探蝶逍遥記

ヒカゲチョウの交尾・産卵など(9月下旬)

 マイフィールドの多摩川縁では現在、ヒカゲチョウ第2化のハイシーズン。例年よりムチャ個体数が多く感じられ、場所によっては蠅が飛ぶように乱舞しております。夕刻の産卵シーンを狙って笹薮付近をウロチョロしていると、急にバサバサと茶色の塊が飛び出してきました。何と管理人初体験のヒカゲチョウ交尾ペア!

+++横位置画像はクリックで拡大されます+++
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D71K-85VR、ISO=320、F11-1/320、-0.7EV、外部ストロボ、撮影時刻:15時00分

 アレチウリの葉裏に隠れるように止まりました(右側が♀)。15時頃は♀の産卵活動のピーク時間帯に当たりますが、恐らくもう少し早い時間帯に交尾が成立しているものと思われます。次いで産卵シーンの撮影。ヒカゲチョウの産卵場面は時間帯を選べばそれほど難易度高くなく撮影可能です。
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D71K-85VR、ISO=500、F11-1/250、-0.7EV、外部ストロボ、撮影時刻:15時21分

 地上高15cm程度のアズマネザサへの産卵です。葉裏を捲って見ると、何と同じ葉に4卵産まれておりました(↑の母蝶はこの時、1卵のみ産卵)。
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D71K-85VR、ISO=400、F11-1/250、-0.7EV、外部ストロボ、撮影時刻:15時37分

 よほど母蝶が好むような条件の良い葉だったのでしょう。但し、これらは産卵時期が異なっているはずで、その後、孵化が近づいた際の変色挙動から産卵時期は#1→#2→#3→#4の順で#4がアップした産卵シーンの卵に相当します。また、4卵を比較すると、#1,2と#3,4では卵直径が異なり、(#1,2)<(#3,4)となっております。恐らく4卵は異なる母蝶(少なくとも2個体)が産み付けたのでしょう。産卵シーン撮影では種類によらず、母蝶の腹端と卵を同時に写し込むことが重要ですが、ヒカゲチョウの場合は簡単ではありません。ネザサ群落に入り込み、ほぼ瞬間芸で産んでいくので、必要とされるアングルにレンズを向ける余裕がありません。精一杯頑張って写したのが次のショット。
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D71K-85VR、ISO=400、F11-1/250、-0.7EV、外部ストロボ、撮影時刻:15時07分

 腹端と卵をもうちょい右側に移動して撮りたいのですけどねぇ・・・・・。
 ♀とは別に沢山飛び回っている♂を追跡していると、アレチウリの花で熱心に吸蜜している個体が多いことに気が付きました。
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D71K-85VR、ISO=200、F7.1-1/320、-0.7EV、外部ストロボ、撮影時刻:16時40分

 ヒカゲチョウの栄養源と言えば、直ぐに樹液吸蜜を連想しますが、このように花からの吸蜜は初めて観察したような気がします。アレチウリの黄色い花粉まみれになっているストローが可愛いですね!
by fanseab | 2014-09-26 00:00 | | Comments(0)
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