探蝶逍遥記

Hestina属第1化(5月中旬)

 多摩川縁のマイフィールドでゴマダラとアカボシゴマダラ探索です。10時過ぎから♂の探♀飛翔がスタートしました。もちろん全く止まらないので飛翔撮影しかありません。いつもの通り、歩留りは悪く、900カットほど撮影して見られるのは10コマ程度。最初はゴマダラ4連発。

+++横位置画像はクリックで拡大されます+++
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D71K-34(トリミング)、ISO=400、F9-1/4000、-0.7EV、撮影時刻:10時51分
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D71K-34(トリミング)、ISO=400、F9-1/4000、-0.7EV、撮影時刻:10時51分
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D71K-34(トリミング)、ISO=400、F9-1/4000、-0.7EV、撮影時刻:10時51分
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D71K-34(ノートリ)、ISO=400、F9-1/4000、-0.7EV、撮影時刻:10時53分

 一枚目は最もスピード感が出た絵。最後はノートリで奇跡的に収まってくれました。お次はアカボシ。
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D71K-34(ノートリ)、ISO=400、F9-1/4000、-0.7EV、撮影時刻:10時29分
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D71K-34(トリミング)、ISO=400、F9-1/4000、-0.7EV、撮影時刻:10時00分

 一枚目は「赤星」が消失している一般的な白化型個体。2枚目はピンボケかつフレームアウトですが、夏型に近い「赤星」が明確に残るタイプ。こちらは証拠画像としてのご紹介です。夏型同様、後翅赤班があると、アサギマダラと誤認しやすいです。ゴマダラ、アカボシ両種♂の探♀飛翔を見比べてみると、両者は微妙に挙動が異なります。ゴマダラは比較的丹念に♀を探索していく個体が多く、時に2m四方のエリアを数10秒かけて念入りに確認していきます。一方、アカボシはサラッと調べ、♀を見つけることが主眼ではなく、パトロール領域全体をラフに調査している感じ。この挙動差から飛翔撮影は当然、ゴマダラの方がチャンスは圧倒的に多いのです。

 ♂の飛翔撮影中、突然、デカくて白いアカボシ♀がフワリと堤防上の遊歩道に出現。暫く追跡するとエノキで産卵です。
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D71K-34、ISO=400、F11-1/800、-0.7EV、撮影時刻:11時13分

 アカボシ第1化の産卵シーンはこれが初撮影。次いでエノキに纏わりついたフジの枯茎に移動し、産卵の素振りを見せてくれました。
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D71K-34、ISO=400、F11-1/800、-0.7EV、外部ストロボ、撮影時刻:11時14分

 しかし、こちらは誤産卵せず、飛び去っていきました。気温が高かったのか、別のポイントではゴマダラチョウ♀が地面で吸水しておりました。
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D71K-34(トリミング)、ISO=400、F11-1/800、-0.7EV、外部ストロボ、撮影時刻:11時08分

 ゴマダラ♀の吸水シーン撮影はこれが初めてです。ここはワンちゃん達の散歩コースでもあるので、「吸水」ではなく、「吸アンモニウム塩(ワンちゃん達の落し物)」なのかもしれません。ゴマダラ♂の飛翔はこれまでで一番いい感じで撮れました。できればゴマダラ第1化の産卵シーンもゲットしたいところです。
by fanseab | 2014-05-21 21:39 | | Comments(6)
Commented by Garuda at 2014-05-21 23:01 x
5/17に娘連れで訪れました。
アカボシが多かったですが、クルミの木のところで目の高さをどこかに停まりたそうに飛ぶゴマダラに遭遇したのですが…、丁度ホームレスさんに話しかけられていて手も足も出ませんでした。ゴマダラのまともな写真はまだ撮ったことないのに…。
「4月に懲役から帰ってきたばかり…」とか、怖いこと言ってくるので怒らせないようあまり邪険にも出来ず…。orz
ホームレスに邪魔されたのは初めてです。
Commented at 2014-05-22 21:26
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by clossiana at 2014-05-23 07:56
昨日ですが栃木でアカボシを目撃しました。春型ではなかったので「あれっ?何でだろう?」とびっくりしましたが、やはりそういう個体がいるのですね。これは興味深い現象です。
Commented by fanseab at 2014-05-24 22:01 x
Garudaさん、それは残念でしたね。
あの辺は多摩川の流れに近い場所ではご指摘のようなリスクが高いです。堤防上遊歩道ではそんなリスクもなく、少なくとも飛翔に関しては目線の高さで蝶を追跡できるので、撮影場所としては好適です。もちろん、もちろん撮影に夢中になって、チャリンコやジョガーと衝突するリスクはあるんですが・・・。
Commented by fanseab at 2014-05-24 22:03 x
鍵コメさん、アカボシにしろ、ゴマダラにしろ第1化の場合は幼虫越冬前後での栄養状態と発育状態に個体差があるため、体格も個体によりマチマチですね。ある特定のポイントではサイズが大きいとかの傾向はないと思います。
Commented by fanseab at 2014-05-24 22:09 x
clossianaさん、連続コメント恐れ入ります。
「赤星」が付いている個体でも白班は夏型に比較すれば拡大していることに気が付きます。ただ「春型=白化型」とステレオタイプで観察していると、一瞬なんだろう?と思いますよね。日本に放蝶?された中国南部産亜種は遺伝的に白化する割合が多いだけで、100%白くなるのではないと思います。
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