探蝶逍遥記

クロアゲハの求愛飛翔(6月下旬)

 先日、ヒカゲチョウの占有飛翔を撮影中、産卵行動中と思われるクロアゲハ♀が暗い林床に出現。その姿を目で追っていると、突然♂も現れて直ぐに、求愛飛翔が始まりました。目線より下の空間でスタートしたので、慌てて広角で撮影開始。

+++画像はクリックで拡大されます(モニター環境に依存)+++
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EM12-Z12(トリミング)、ISO=400、F6.3-1/80、外部ストロボ、撮影時刻:15時47分20秒

 少し、シャッター速度が遅すぎました。向こう側の♂が手前の♀を先導するパターンになっております。シャッター速度を早めに設定し直した頃、徐々にペアは上昇に転じました。
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EM12-Z12(トリミング)、ISO=400、F6.3-1/200、外部ストロボ、撮影時刻:15時47分43秒

 今度は順番が逆になり、アザマネザサに止まっている♀(右)の後ろ側から♂(左)が迫っています。その僅か1秒後、今度はもう一度、順番が入れ替わっておりました(右下が♂)。
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EM12-Z12(トリミング)、ISO=400、F6.3-1/200、外部ストロボ、撮影時刻:15時47分44秒

 背景はこの辺りでは珍しいクヌギの大木です。次第に上昇して、広角レンズではそろそろ追跡できない高さに移動しました。
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EM12-Z12(トリミング)、ISO=400、F6.3-1/200、外部ストロボ、撮影時刻:15時48分19秒

 ♂のすぐ後ろに重なるように♀が飛んでおります。このショットの直後、急に♀が猛スピードで左方向に逃走、慌てて♂も続きましたが、視界から消え、その後の状況は把握できませんでした。求愛飛翔の持続時間は約1分30秒。モンキチョウ等シロチョウ類に比較して黒系アゲハの求愛シーンは暗い環境で続くので、観察も撮影も難易度が高いですね。今回の撮影で確認してみると、一見単調な求愛飛翔シーンですが、飛翔中の♂♀の順番は結構な頻度で交替していることが分かりました。
by fanseab | 2017-07-02 21:32 | | Comments(4)
Commented at 2017-07-03 22:24
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by fanseab at 2017-07-05 21:32
鍵コメさん、コメント有難うございます。
8分間は確かに長いかも。きっと♀に「その気」が若干
あったのかも?アゲハはシロチョウと異なり、交尾する気が無いのに
結構、♂と付き合って飛翔が続くのが不思議でなりません。
Commented by himeoo27 at 2017-07-09 15:58
少し薄暗い場所を飛ぶクロアゲハ
の求愛飛翔を上手く撮りこみましたね!
私も挑戦していますがなかなかこのよう
には写せません(涙)。
Commented by fanseab at 2017-07-09 21:42 x
himeooさん、求愛飛翔シーンは撮影のチャンスが本来少なく、狙って
撮れるものではありません。それと、専用機材を持ち合わせていなければ、
指を咥えて眺めるだけ・・・が多いんです。この時は、運良く専用広角
飛翔システムを手にしていたので、慌てずにチャンスを物にできました。
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