探蝶逍遥記

神奈川のギフチョウ(4月上旬)

 2年振りに神奈川のギフ撮影に訪れました。寒気が未だ残る中、いくつかのポイントを巡ります。最初に新規ポイント開拓目的に下草が刈り込んである雑木林を探索。9時30分過ぎ、1頭のギフを目撃。頭上にはヒノキでしょうか?針葉樹並木になっていて、どうもそこが塒になっている様子。地表にはスミレ群落が散在していてとてもいい雰囲気です。10時過ぎになって、陽だまりに2頭のギフ♂が群れている場所を発見。途端にスミレ吸蜜を開始するもカメラを向けるのは一歩遅く、撮影に失敗。その後暫く粘るも後が続かず、止む無く別のポイントへ。ここでようやく緩やかに飛ぶ♂個体と遭遇。暫く付き合ってもらいました。先ずは切り株での開翅日光浴シーン。

+++横位置画像はクリックで拡大されます+++
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GX7-Z60、ISO=200、F7.1-1/400、-0.7EV、撮影時刻:10時54分

 枯葉上ではなく、太い切り株だと何故か雰囲気が出ますね。お次は定番の枯葉上。ただ少し上方に突き出た枯茎にもたれているので、ちょっぴり変わった味わいになりました。
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GX7-Z60、ISO=200、F7.1-1/640、-0.7EV、撮影時刻:11時00分

 暫く陽だまりを緩やかに活動していたこの個体も徐々に活動スピードを上げてきましたので、飛翔撮影に切り替えました。テスト的に60mmマクロ(フィルム換算120mm)での高速連射(40コマ/秒)で撮影。
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GX7-Z60(トリミング)、ISO=400、F2.8-1/4000、-0.7EV、撮影時刻:11時14分
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GX7-Z60(トリミング)、ISO=400、F2.8-1/4000、-0.7EV、撮影時刻:11時14分

 このレンズ系での初撮影なので不慣れなこともあって、歩留りはあまり良くありませんが、一旦視野内に捕捉できれば、連続した10コマ程度のOK画像がゲットできます。ただ画素数の関係であまり大胆なトリミングはできません。アップした2枚もピクセル等倍でチェックすると悲惨な出来栄えでした。

 さて、ランチ後は更に別のポイントへ移動。桜吸蜜場面を狙います。過去の乏しい経験から桜吸蜜は正午前後~午後2時までが狙い目。しかし待てど暮らせどギフが出現しません。そのうち風が強くなり嫌な雰囲気に。諦めかけたその時、ヒラヒラと風に逆らうようにギフが出現!桜に辿りつくと貪るように吸蜜を開始。
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D71K-34(トリミング)、ISO=200、F11-1/800、-0.7EV、外部ストロボ、撮影時刻:13時47分

 下から見上げるアングルなので、思った絵になかなかなりません。特に正面からの開翅吸蜜シーンは相当連射して次のようなカットが精一杯でした。
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D71K-34(トリミング)、ISO=200、F11-1/800、-0.7EV、外部ストロボ、撮影時刻:13時47分

 それでも神奈川県で桜吸蜜シーン撮影はこれが初めてなので、素直に嬉しかったですね! 吸蜜の途中は時折風に煽られてホバリング状態になるので、超望遠飛翔にもトライ。ピンク一色の桜カーテンを背景に狙うもちょっと前ピン(^^;
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D71K-34(ノートリ)、ISO=200、F5-1/4000、-0.7EV、外部ストロボ、撮影時刻:13時52分

 ムチャクチャ乱射した中で奇跡的に合焦できたのが、この1枚。
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D71K-34(トリミング)、ISO=200、F5-1/4000、-0.7EV、外部ストロボ、撮影時刻:13時52分

 午後2時過ぎ。ギフはパタリと吸蜜を止め、何処かに去って行きました。桜吸蜜はやって来るタイミングが計り辛く、いつも苦労しますが、何とか満開の桜の下で待機した苦労が報われて本当に充実感一杯でした。
 なお、この日より管理人もマイクロフォーサーズ機を導入いたしました。その使用感等については別途記事にまとめたいと思います。この日は、同機の「筆おろし」状態でして、設定に慣れないまま、ウロチョロとギフを追跡いたしました。シーズン最盛期迄には何とか使用法を熟知して活用していきたいと思います。
by fanseab | 2014-04-08 21:11 | | Comments(10)
Commented by 22wn3288 at 2014-04-09 08:25
サクラの花とギフチョウの組み合わせは素敵ですね。
ラストの写真の飛翔 素晴らしいです。
Commented by cactuss at 2014-04-09 20:16
新規ポイントがよく見つかるものですね。恐れ入ります。
桜とギフチョウの組み合わせは青空も入って本当にきれいですね。
Commented by kmkurobe at 2014-04-09 20:20
ピンクの世界での飛翔すばらしいですね。いやこのボケはすばらしい。
Commented by fanseab at 2014-04-09 21:49 x
22wn3288さん、ギフの吸蜜はどんな花でも難易度高いですね。スミレは吸蜜時間が短すぎて大変ですし、桜は長時間吸蜜するも、撮影アングルがどうしても制約されてしまいます。崖から見下ろせるポイントがあればいいのですがねぇ・・・。
ラストの飛翔は奇跡的に撮れました。こんなシーンが
偶に撮れるので止められません。
Commented by fanseab at 2014-04-09 21:51 x
cactussさん、新規ポイントと言っても、一部は小生が従来知っていたポイントに結構近く、ギフ♂の長距離♀探索ルートの一角にあるものです。改めて♂の行動距離を実感できました。桜ギフは狙っていてもやって来ない場合が多いので、来た時には快哉を叫びましたよ。
Commented by fanseab at 2014-04-09 21:54 x
kmkurobeさん、桜ギフ(ヒメギフ)シーン撮影では、どうしても対象に寄り過ぎてしまいますね。少し引き気味でピンク一色の世界を表現したいのですが、なかなか上手く行きません。高速シャッターを切っているので、自然に絞り開放に近くなり、いい感じにボケてくれました。
Commented by konty33 at 2014-04-10 22:44
桜吸蜜は近くで良い角度で撮るのは難しいと思いますが、背景の空や桜の色合いとのマッチが素晴らしいと思います。
マイクロフォーサーズに興味がありますが、使い勝手や得失を記事にしていただけることを楽しみにしています。
Commented by fanseab at 2014-04-11 00:27 x
konty33さん、そもそも小生は桜吸蜜シーンを撮影できたのは昨年に引き続きまだ2回目ですので、あまり贅沢はことは言えません。でも難しい対象故に、もっと良く撮りたい・・・と欲が出てきますね。
マイクロフォーサーズ機については別途記事にしますので、参考にしてください。
Commented by Sippo5655 at 2014-04-14 20:50
桜とギフチョウ、春らしい取り合わせですね!
風に舞う妖精
爽やかな春風を感じました~♪
2年ぶりとあれば、なおさら感動的だったことでしょう!
Commented by fanseab at 2014-04-15 21:01 x
Sippo5655さん、ギフを探す時は殆ど目線が地面に平行な場合が多いので、頭上に桜があっても見逃してしまうことが多いですね。この時はこの桜に来てくれと念じて待機していたので、苦労が報われました。
満開の桜とギフの絵は春そのもので、何回撮影しても気分がハイになります。
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