探蝶逍遥記

オナガシジミの越冬卵(8月下旬)

 スジボソヤマキやキマダラモドキを撮影したポイントでは、いつもゼフ越冬卵探しもしています。特に2013,14年と2年連続で越冬卵を発見したミズナラの株は、よほどゼフが好むのか、何と50cmも離れていない枝先でジョウザン(2013年)とウラミスジ(2014年)の卵を見出しています。言わば、「ご神枝」ですね。で、今回も「大吉の御神籤」を引くべく付近の枝先を引っ張りましたが、残念ながら坊主。今年後半の運勢はあまり期待できないようです(^^;
 でも諦めきれず、今度は駄目元でオニグルミの枝先もチェック。このポイントは7-8年前、オナガシジミが多産していたのですが、ここ2-3年は全く見ることもできず、期待はしておりませんでした。ところが3株目で「大吉」を引きました。定番とも言える、低く伸びた枝先から3卵発見。その内2卵がこちら。

+++画像は原則クリックで拡大されます(モニター環境に依存)+++
f0090680_1491962.jpg
TG4@18mm,ISO=100、F4.9-1/100、-0.7EV、内蔵ストロボ、撮影時刻:13時36分
f0090680_1493643.jpg
TG4@18mm(自動深度合成+トリミング),ISO=100、F4.9-1/100、-0.7EV、内蔵ストロボ、撮影時刻:13時35分

 ゼフ越冬卵の採卵は、飼育目的であれば落葉した冬場の探索が楽。但し撮影目的となれば話は別です。特に超拡大する場合は卵表面の汚染有無が重要なポイント。産卵直後に撮影するのがベストですが、いつもそうはいきません。そこでなるべく産卵後時間経過の少ない時点で採卵したいのです。オナガの場合、母蝶産卵時期は概ね8月上旬頃でしょうから、今回採卵品も産卵後1ヶ月以内とみなされます。拙宅に持ち帰り定番の超拡大撮影。
f0090680_1495072.jpg
GX7-P1442@42mm-P14R(上段4コマ/下段6コマ深度合成+トリミング),ISO=200、F8~9-1/250、外部ストロボ

 期待通り、ほぼ汚れはありません。直径は0.8mm。高さ0.42mm。撮影した卵は精孔が2つあるように見え、僅かに楕円形をしております。こんな事例もあるのでしょうか?表面は正三角柱が整然と並んだ極めて対称性の高い構造。何度見ても綺麗な眺めです。ゼフ越冬卵の中でも管理人お気に入りのデザインですね。現在、卵は屋外保管しており、12月頃から冷蔵庫保管へ切替、来春3月頃室内に戻して飼育する予定です。
by fanseab | 2016-10-02 20:15 | | Comments(0)
名前
URL
画像認証
削除用パスワード