探蝶逍遥記

季節外れの降雪の後で(11月下旬)

 昨日24日、東京都心で観測史上初めて、11月の降雪記録となりました。ビックリしましたね。一夜明けて、ようやく快晴の青空が拡がりました。ただ、強い寒気の影響で、空気は凍りついたままです。
 さて、今月中旬から最終盤のアオスジアゲハの幼虫を観察しております。マンション近くのクスノキの根元から生えている実生に当初、8頭程の初齢幼虫が付いているのを発見。餌不足が明らかだったので、2頭を別の株に避難させてあげました。今日、様子を覗いて見ると実生にいるべき(8-2=)6頭のうち、3頭のみ(いずれも3齢)葉上に付いておりました。その内の2頭が身を寄せ合って、静止しております。

+++画像は原則クリックで拡大されます(モニター環境に依存)+++
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TG4@5.5mm(自動深度合成),ISO=100、F2.3-1/80、-0.7EV、内蔵ストロボ、撮影月日:11月25日

 まるで仲の良い兄弟みたいですね(^^) 以下、兄弟の会話・・・。

兄:「昨日は参ったね、寒くて死ぬかと思った。」
弟:「俺もマジそう思ったよ。しかし、兄貴よう、俺達の母ちゃんは
なんでまたこんな寒い時期に俺達を産んだのかなぁ?ああ、6月頃
産まれたかったなぁ~」
兄:「母さんを恨んではいけないよ。母さんも本能で産んでるん
   だからねっ!時期を選べないんだよ!」
弟:「そんな物知り顔で言わないでよ。本当は兄ちゃんも母ちゃんを恨んで
   るんでしょ?」
兄:「・・・・・。それより俺達の餌足りるのかなぁ。お前ちょっと
   新しい葉を探してこいよ。」

 この兄弟の運命や如何に? 暫く継続観察することにします。また、この兄弟から10m程離れたクスノキの株にも小さな実生があり、葉裏に何と2齢幼虫が付いておりました。
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TG4@5.5mm,ISO=100、F2.3-1/640、-0.7EV、内蔵ストロボ、撮影月日:11月25日

 この子も餌の確保には苦労しそうです。どうやら母蝶の産卵時期は今月初め頃と推定されます。10月中旬には元気に飛ぶ♂の姿を見かけた記憶がありますが、結構遅くまで母蝶は活動しているのですね。
by fanseab | 2016-11-25 20:57 | | Comments(6)
Commented by yurinBD at 2016-11-25 21:37
仲良しアオスジアゲハ兄弟の会話を楽しませて頂きました!
微笑ましい姿ですね~♪
頑張って蛹になって欲しいところですね。
小さな2齢幼虫、応援したくなりますね。
Commented by Sippo5655 at 2016-11-26 21:27
アオスジの幼虫ってこんななの、、
なんか丸々して可愛らしいですね!
会話がぴったりです(*´∇`*)
虫にも心がありますから、
きっとそんな会話をしながら、寄り添っていたのでしょうね!
私も今日、食痕のあるひこばえを探しましたが、いませんでした;_;
Commented by fanseab at 2016-11-26 21:34 x
yurinBDさん、コメント有り難うございます。
今日26日に確認したところ、兄弟の1頭が行方不明になっていました。
餌を求めて樹上に登って行ったのかもしれません。
2齢の方も、途中でどちらかに移してやらないと、伐採の運命に
遭うかも・・・。
Commented by fanseab at 2016-11-26 21:38 x
Sippo5655さん、毎度どうも。
丁度、植栽の伐採作業が10月に実施されたので、実生の数も少ない時点で
母蝶が生んだのでしょうね。一箇所に8個も卵が産み付けられていた事例は
少ないのですよ。本来、もう蛹になって越冬準備完了している時期ですから、
ひこばえを探されても、発見は難しいかもしれません。
Commented by himeoo27 at 2016-11-27 08:21
今年は夏から一気に真冬になったようで
恒温動物の人間のヒメオオも体調不良と
なりました(笑)。
変温動物のアオスジアゲハの幼虫は尚更
大変ですね!
Commented by fanseab at 2016-11-27 22:48 x
himeooさん、逆だと思います。
恒温動物の我々は、体温を一定に保つ為に、体を相当
消耗しますよね。ヒートショック状態だと心臓にも
負荷が掛かります。幼虫達は、むしろスムーズに温度変化に
適用しているのではないでしょうか。無論、氷点下になれば
話しは別ですが。
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