探蝶逍遥記

ルリシジミ終齢幼虫はカメレオン?

 関東地方は暑い日が続いております。明らかに雨不足で、主要河川では取水制限も始まったとか。暑さが続くと食欲も減退します。そんな折、夏場の食卓にオクラやサヤインゲンは欠かせませんね。彩鮮やかな緑色の野菜は視覚に訴え、食欲を増進させてくれます。サヤインゲンに煎りゴマを振り掛け、これをつまみに冷えたビールをグイッと・・・・♪♪。管理人は飲める口ではないのですけど、やはりビールが無いと夏は乗り切れません。
 さて、そのサヤインゲン。シジミチョウ飼育時の代用食としても有名です。特に蕾や花穂を食うシジミ類には有効とされています。管理人も将来の某種飼育に備え、今回、ルリシジミを実験材料として、サヤインゲン飼育をトライしてみました。近所のマンション植え込みのハギから採卵、初齢の後半からサヤインゲンを与えてみました。順調に育った終齢幼虫の姿です。

+++画像はクリックで拡大されます(モニター環境に依存)+++
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EM12-Z60(トリミング)、ISO=200、F5.6-1/50、外部ストロボ、撮影月日:7月11日

 半分にカットした鞘にへばり付き、白い果肉に頭部を突っ込んで食っています。面白いことに2齢の途中位までは果肉を好まず、鞘内の緑色のゼリー状組織を食べておりました。終齢になると、ほぼ果肉のみ食っています。糞の色も食べた部位毎に異なっています。矢印Aは上記ゼリー状組織を食べた糞、同Bは果肉によるもの。見事に糞の色が違います。幼虫の体色は餌のサヤインゲンにソックリですね。

 実は過去にルリシジミは2度飼育経験があり、当時の終齢幼虫と比較してみました。
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上段:2013年9月撮影、中段:2016年7月撮影

 過去2回はそれぞれクズ・イタドリの花穂を給餌しておりました。与えた餌の色相に忠実に幼虫体色が変化する様は見事。将にカメレオンですね!
by fanseab | 2017-07-22 20:13 | | Comments(4)
Commented by clossiana at 2017-07-23 07:37

インゲンは、この時期には欠かせませんね。全くの同感です。私はフライパンに薄く油をひいて、そこへ生のままのインゲンを並べて全体に火が通って表面に焦げ目が出来たら、それに塩を振りかけて食べるのが一番好きです。それはそうと、このインゲンで花食いのシジミチョウを育てられるのですね。実にありがたいことを教えて頂きました。と言うのもスーパーで売っているパセリ、ミツバで苦い経験をしましたし、それに鉢植えのサンショウでも可哀いそうなことをしたからです。
Commented by Sippo5655 at 2017-07-23 22:29
インゲンでも育つのですか!
そうですよね、マメ科ですものね。
体色の変化、見事なものですねー!
インゲンで育てるって、
売っているものを買ってきて
それを植え直して、無農薬状態にするのでしょうか??

以前、キアゲハ目的でパセリでこれをやったことがありました。

私、今枝豆を肴にしてます(o^-^o)
Commented by fanseab at 2017-07-24 21:37 x
clossianaさん、インゲンの美味しそうなレシピ開示有難うございます。
今度試してみますね。ルリシジミのみならず、Celastriana、Udara属は概ね、
インゲンでOKなようです。要は花弁食い、蕾食い、果実食い、全てに適用でき
そうなのです。
Commented by fanseab at 2017-07-24 21:41 x
Sippo5655さん、毎度どうも!
インゲンはスーパーで買ってきたものをそのまま与えています。
確かに無農薬栽培が保証されている野菜類なら確実ですが、簡単に入手できそうに
ないし、自分で育成していないと、本当に「無農薬」かあてにできませんからね。
そう、「枝豆」これもシジミチョウ類の代用食ですよ。夏場にしか入手できないのが
難点ですが・・・・。
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