探蝶逍遥記

ウラギンシジミの越冬態様(12月上旬)

 12月に入って、陽射しが恋しくなる寒さになりました。近所をブラブラしながら越冬中のウラギンシジミ探し。最初に見つけたのは定番の常緑樹葉裏。

+++画像は原則クリックで拡大されます(モニター環境に依存)+++
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GX7-P8,ISO=320、F13-1/25、外部ストロボ、撮影時刻:14時09分

 葉はアオキのようです。翅面は北西方向を向いていて、午後のみ陽射しを受ける配置。画面左側は広大なお屋敷で、アオキのすぐ横には背の高い物置小屋があるため、北風を完全にシャットアウトできる理想的な環境です。流石、ウラギンシジミはお目が高い!冬眠にベストな環境を選んでおります。
 次に多摩川沿いをブラブラしている時、黄色く色づいたエノキに何やら光る物体を発見。初体験のエノキ葉上のウラギンでした。
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GX7-P8,ISO=320、F13-1/40、外部ストロボ、撮影時刻:14時52分

 既に落葉がスタートしているエノキなのに、必死に葉にしがみついていても仕方ないのに、どうして?・・・・って思います。反対側に回って撮影してみました。
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GX7-P8,ISO=320、F13-1/60、外部ストロボ、撮影時刻:14時56分

 やはり、銀白色の裏面は大変目立ちます。画面をよく見るとカゲロウも2頭翅を休めております。右側が南なので、葉裏で暖をとっているのでしょう。もう少し左側に寄っても撮影。
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GX7-P8,ISO=320、F13-1/60、外部ストロボ、撮影時刻:14時56分

 ウラギンの姿にご注目下さい。ややこしい立ち位置を取っております。通常葉面に垂直にぶら下がる格好で越冬しますが、この子は葉面にほぼ平行な配置で静止しております。恐らく翅面に日光をほぼ垂直に当たるように調整しているように思います。まるで春先のモンキチョウが取るような、傾斜日光浴スタイル。こんな姿は見るのは初めてでした。もちろん、ここは仮の塒で、エノキが落葉したら新たな塒を探さねばなりません。手間暇かかる越冬準備をする個体もいるものですね。
by fanseab | 2016-12-12 20:48 | | Comments(2)
Commented by Sippo5655 at 2016-12-15 21:42
皆それぞれ、努力工夫を凝らして越冬しているのですね・・・
落葉前のエノキですか。
またずいぶんと葉が残っているのですね。
我が家のエノキはとっくに裸木です^^;
今日は私も久々に越冬蝶巡りしてきたところ、
キタキチョウは移動し
かつて見つけたウラギン3頭はそのまま無事でした。
越冬上手なのかな?
うち1頭は、少し葉を変えて、奥に潜り込む感じになってました。
Commented by fanseab at 2016-12-16 21:44 x
Sippo5655さん、こんばんは。
工夫というか、落葉前のエノキにしがみつくのは、ちょっと的外れのような
気がします。その後、どうなるか?はまた続報予定です。
ウラギンは殆ど移動せずに体力消耗を避けているような気がします。
体力保持の面ではキタキチョウよりも「工夫」しているように思います。
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