探蝶逍遥記

ムラサキシジミの産卵他(6月中旬)

 ミズイロオナガの産卵シーンを撮影した日はコナラやクヌギ幼木の周辺を飛び回るムラサキシジミの個体数も大変多く、産卵シーンも数多く目撃いたしました。これまであまり真面目に本種の産卵シーンを撮影していなかったので、少し拘ってみましたが、大した絵は得られません。

+++横位置画像はクリックで拡大されます+++
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D71K-34VR(トリミング)、ISO=200、F10-1/500、-0.7EV、外部ストロボ、撮影時刻:14時20分

 コナラの新芽に産み付けた場面です。種類によらず、少し真面目に写してやろうと目論むと、案外上手く撮れないものですね。咄嗟に、あるいはついでに撮影した画像の方が良い絵が撮れたりするのが悩み所。
 お次は産み付けられた卵の拡大像。
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TG2@18mm、ISO=800、F14-1/100、+2.0EV、内蔵ストロボ、撮影時刻:14時26分

 微小突起を結ぶ各稜がほぼ直交するのがこの卵の特徴。ルーペで見ればムラサキの卵であることは一目瞭然ですが、肉眼レベルでは他のゼフ卵と誤認することが多いものです。キリシマミドリの産卵状況確認のため、アカガシをチェックする際、あるいはハヤシミドリの同様な調査で、カシワをチェックする際、ムラサキだと判明してガッカリさせられることが多いものです。一方、高原のカシワを確認しながら、「こんな寒冷地にもムラサキがいるのだ」、と変に感心したりもします。

 さて、この日はヒカゲチョウ♀の産卵時期がピークを迎えていたようで、雑木林の下草付近を徘徊し、ネザサに産み付けていく母蝶の姿が沢山観察されました。
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D71K-34VR、ISO=200、F10-1/320、-0.7EV、撮影時刻:15時20分

 ヒカゲチョウの産卵場面は観察頻度が多く、撮影のチャンスも多いのですけど、低い位置に産むので、腹端を表現するのが大変困難な対象です。腹端を観察できるアングルまでカメラ目線を下げると、大概葉被り画像になってしまうのです。この場面もギリギリカメラ位置を下げての作例。今年は何とかLethe属の仲間、クロヒカゲの産卵シーン撮影にもトライしたいものです。
by fanseab | 2015-06-23 23:05 | | Comments(0)
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