探蝶逍遥記

台湾台東縣遠征記(16)シジミチョウ科その3

 最初はヤクシマルリシジミ(Acytolepis puspa myla)♂。

+++画像は原則クリックで拡大されます(モニター環境に依存)+++
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D71K-34VR、ISO=320、F9-1/800、-0.7EV、外部ストロボ、撮影年月日・時刻:2015年5月14日、10時02分

 林道歩きの途中、暑さを覚える時間帯、やや日陰で静止している新鮮な♂。縁毛もバッチリです。次種ホリシャルリシジミが吸水集団を作っているのに対し、本種♂はテリ張り習性が強いためか、単独で潜んでいることが多いように思います。次は、ホリシャルリシジミ(Celastrina lavendularis himilcon)♂。
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D71K-34VR(トリミング)、ISO=400、F11-1/500、-0.3EV、外部ストロボ、撮影年月日・時刻:2015年5月14日、13時30分

 集団吸水の個体です。鮮度はバラバラ。矢印は以前ご紹介したホリシャウラナミシジミ(Nacaduba beroe asakusa)♂。個体数が多いので飛翔も狙ってみました。
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D71K-34VR(トリミング)、ISO=400、F4-1/3200、-0.3EV、外部ストロボ、撮影年月日・時刻:2015年5月14日、13時36分

 ある程度、着地位置が予測できるので、置きピンも確実にでき、ノートリで収まりました。表翅は日本のルリシジミ(C.argiolus)に似た明るいブルー色です。外縁の黒縁取りが狭いことが本種♂の特徴でもあります。因みに台湾でもルリシジミは生息していますが、生息地は局限され、珍品扱いとなります。
 吸水集団の光景を動画でも撮ってみました。youtube動画でご覧下さい。

 野鳥の囀り、蝉の鳴き声、時折起こる風切り音、これらはもちろん意図して入れた訳ではなく、後から振り返ると情景が鮮やかに蘇ってきます。これが静止画と異なり動画ならではの臨場感なのでしょう。これでシジミチョウ科は終了。下記に今回遠征で撮影(観察)したシジミチョウ科全16種をまとめて示します。黄色字は初撮影種、赤字は観察のみ実施した種。

(1)シロモンクロシジミ    (Spalgis epius dilama
(2)タイワンウラギンシジミCuretis brunnea
(3)イラウラフチベニシジミ(Heliophoras ila matsumurae
(4)エグリシジミ    (Mahathala ameria hainani
(5)アマミウラナミシジミ(Nacaduba kurava therasia
(6)ホリシャウラナミシジミ(N. beroe asakusa
(7)シロウラナミシジミ(Jamides alecto dromicus
(8)ルリウラナミシジミJ. bochus formosanus
(9)ヒメウラナミシジミ(Prosotas nora formosana
(10)カクモンシジミ    (Leptotes plinius
(11)ヤマトシジミ    (Pseudozizeeria maha
(12)ホリイコシジミ    (Zizuna hylax
(13)タイワンクロツバメシジミTongeia hainani
(14)タイワンクロボシシジミ(Megisba malaya sikkima
(15)ヤクシマルリシジミ(Acytolepis puspa myla
(16)ホリシャルリシジミ(Celastrina lavendularis himilcon
<次回へ続く>
by fanseab | 2017-01-17 22:08 | | Comments(0)
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