探蝶逍遥記

彼岸花と揚羽蝶(9月中旬)

 ヤマトスジグロシロチョウ夏型の産卵シーン狙いで東京都下の谷戸に出撃しました。残念ながら「タダスジグロ」♀のみで、ヤマトには遭遇できず。このシロチョウの発生時期を読むまでにはもう少し知見の蓄積が必要なようです。
 谷戸の崖地には丁度ヒガンバナが真っ盛り。いつの間にかそんな季節になったなぁ~と実感。午前中のアゲハ吸蜜タイムを想定し、暫くここで待機していると、最初に登場したのはオナガアゲハの♀。

+++横位置画像はクリックで拡大されます+++
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D71K-34VR、ISO=200、F7.1-1/1000、-0.7EV、撮影時刻:10時14分
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D71K-34VR、ISO=200、F7.1-1/1000、-0.7EV、撮影時刻:10時17分

 この子、右後翅の尾状突起が破損しているので、それが目立たないようなアングルを選んで撮影。背景にヒガンバナの赤いボケを入れるべく、何とか苦労してようやく一枚ゲット。
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D71K-34VR、ISO=200、F7.1-1/1000、-0.7EV、撮影時刻:10時18分

 まずまずの仕上がりに満足です。その後、アゲハ♀も登場。
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D71K-34VR、ISO=200、F7.1-1/1250、外部ストロボ、撮影時刻:10時21分

 こちらは両後翅尾状突起が欠落して「オナシアゲハ」状態です。ヒガンバナの鮮度はまずまずですが、揚羽蝶の鮮度がどちらもイマイチ・・・。ヒガンバナとアゲハの組合せを狙う時、いつも悩まされる課題です。丁度春先のギフチョウとカタクリのセットでも両者鮮度の不一致に苦労させられるのと同じですね。
 この時期、湘南地方へ出向けば、モンキ、クロ、ナガサキ等、多様な黒系アゲハと彼岸花の組合せが期待できます【過去の記事はこちら外部リンク】。
 ただ、オナガアゲハと彼岸花のツーショットを狙って撮影できるポイントはかなり限定されます。その意味では今回撮影できてラッキーでした。またオナガ♀の産卵シーンも当然狙っておるのですが、沢沿いのコクサギをチェックしても卵も幼虫の姿もありません。一体どこに産卵しているのか?ホストは何なのか?このポイントで、いずれ明かさなければならない課題です。
by fanseab | 2015-09-20 21:05 | | Comments(4)
Commented by yurinBD at 2015-09-20 22:07
大きな美しいヒガンバナに、大きく美しいオナガアゲハ、
とてもゴージャスな組み合わせですね!
この組み合わせはポイントが限定されている
となると、なおさら貴重ですね~♪
いずれ撮影してみたい組み合わせです!
Commented by Sippo5655 at 2015-09-21 21:27
彼岸花とオナガアゲハは、初めて見ました。
なかなか、彼岸花と蝶の組み合わせは難しいですよね。
花が良い頃には蝶は・・・
オナガアゲハは、どこで命を紡いでいるのでしょう。
きっとその糸口が見つかると思いますよ!!
Commented by fanseab at 2015-09-21 21:43 x
yurinBDさん、ヒガンバナの細い花弁と細長い翅形のオナガは
上手くマッチするデザインだと思います。オナガそのものがやや山地性
のアゲハなので、オナガの個体数が多い場所で、なおかつヒガンバナが
咲くポイントを見つけるのに意外と苦労するのですよ。
貴殿も是非狙ってみてください。
Commented by fanseab at 2015-09-21 21:45 x
Sippo5655さん、小生は黒系アゲハとの組み合わせでカラス、
ミヤマカラスは撮影できておりません。オナガも初体験でした。
オナガのホストは意外と色々ありそうなので、場所を絞り難く
苦労しそうです。
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