探蝶逍遥記

6年振りのムモンアカシジミ(9月上旬)

 キマダラモドキ♀探索で信州の草原を彷徨ってきました。このところ天候不順で、天気予報もイマイチ信頼できません。この日も「午後3時までは陽射し有り」の予報を信じて現地に到着したのですが、生憎、朝からどんよりと曇っています。仕方なく、近くのミズナラ林でゼフ越冬卵探索等をしながら、モドキ他を探索しましたが、全く成果が上がりません。それでも11時頃になって、ようやく淡い陽射しが出てきて、ヒョウモン類の吸蜜がスタートしました。もう9月、ヒヨドリバナの花弁も真っ黒に変色していて、ヒョウモンが主として吸蜜しているのは、ノアザミおよび、薄紫色のノコンギク(あるいはヨメナ?)です。そんなヒョウモン類にレンズを向けていると、急にオレンジ色の小さな塊が目に飛び込んで来ました。2008年(外部リンク以来、6年振りのムモンアカとの突然の出会いでした。ヒメジョオンでの吸蜜です。

+++画像はクリックで拡大されます+++
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D71K-34、ISO=200、F11-1/500、-1.0EV、撮影時刻:11時20分

 恥ずかしながら管理人は長野県内でのムモンアカマイポイントを知りませんので、偶然の出会いに大感激でした。実はムモンアカの吸蜜画像もこれが初体験。ストローまで鮮やかなオレンジ色なのですね。もちろん翅は流石にこの時期、色褪せていますが、草原の中で一際目立っておりました。ノコンギクでの吸蜜は初秋らしい絵になります。
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D71K-34、ISO=200、F5-1/1600、-0.7EV、撮影時刻:11時25分

 ひとしきり吸蜜すると、おもむろに開翅してくれました。
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D71K-34、ISO=200、F13-1/640、-0.7EV、撮影時刻:11時28分

 前翅端に淡い黒班がありますが、前翅外縁形状の直線性や腹部形状から見て♂のように見えます(自信はありません)。以前、9月下旬に岩手県の高原で♀に出会ったことがありますので、9月上旬なら♂が未だ生き残っているのでしょう。さて、風が強くなると吸蜜を止め、下草の低い位置に移動し、風を避けながら開翅日光浴しておりました。
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TG2@4.5mm、ISO=200、F9-1/160、内蔵ストロボ、撮影時刻:11時38分

 TG2は使い勝手の良いコンデジですが、望みの位置への合焦が決まらないことが多く、イライラさせられます。この絵でも複眼がピンボケでガッカリ(^^;
 この後、この子の姿を見失ってしまい、発生木の特定はできませんでした。しかし、発生木はそんなに遠い場所ではない筈なので、来シーズン、7月下旬か8月上旬あたりに再訪し、長竿でペシペシやりながら探索する楽しみが増えました。
by fanseab | 2014-09-09 22:27 | | Comments(0)
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