずかに光る青色鱗がおしゃれですね。
by fanseab | 2006-07-22 22:20 | | Comments(12)
Commented by kenken at 2006-07-23 07:05 x
2化ですと、成虫シーズンはもう少しだけ遅いのかな?
いずれにしても現地での観察が第一ですね。
私ね、この夏型の黒いベニシジミ好きです。
青というより水色斑なんですよね。
Commented by fanseab at 2006-07-23 08:21 x
kenkenさん、朝一番でのコメント恐れ入ります。ミヤマチャバネと一緒に8月中旬に2化。この可能性が高いかな?と読んでいます。ですから現時点では寄生の可能性を避けるため、蛹の可能性が高いかも。
ベニシジミ、なるほど水色班ですか。鱗粉にしてせいぜい数枚で構成されている微妙な斑紋ですね。
Commented by banyan10 at 2006-07-23 18:52
セセリの幼虫の巣は熱心に探したことないのですが、今度気を付けてみようと思います。足元を踏みしめるというのは忘れそうですが、その前に見つける自信もありません。(^^;
ベニシジミ、この時期なかなかカメラを向けませんが、これだけ黒いと逆にいいですね。
Commented by furu at 2006-07-23 21:46 x
春型ばかり撮って夏になるとすっかり忘れてしまうギンイチ君ですが、今年は夏型も撮ってみたいです。
私も昨日黒いベニシジミを探しましたが、ここまで黒いのは見つかりませんでした。
Commented by fanseab at 2006-07-23 22:05 x
BANYANさん、セセリ幼虫探索は極めて歩留まりの悪い作業ですので、発見した時の喜びはひとしおです。ススキの場合、発見した99%は巣跡で、蜘蛛がはいずり出てきて後ずさりしてしまいます(^^)
ベニシジミはいつも被写体として魅力的と思います。
Commented by fanseab at 2006-07-23 22:08 x
furuさん、南国からお帰りになると、ベニシジミも新鮮に見えることでしょう。小生も実はギンイチ夏型の撮影経験は無く、今年はちょっと拘っている訳です。
Commented by 6422j-nozomu2 at 2006-07-23 23:54
ギンイチ探索お疲れさまです。セセリの幼虫ってどれもこれも良くにていますね。私さっぱりわかりません。ベニ確かに黒いです。普通種も注意が必要ですね。
Commented by fanseab at 2006-07-24 09:18 x
ノゾピーさん、毎度どうも。実は小生もセセリ幼虫同定の勉強中でして、ギンイチ以外は苦労してます(汗) 黒いベニシジミは晩秋の青いヤマトシジミ♀探索の趣ですね。
Commented by maeda at 2006-07-24 16:59 x
天気が悪いときは幼虫探しは鉄則かもしれませんね。
濡れることを覚悟しないといけませんが。
先日、セセリの幼虫を探して見ましたら、まるまった巣と思われるものが沢山。これはと思って開くと蛾の幼虫でした。
こんな経験今までありません。成虫はどんな顔をしているのか興味ありましたが、持ち帰りませんでした。
Commented by fanseab at 2006-07-24 23:42 x
maedaさん、本州の梅雨明けがこれだけ伸びそうだと、幼虫探し等の時間が増えそうです。セセリ幼虫の巣形態も様々ですが、まだ蛾の幼虫に遭遇したことはありません。
Commented by ダンダラ at 2006-07-24 23:42 x
多摩川河川敷だと、7月下旬から8月上旬にかけて2化が発生しますけど、幼虫の一部はゆっくり発育して9月にずれ込むみたいですね。
9月の成虫は、2化からのものと成長が遅れたものが混じっているような気がします。
Commented by fanseab at 2006-07-24 23:46
ダンダラさん、将に貴殿のコメントを頂きたかったところです。
やはりそうですか?梅雨空が影響して2化の発生が遅れ気味なのかもしれませんね。別途、この件で私信を入れますね。
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