探蝶逍遥記

モンキチョウの飛翔(3月中旬)

 21日(土曜日)は日本鱗翅学会関東支部主催の「春のつどい」に出席。知人の発表含め盛り沢山の内容で楽しめました。「中央アジアのパルナシウスと生息環境」は異国の地、それも管理人が絶対に足を踏み込めないであろう荒涼とした生息環境画像に圧倒されました。ガレ場で転落すると命を落としても不思議でない難所で、長竿を振り回す奮戦記を聞くと、本当に体力勝負が必要な世界だなぁ~と痛感しました。蝶屋には、一旦足を踏み入れると決して抜け出せない「沼」が沢山待ち構えています。パルもそうした深淵な沼の一つでしょう。この日は入ってはいけない怖い沼を遠巻きに覗いたような体験ができました。
 さて、先週は中央アジア山岳地帯とは真逆の、穏やかな多摩川縁でモンキチョウと格闘しておりました。この時期恒例の飛翔撮影トレーニングです。ここ2年程、飛翔はそれほど真面目に撮っておりませんが、いざという時に備えて置きピン感覚を取り戻すのが狙い。


+++横位置画像はクリックで拡大されます+++
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D71K-20(トリミング) 、ISO=400、F9-1/4000、-1.0EV:撮影条件は以下共通、撮影時刻:11時48分
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撮影時刻:11時55分
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撮影時刻:11時55分
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撮影時刻:11時55分
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撮影時刻:11時57分

 置きピンは少し長めの35cmに設定。それでも想定より蝶が遠目に去り、前ピン画像が続出してしまいます。まぁ、春先はこんなもんでしょうね。点景として多摩川沿線道路を走るトラック、堤防上遊歩道を歩く人物を入れる試みは成功しましたが、サイクリストは意外と少なく背景に写らず、ちょっとガッカリでした。
正直に告白すると、今回のような蝶を追いかけ回す広角飛翔撮影法も、体力的に年々厳しくなってきました。そのうち高速連射可能なマイクロフォーサーズ機での撮影法に切り替える日も覚悟せねばなりませんが、今しばらくは正統派飛翔撮影法でトライしていきたいものです。
by fanseab | 2015-03-23 23:03 | | Comments(6)
Commented by yurinBD at 2015-03-24 07:10
土手を気持ちよさそうに飛ぶモンキチョウの姿が
背景とともにシッカリと写しだされていますね!
前回記事では広角接写、今回は飛翔と、早春のうちに
しっかりと練習されるわけですね、参考になります。
背景の入れ方を考え、狙いどおりの写真が撮れれば
楽しいでしょうね!
Commented by otto-N at 2015-03-24 19:43 x
これぞモンキの飛翔というような手本画像ですね。
20ミリで35cmでしたか。
とにかく、モンキは30cmでは全滅いたしました。
近づけないというより、逃げるのがうまいという感じでした。
私の場合、背景に学生の集団ランニングを入れたかったですね。
Commented by fanseab at 2015-03-24 21:14 x
yurinBDさん、多摩川にモンキチョウが飛ぶ頃、ようやく春を実感できます。そんなウキウキした気分を表現するには飛翔画像が一番ですね。でも春先はなかなか体力も感覚も鈍っているので、大変です。
まぁ、毎年やっているトレーニングなので、上手く撮れなくてもいいのですけどね。
Commented by fanseab at 2015-03-24 21:17 x
otto-Nさん、貴殿の撮影した素晴らしいモンキ飛翔画像に比べればお恥ずかしい限りの出来です。
そうなんです。30cmではかなり歩留まりが下がるのを実感しているので、5cm余裕を持たせてあります。シャッターを切った瞬間に逃げる距離を計算に入れておかないといけないのですよね。
Commented at 2015-03-29 21:55
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by fanseab at 2015-03-30 23:59
鍵コメさん、春先にモンキチョウと追っかけごっこをするのは一種の儀式のようで、これをやらないとシーズンが始まらないような感じですね。
別途、私信入れております。
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