探蝶逍遥記

ウラクロシジミの越冬卵(4月中旬)

 越後でのギフ撮影の途中、林道沿いに丁度黄色いマンサクの花が咲いておりました。尾根筋だったため、果たしてウラクロが見つかるか、ちょっぴり疑問でしたが、ウラクロ越冬卵の探索をやってみました。結局管理人は坊主だったものの、同行したベテランのM氏は素早く2卵を発見。「尾根筋とは言え、林道脇に溝があり、降雨時には水路となるため湿度確保に有利なポイントとして母蝶が好むはず」とはM氏の推察。なるほどと思いました。管理人にとってウラクロ越冬卵撮影はこれが初体験。それも憧れていた黄色い花とのツーショットを残雪バックに撮ってみました(矢印が越冬卵)。因みにこのマンサクは積雪で樹高1m程に圧せられておりました。

+++横位置画像はクリックで拡大されます+++
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TG2@18mm-gy8、ISO=100、F6.3-1/200、内蔵ストロボ、撮影時刻:11時54分

 卵の表面は相当汚れていて、枝先表皮の色合いと混然とし、更に咲き始めた黄色い花弁が邪魔をして卵の位置を見落とすリスクがありますね。ギフ撮影メインの探索なので、拡大撮影に時間を割くことができません。そこで飼育前提でお持ち帰りし、帰宅後撮影した産卵状況画像です。
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D71K-1855改@55mm(トリミング+3コマ深度合成)、ISO=200、F13-1/320、-0.7EV、内蔵ストロボ+スレーブ2灯、撮影月日:4月14日

 背景色をもう少し早春らしい色合いにセッティングすべきだったと反省しております。次に超拡大像です。
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GX7-P1442@42mm-P14R(トリミング+4コマ深度合成)、ISO=200、F13-1/100、内蔵ストロボ+スレーブ2灯、撮影月日:4月14日

 ここまで拡大すると、相当に汚れが激しいことがわかります。それでも比較的太く長い、針状突起の特徴が出ていると思います。やはり産みたてに近い真っ白な越冬卵の撮影をしたいものです。直径0.83mm、高さ0.43mm。
 さて、飼育上の課題は餌の調達方法。栽培種(外来種)のシナマンサクは食わないようなので、どうしたものか・・・。M氏からは代用案の秘策を授かりましたが、イマイチ不安です。さて、結果はどうなりますやら・・・。楢食いのゼフならともかく、ホストの調達が難しい種はゼフ飼育初級者の管理人にとって、試練ですね。
by fanseab | 2015-04-18 22:14 | | Comments(6)
Commented by himeoo27 at 2015-04-19 12:17
最初の残雪を背景に、黄色い
マンサクの花の付け根に産み
付けられたウラクロシジミの
越冬卵の写真素敵ですね!
Commented by fanseab at 2015-04-19 23:38 x
himeooさん、ゼフ越冬卵の中でも、このような花とのコラボを写し込めることができるのは、ウラクロの特徴でもあり、美点ですね。
折角撮るなら、黄色い花と一緒に撮りたかったので、満足しております。
Commented by clossiana at 2015-04-20 15:33
卵は汚れていてもゼフ卵の気品は保っていますね。ところで餌がない場合は私はAmazonで購入します。あっという間に配達されて来ます。この樹のように綺麗な花が咲く種は必ず売っています。
Commented by ze_ph at 2015-04-20 15:48 x
2枚目の画像、似たようなカットを狙っていたのですが、思うような卵を見つけられずにいました。
素晴らしいです……!
Commented by fanseab at 2015-04-20 23:55 x
clossianaさん、やはり汚れていない状態で撮りたいのは人情です。でもその状態だとマンサクの花は咲いていないので、痛し痒し・・・ですね。
食草調達で通販も視野に入れていますが、農薬散布管理履歴がはっきりしないので、躊躇しております。
Commented by fanseab at 2015-04-20 23:57 x
ze_phさん、ご無沙汰しております。
貴殿なら既にこのようなショットは撮影済みだと思っておりました。拡大像撮影にとっては花弁が照明の邪魔になったり、結構難儀しますね。
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