探蝶逍遥記

2014年版・アカボシゴマダラ第4化の発生状況

 拙宅庭のエノキで発生している首題種の定点観測です。
今年は9月中・下旬に発生する第3化の個体数も多かったことから、拙宅庭にも比較的多くの産卵が見られました。孵化した幼虫は概ね10月中に蛹化し、11月から断続的に第4化品の羽化を確認できました。以下、11月以降の発生記録です。

11/1   1♂
11/4   2♂1♀
11/13   1♀
11/15   1♂
11/27 1個体(性別不明)
12/2   1♂1♀

 拙宅庭における最遅羽化記録は2010年の12月2日。奇しくも今回は同月同日の羽化で記録更新はなりませんでした。今回の12月2日羽化の♂は11月2日蛹化品で、蛹期はこの時期通例の1ヶ月。拙宅庭には二箇所のエノキがあり、定点観測をしている樹高2.5mのエノキには短角型4齢幼虫が付いておりましたが、この子は丁度12月2日に地表に降りました。また、樹高1mのエノキに付いていた3頭の短角型幼虫は12月11日現在、1頭がまだ葉上に残り、残り2頭は葉から離れて、幹の枝分岐に巻き付いております。無事越冬できるといいのですが・・・。ここで上記11月15日羽化品♂と12月2日羽化品♀の画像を貼っておきましょう。
f0090680_10192140.jpg
D71K-85VR、ISO=100、F11-1/200、-0.7EV、外部ストロボ、撮影月日:11月15日
f0090680_10193176.jpg
D71K-85VR、ISO=200、F11-1/320、-0.7EV、外部ストロボ、撮影月日:12月2日

 夏型と異なり、第4化品では後翅の赤班がやや縮退し、全般に白色鱗粉を散布した程度の白化が見られます。そうは言っても5月に発生する第1化品のようにほぼ純白の姿までにはならず、中間的な斑紋特徴です。蛹を強制的に低温処理すると、春型のような個体が得られるのでしょうか。どなたか実験してみませんか?
by fanseab | 2014-12-12 23:09 | | Comments(4)
Commented at 2014-12-13 22:45
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by himeoo27 at 2014-12-14 09:13
この時期羽化する「アカボシゴマダラ」
面白い色合いなんですね!
今春購入した我が家の「エノキ」には、
今年はやってきてくれなかったので、
来年の訪問を首を長くして待っている
ヒメオオです。
Commented by fanseab at 2014-12-14 21:58 x
鍵コメさん、メール有難うございました。
Commented by fanseab at 2014-12-14 22:01 x
himeooさん、第4化の斑紋は第2-3化と比較して、それほどの差異がありませんが、じっくり比較すれば、白斑の専有面積が多いことがわかります。
来年は貴殿の庭にもきっと登場してくれますよ。
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